今日は特にやることもなく、かがみはこなたと一緒にテレビを見ていた。
現在テレビに映っているのは音楽情報番組だ。
ただなんとなく見ていたが、その番組内の企画、『今週の音楽ランキング』で二人は目を疑った。
「え?『もってけ!セーラーふく』が第8位?…集計間違ったんじゃあないの?」
「まぁあるスレではCDを10枚以上買った人もいるみたいだからねぇ…私でも最高5枚だよ」
(……五十歩百歩じゃないのか?)
かがみはそんな事を思いつつも声にはあえて出さなかった。
その後は別に大した変化もなく9時を過ぎた。
かがみがテレビの電源を消すと、こなたが口を開いた。
「私としては………あんまり売れなかったほうが良かったんだけどな…」
「え?」
こなたの発言はかがみにとっては実に不可解だった。
「なんで?収録の際こなたったら『よーしオリコン1位とっちゃうぞー』ってはりきってたじゃない」
かがみは少し前の事を思い出しながら言った。
ほんとは『もってけ!セーラー服は世界一イイイイ(ry』だったかもしれなかったが。
「まぁ…そのときはそう思ってたけど…改めて考えると、やっぱ違うんだよ」
「ふーん、それはどうして?」
かがみは何気なくソファーに腰掛け、こなたに尋ねた。
「いや…だってあれさぁ…私としては……その、えと…」
こなたが言葉に詰まる。
かがみはこなたが言葉に詰まるなんて珍しいなと思いつつ、こなたを急かした。
「何よ、言いたい事があるなら早く言ったら?」
「だって…あれ…私としては…その…かがみに向けてのメッセージだったから……」
「え?」
こなたからの告白。
つまり、『アイツも火照る体って いわゆる普通の女のコ』とか、
『マイダーリン、ダーリン、プリンス』とかは、かがみの方を差していた事になるわけで……
「な、何言ってんのよっ!」
思わずかがみは叫んだ。
こなたはかがみの叫びに思わず身を縮込めた。
こなたは恐る恐るかがみの表情を見上げた。
こなたはかがみが怒ってると思った。が、現実は違った。
かがみはニッコリとこなたに微笑んでいた。
「かがみ…?怒って、ないの?」
「怒る?そんなわけないじゃないの、それがあんたの気持ちなら…私は受け止めるけどね」
「かがみっ……」
こなたはかがみに飛び付き、かがみを強く抱きしめた。
現在テレビに映っているのは音楽情報番組だ。
ただなんとなく見ていたが、その番組内の企画、『今週の音楽ランキング』で二人は目を疑った。
「え?『もってけ!セーラーふく』が第8位?…集計間違ったんじゃあないの?」
「まぁあるスレではCDを10枚以上買った人もいるみたいだからねぇ…私でも最高5枚だよ」
(……五十歩百歩じゃないのか?)
かがみはそんな事を思いつつも声にはあえて出さなかった。
その後は別に大した変化もなく9時を過ぎた。
かがみがテレビの電源を消すと、こなたが口を開いた。
「私としては………あんまり売れなかったほうが良かったんだけどな…」
「え?」
こなたの発言はかがみにとっては実に不可解だった。
「なんで?収録の際こなたったら『よーしオリコン1位とっちゃうぞー』ってはりきってたじゃない」
かがみは少し前の事を思い出しながら言った。
ほんとは『もってけ!セーラー服は世界一イイイイ(ry』だったかもしれなかったが。
「まぁ…そのときはそう思ってたけど…改めて考えると、やっぱ違うんだよ」
「ふーん、それはどうして?」
かがみは何気なくソファーに腰掛け、こなたに尋ねた。
「いや…だってあれさぁ…私としては……その、えと…」
こなたが言葉に詰まる。
かがみはこなたが言葉に詰まるなんて珍しいなと思いつつ、こなたを急かした。
「何よ、言いたい事があるなら早く言ったら?」
「だって…あれ…私としては…その…かがみに向けてのメッセージだったから……」
「え?」
こなたからの告白。
つまり、『アイツも火照る体って いわゆる普通の女のコ』とか、
『マイダーリン、ダーリン、プリンス』とかは、かがみの方を差していた事になるわけで……
「な、何言ってんのよっ!」
思わずかがみは叫んだ。
こなたはかがみの叫びに思わず身を縮込めた。
こなたは恐る恐るかがみの表情を見上げた。
こなたはかがみが怒ってると思った。が、現実は違った。
かがみはニッコリとこなたに微笑んでいた。
「かがみ…?怒って、ないの?」
「怒る?そんなわけないじゃないの、それがあんたの気持ちなら…私は受け止めるけどね」
「かがみっ……」
こなたはかがみに飛び付き、かがみを強く抱きしめた。
「ちょ…こなた…苦しいわよ……」
「もう離さな――い!」
「もう離さな――い!」