【元ネタ】 神話
【CLASS】
キャスター
【マスター】
【真名】 アスクレーピオス
【性別】 男
【身長・体重】175cm・58kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:C 耐久:E 敏捷:D 魔力:A 幸運:D 宝具:A
【クラス別
スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
彼の場合、医術を行う“施療院”の形成が可能。
彼の創りだす“施療院”は聖域としての働きも持ち、使い魔などのある程度の排除も可能。
また、内部では治療行為全般に大きく有利な補正がかかる。
道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
最高位の医療道具や薬、果ては蘇生の秘薬や不死の妙薬すらも作成可能。
【保有スキル】
魔眼;A+
”蛇遣い”としての側面より生まれたスキル。最高レベルの魔眼である蛇眼を所持する。
対象に1分間の幻惑を見せる。幻惑の内容はキャスター自身が任意で決定できる。
対魔力B以上の相手には幸運判定を行う必要がある。
神域医術:Ex
彼の医者として生きた側面がそのまま形となったスキル。
その名の通り、神の領域に達した医術。死者の蘇生すら可能にする。
ただし、生前の教訓から運命や摂理を捻じ曲げるまでの干渉は避ける傾向にある。
怪力:B
生前にメドゥーサの血を使い臨床実験を行った影響で得てしまったスキル。
一時的に筋力を1ランク上昇させ、握力を常人の4~5倍まで上昇させることが可能。
しかし、このスキルを発動するごとに彼の身体は鱗に覆われていく。
神性:A
太陽神アポローンの子として産まれ、死後神として崇められたキャスターは最高ランクの神性を有する。
【宝具】
『我が腕に宿れ、辰天の星蛇(オピオウコス・ジェノサイド)』
ランク:A+ 種別:対軍 レンジ:1~100 最大捕捉:300人
後に蛇遣い座として天に祀り上げられた彼そのものが宝具となったもの。
怪力によって強化した腕力に、かつての自身の使い魔たる天に在る巨大な蛇の力を乗算させ、
敵全体に強力な打撃ダメージを与える。
ただし、使用した際は猛烈なフィードバックが彼を襲う。そのため十数時間は医療行為を行うことが出来ず、
筋力、耐久、敏捷のステータスもワンランクダウンする。
『生きとし生ける者を救え、我が杖よ(アスクレペイオン)』
ランク:B 種別:対人 レンジ:1~10 最大捕捉:10人
蛇遣いであり、医者である彼が絶えず持ち歩いていた絡まった蛇の装飾があしらわれた杖。
これを掲げることで、周囲のサーヴァント、並びにマスターの傷を自己を含め急速に癒す。
彼の”医神”として生きた事の象徴たる宝具。
しかし、この宝具を使用している最中は全ての攻撃、防御行動がキャスターは取ることが出来なくなる。
ただ自身の味方を”癒す”だけであり、”防ぐ”わけではないのだ。
【Weapon】
『ステゴロ』
キャスターのハズが主武器が拳ってどうなのよ。
そういわれても仕方がないのだ。全てはメドゥーサが怪力を持っていたのが悪い。
【解説】
ギリシャ神話に登場する、名高き優れた医神。
アポローンとコローニスの子として生を受け、ケイローンの元に預けられた。
そして、師であるケイローンの元で師をも凌ぐほどの医術の才能を開花させる。
イアソン率いるアルゴー船のクルーを経て、医術の才能を伸ばし、
ついにはメドゥーサの血を用いて死者の蘇生すらも可能にした。
しかし死者を蘇らせるという事は世界の理に逆らうことであると神は結論を下し、
彼は最高神の雷霆によってその生涯を終える。
しかし彼の功績は消えず、死後は蛇遣い座として天に祀り上げられ、そしてその魂は医学の神として崇められた。
…というのが一般に伝えられているアスクレピオスの像だが、彼はそんな清廉潔白な人ではない。
若いころは馬小屋のガラスを割り盗んだケンタウロスで走り出すと言った典型的な不良であった。
医術の腕を上げたのも、毎日のように喧嘩に明け暮れ、そのたびにケイローン先生に叱られその相手の負傷を自分で治していた為。
アルゴー船に招かれた際にはそういった傾向も無くなっていたが、所々言葉遣いは荒く、当時の傾向が見え隠れする。
ファッションセンスも不良に似通っているのか、サーヴァントとして召喚された彼は
蛇眼封じとして、霊基を少しいじって作った丸いサングラスをかけている。
聖杯にかける願いは『全人類からの病・負傷の根絶』。
なんだかんだ言って医者として生きた自身の生き方は誇りに思っており、
そしてその延長戦たる世界を聖杯に願おうと思っている。
”アスクレピオス”、”邪眼”、”怪力”と聞くと何かデジャブを感じる人もいるかもしれないが
それは全くの偶然である。
最終更新:2016年10月07日 20:56