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こなた×ひより

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「どうしよう…」
少女はつぶやく。
「つい勢いで描いちゃった…」
その少女、ひよりは、先ほどまで彼女が何かを描いていた紙の束を見ていた。
彼女は同人サークルを持っており、同人誌を出したりするのだが、
このように趣味だけで漫画を描くこともある。
それは大概友人や先輩をモデルとしたものであり、同人として出せるものではない。
いまひよりが持っている原稿にも、所謂「アホ毛」と呼ばれるものが付いた少女が描かれていた。
「…捨てよう」
ひよりがそう思ったとき、

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴った 。
誰だろう。
ひよりは手に持っていた原稿を机の引き出しにしまうと、玄関の方へ走りドアを開けた。
「やっほー、ひよりん」
「あ、泉先輩…」
「遊びに来たよー」
やってきたのは、先輩であり、友人のいとこの泉こなただった。
「え、泉先輩って受験生じゃ…」
「え、ま、まー気にしない!」
気にしないといけないと思うが。
「まあいいや、上がってください」

「最近どんな同人描いてるの?」
「え、えっと実は…」
ひよりはすこし口ごもる。
「まさか、あの二人に影響されて百合描き始めたとか?」
こなたは冗談で言ったつもりだった。
「えっ!?あの二人のこと知ってたんですか?」
しかし図星だったようだ。
「おぉっ、まさか本当にそうだとはね。で?どんなの描いてるの?」
「まあ最近だとこんなのとか…」
ひよりは完成した原稿を見せる。
「おっ、このカップリングか…」
「原作でも百合色強いから描きやすいんですよ」
「でもどっちかというと攻めはこっちじゃない?」
「うーん…そこは迷ってたんですけど…結局この組み合わせに」

すこし深い次元での会話がしばらく続いた。

「ところでさー」
「なんですか?」
「あそこにつんである原稿は何?同人の原稿には見えないけど」
こなたは机の上に積んである紙を指して言う。
「ああ、あれは趣味で描いたやつです」
でも…見せたら泉先輩、怒るかな…
自分の友人やいとこを…なんて、怒るよね絶対…
「ほほーぅ」
「えっ!!」
「まさかこんなのまで描いてたとはね~」
どうやらひよりがあれこれ考えているうちにこなたは勝手にかがみ×つかさの原稿を読んでしまったらしい。
まずい。怒られる。そう思っていると…
「かがみは受けじゃない?やっぱり… あっ、でもつかさの攻めも想像しにくいなぁ…」
「へっ?」
予想外の反応にひよりは驚く。
「いやー、こんないいもの描いてたんならもっと早く見せてよー。」
「お…怒ったりしないんですか?」
「全然。むしろいいもの見せてもらったよー。」
よかった…ひよりはそっと胸をなでおろした。
「ん?」
こなたの視線は机の引き出しに向かう。
「ここにも原稿が?」
ひよりの顔から血の気が引く。
「いっいやっそれはっ…し、失敗作で…」
「ふーん…」
「見ーせて」
こなたはひよりの態度の変化に気付いているのかいないのか、その原稿を見ようとする。
「だっ駄目です、えっとそのあああ開けると大変なことに!!」
ひよりはすっかり取り乱している。
そんなことにはかまわず、こなたは引き出しを開け、中の原稿を読み始めた。
「ああっ…」
あまりのことにひよりは思考が停止していた。
「…」
こなたは黙って原稿を読む。
実はこの原稿、ひより×こなたの百合モノなのだった。
さっきので怒らなかった泉先輩でも、それが自分でしかも相手が私じゃあ怒らないはずがない。
だから、ひよりは必死だったのだ。
「…確かに失敗だねこれは。」
「…」
ひよりは黙っていた。もう覚悟もできていた。
「だってこれ、私が受けじゃない。」
「えっ?」
再び予想外の反応。
「私はさぁ…もっとこう」
ひよりをベッドに押し倒す。
突然のことだった上、力はこなたの方が強いため、抵抗できない。
そして、こなたはひよりに口付けをする。
「もっとこう…攻めるほうだと思うんだよね」

「あ、あれ?え?え?」
ひよりは自分のおかれた状況が飲み込めず混乱する。
えっと、今、泉先輩に押し倒されたんだよね。
そのわけは…私があんなの見せたから…
とにかく、私…はじめてすることになるんだね…
それも、いきなり女性と。
それも、あの泉先輩と。
そんな…同人誌じゃあるまいし……
そんなことを考えていると、
「ほらほらひよりーん、押し倒されたんだからそれなりの反応してよ~」
「え…きゃっ!」
そこで始めてひよりは、上半身を裸にされていることに気付く。
またしても色々考えているうちにやられたようである。
「またぼんやりしてたんだね?そんなひよりんが私を攻めようなんて百年早いよ」
そう言いながら、ひよりの胸を責める。
「ひゃっ…んんっ…」
手で。指で。舌で。
意地悪く責めまくる。
「んんっ…くぅっ…」
胸をひたすら嬲られている…というか、女女女られているひよりは、
声が漏れるのを必死でこらえている。
「んふふ…」
そのうち、こなたは責め方を舌中心に変えた。
そして、空いた手を…
「んうぅ!?や、やあぁ…」
いきなり下の口を責められたひより。
だんだん堪えきれず、声が出てしまう。
「ひゃん!あ、あぁぁ…」
時々一人でしているのより、はるかに気持ちいい。
こなたが巧いのか、それとも人にしてもらっているためか。
と、ここでこなたが手を止める。
「え…?」
「ひよりん、ずるいよ。まさか一人だけ気持ちよくなろうとなんて思ってないよね?」
こなたは、服を脱ぎ始めた。
「ほら…私、もうこんなになっているんだよ?」
こなたはひよりの手をとり、自分の秘所に押し当てる。
「…あ……」
すごい。人の責めてるだけでも、こんなになっちゃうんだ。
ひよりは自然と手を動かしていた。
「んっ…そうそう。もっと奥まで…」
こなたも再びひよりの秘所を弄りだす。
「あぁん…んんっ…」
二人は、お互いの秘所を弄りながら、どちらからともなくキスをしていた。
「んっ…」
今度はさっきよりも深く、恋人同士がするように。
それとともに、二人の愛撫も激しくなっていく。
「んんっ…い、いきそう…」
「あれ~?もう?はやいねひよりん?」
ニヤニヤしながらこなたはよりいっそう激しく責める。
「だっ…だって…」
もうそれ以上は、言葉を発することができなかった。
「んあぁっ!」
「んんっ…わ、私もそろそろ…」
『んあぁぁぁ!!』
二人は同時に絶頂を迎えた。

「ふぅ、やっと描き終わった…」

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴る。ひよりはすぐに駆けていってドアを開けた。
「やっほー、ひよりーん」
「いらっしゃい、泉先輩」
「おじゃまするねー。」
二人はひよりの部屋へ行った。
「先輩、これ見てくださいよ!」
ひよりは先ほどまで何かを描いていた紙をこなたに見せる。
「おっ、できたんだね?」
「はいっ、今度はちゃんと先輩が攻めですよ?」
「うんうん、やっぱりこうじゃないとね~♪」
こなたは原稿を読んでいく。
そして、全て読み終わったあと、ひよりを押し倒してベッドに倒れこむのであった。

END


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  • 数少ないネタGJです! -- 名無しさん (2010-01-28 21:52:45)
  • こなひよでこなた攻めは逆に新鮮 -- 名無しさん (2009-02-11 17:14:15)
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