【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】
バーサーカー
【真名】アイアス
【性別】男性
【身長・体重】285cm・316kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力:A 耐久:A+ 敏捷:B 魔力:C 幸運:E 宝具:A+
【固有スキル】
勇猛:A
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。
心眼(偽):B
直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。
神性:E
神霊適性を持つかどうか。
ゼウスの血を引くが、バーサーカー本人が神を嫌っている為劣化している。
守護の盾:A
自分自身を盾とするスキル。
防御に徹する事で極めて強固な守りを築く。
【宝具】
『熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)』
ランク:A+ 種別:結界宝具
生前所持していた盾が宝具に昇華した物。青銅の盾になめした牛皮を七枚重ねてあり、大英雄であるヘクトルの攻撃を完全に防ぎ切る強固さを誇った。
宝具としては、投擲武器や、使い手から離れた武器に対して無敵という概念を持つ概念武装。光で出来た七枚の花弁が展開し、一枚一枚が古の城壁と同等の防御力を持つ。
『忌まわしき神へ捧ぐ散華(フォール・アイアス)』
ランク:A 種別:対人宝具
神へ絶望し自ら命を断った逸話の具現。アイアスの血の跡に咲いた一輪の花。
発動と共にバーサーカーの背に赤く輝く七枚の花弁が展開し、狂化のランク、及び全ステータスを上昇させる。
時間が経つ毎に花弁は散って行き、その度にバーサーカーはより強くなって行くが、全てが散った時には消滅する。
また、この宝具の使用中は『熾天覆う七つの円環』は封印される。
【Weapon】
『無銘・剣』
敵将ヘクトルとの一騎打ちの後譲り受けた剣。この剣にてバーサーカーは命を断った。
【解説】
ギリシャ神話において、主にトロイア戦争で活躍した英雄。大アイアスとも呼ばれる。ギリシャ軍の中でも、アキレウスに次ぐ強さを誇った。
戦場では決して神に頼らず己の力のみで戦う勇猛果敢な戦士。
アキレウスの死後、アキレウスの遺体を守り抜いたアイアスは、自分こそが亡き戦友の武具を受け継ぐと疑わなかった。しかし、アキレウスの武具を勝ち取ったのは知の英雄
オデュッセウスだった。
怒り狂ったアイアスは、オデュッセウスとギリシャの諸将を襲い皆殺しにしてしまう。我に返った時、周りに倒れるのはギリシャの将達では無くただの羊だった。そこで彼は、女神アテナがオデュッセウスを救う為に自分を狂わせた事を悟る。
神に頼る事の無かった彼は、神に愛される事も無かった。もはや戦う意味を失った彼は、自ら命を断つ。アイアスの血の流れた先には、アイリスの花が咲いたと言う。
バーサーカーとなり理性を失ったアイアスは、ギリシャ勢のサーヴァント、および神に連なる者に強い執着を示す。ただしオデュッセウスに対しては、狂化によって歪んではいるものの憎悪とは些か違った感情を向ける。正当な戦いにて、再びの決着を、と。
最終更新:2016年10月18日 13:35