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花(2)

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だれでも歓迎! 編集
 こなたの家に着いたのは六時くらい。
 夕日が空の向こうから覗かせる顔も残り五分の一くらいになり
 まるで空一面が血で染まっているようにさえ見える……そう感じるくらい、真っ赤だった。
「……おじゃまします」
「……? まああがりたまへ~」
 こなたの部屋へ向かう途中、ふと気になったことがある。
 泉家に人の気配がしない……
「――こなた、おじさんは?」
「ん? お父さんは今日ちょっと遠出してて、遅くなるって言ってたかな」
「え……」
 じゃあいまこの家には私とこなたの二人だけ――――?
 部屋の扉を開け中に入る。
 こなたはそのまま本棚の方へ向かい、今日私に返すはずの本を探している。
 その後姿に、私の心臓ははちきれんばかりに脈打っている。
 体を伝い耳に届く鼓動だけで鼓膜が破けてしまいそうだ。
「あ、これだこれだ」
 こなたは目的の本を見つけたようだ。
「かがみぃ、これだよね?返すやつ」
 首を傾けこちらを向くこなた。
「!!」
 こなたの動きに合わせて靡く髪の毛の一本一本が、沈み始めた夕日の光に照らされ紫色に輝く。
 こちらを向いてかわいく…やさしく微笑むこなたの顔は、私の理性を一瞬で粉砕してしまうほどに
 ―――美しかった
 ――あ

 私の中で何かが壊れる音がした。

 ガバッ
「ふお!?」
 気がついたらこなたに飛び掛っていた。
 二人で床に倒れるその振動で、本棚から数冊の本が落ちた。
「あいった~……かがみいきなりな……に……」
 今の私はこなたにどう写っているのだろうか
 それこそ食事を目の前にした、飢えた猛獣のように見えたかもしれない
「かがみ?」
 こなたの心配そうな声が聞こえた。
 ふと我に返った。
「大丈夫?かがみ…」
 やさしく微笑むこなた。
 こなたを無理やり犯そうとしていた自分が醜かった。
 最低だと思った。
 自分の瞳から涙が流れ、下で横たわるこなたの頬を濡らす。
「……」
 こなたは、無言で私の涙を指で拭ってくれた。
 私の頬に手を添え、ゆっくりとさすってくれる。
 なんでこいつは……こんな私に優しくしてくれるんだろう。
「かがみ――泣いてるだけじゃ―――何も分からないよ?」
 恐怖でちじこまっていた私の気持ちを少しずつほぐしてくれる。
 やさしく……やさしく……まるで、花が咲こうとするのを手伝うように……
 やがてそこには「あと一歩」を踏み出すだけの勇気が生まれた。
「好きぃ」
「うん」
「友達としてじゃない……こなたが好きなの……」
「うん」
 涙がポロポロとこぼれる、涙声で……こなたにちゃんと聞こえていたのかも分からないのに
 何度も……何度も、繰り返した。
「私と……ずっと一緒にいてほしい……」
「……うん」
「こなたが、大好きなの!!」
 窓は閉まっていたはずなのに、風が吹いた気がした。
 気がつくと私はこなたの小さな体に抱かれていた。
「かがみ……」
「う……あぁ……こな……」
「私も好きだよ」
「……え」
 こなたの答え、私だけに聞こえるように呟いた。
「かがみは……強いね。私なんか怖くて、告白なんて出来なかったのに」
「ひっく……うぐっ」
「でも、今なら言えるよ……私も、かがみのことが大好き
「あぁぁ……」
「この世界の……誰よりも」
「こなたぁあ!!」
 声も抑えずに泣いた。
「よしよし……好きなだけ泣いていいよ、受け止めてあげるから……」
「うぁああぁあぁぁああぁあああぁあああ!!」
 近所迷惑になってしまうのではないかというほどの大声で泣いた。
 全部終わったことに安心して。
 こなたが……受け入れてくれたことがうれしくて。


「ちゅく、ちゅぱ、ぴちゅ」
「んちゅ、ちゅぱぁ、くちゅ」
 泣き止んだ後、結局私は我慢できずにこなたを襲ってしまった。

 大人のキス。
 部屋中に反射して耳に届く水音に今まで以上に体が火照る。
 唇を離すと、私たちを繋いでいた糸が切れた。
「はぁ、はぁ」
「んっ……はぁ」
 衣服が乱れ、夕日に染められるこなたの肌。
 荒れる息使い、潤む瞳、撓垂れる指先、震える唇。
 全く知らないこなたに鼓動が早くなる。
 それと同時に、自分しか知らないこなたの姿に優越感が生まれる。
 こなたへの愛が止められそうにない、もとい止める気はない。
「こなた……」
 服を脱がせていく。
 普段から外に出ないこなた。
 その肌は真っ白で絹のようだ。
「こなたの肌……きれいだね」
「……そお?」
 そういって、舌を這わせる。
 まずは首から
「んっ」
 ぴくんと反応する。
 それだけの反応もいとおしく感じてしまう。
 ぴちゃ、ぴちゃ、くちっ
 少しづつ舐める部分を下へ移していく。
 慎ましやかな膨らみに到達した。
「……小さくて悪かったね」
「まだ何も言ってないじゃない」
 円を描くように舐める。
「んぁ……」
「私は好きだな……こなたの胸……」
「じゃあいいや、大きくならなくても……」
「そ?」
 微笑み合う。
 あ~なんだか幸せだなぁ……


 その控えめな胸の中心で自己主張するピンク色の突起を口に含む。
「ふぁ!!……ん……それ、気持ちい……」
 そんなこなたの声を聞き、少し強めにそこを攻めた。
「は、あ……んぅ、ふは……」
 だんだん息が上がっていく。
 こちらも、いままで見てきた他人のHが補助薬となって、完全に箍が外れていた。
 左手でこなたの胸を攻めつつ、顔は少しづつ下半身に移る。
「ふひゃ!? お、おへそくすぐったい…ふぁ」
 おへそを軽く舌でつついて、目的の場所に到達した。
「……」
 急に静かになり顔を背けるこなた、相当恥ずかしいのだろう。
 しかしそんなことは気にせずにこなたの秘所をじっくりと観察する。
 きれいなピンク色……愛液がとめどなくあふれ出ている。
「かがみ」
「ん?」
 顔をあげてこなたを見る。
「やさしくしてね…」
「!!」
 ネタで言ったのだろうが
 今の私には効果絶大、『急所に当たったぁああ!!効果は抜群だぁああ!!』で4倍のダメージだ。
「ごめん、無理かも」
「ふぇ? ……ひぁあぁああぁぁぁあああぁぁああ!!」
 いきなり舌を挿し入れる。
「舌ぁああ……かがみの舌があぁあ!!」
 相当感じていてくれているみたいだ。
 うれしさのあまり激しくしてしまう。
「ふぎぃ!? かがみ!! かがみ!! かがみぃい!! だめぇ!!」
「ふぉえ?」
 突然の拒絶の声。
「かがみが……まだ気持ちよくなってないよぉ……」
 ……この子は……優しすぎるんだから、まったく。
 こなたと逆向きにまたがり自分の大事な部分をこなたの顔の前に
 ……69……だったっけ? よく覚えてないけど。
「……かがみ、まだ弄ってもいないのに濡れすぎ」
「な!! しょ、しょうがないでしょ!! その……学校のときから……あの……」
「むふふぅ~♪」
 いつもの小憎らしい顔で笑うこなた。
 こいつ……
 いきなり指を突っ込み、こなたの秘所をかき回し始めた。
「ふおぁああぁああ!? かがみいきなり、んにゃぁ!!」
「あんたがはずかしいこと言うからでしょう」
「ぅえぁぁああ……ま、負けるかぁ……」
「え? ひゃっ!!」
 こなたも負けじと攻めを開始した。
「んくっ!!はっあぁ!!」
 こなたの指が私の大事な部分を愛する。
 私もそれに答えてこなたを攻める。
 ぐちゅ、ぷちゅ、くちゃ、つぷ

 やがて、わたしもこなたも限界が近づいてきた。
「かがみぃ……は!! 私……イきそう……かも」
「私も……イく……ん!!」
 ラストスパートで二人して精一杯の愛情でお互いを攻める。
「こな……たぁ!! 最後は……一緒にぃ!!」
「うん……一緒に!! かがみ」
「「ふぁあぁあああぁぁあぁああああ!!」」
 私達は同時に、絶頂へと達した。


「ねぇ……かがみ」
 二人で天井を見上げ余韻に浸っていると、こなたが口を開く。
「何?」
「かがみはさ……」
「……?」
「やっぱりなんでもない」
「なによ……いいなさいよ、私たち恋人同士でしょ?」
 こなたは最初躊躇していたが、意を決してこう言った。
「本当に私でよかったの?」
「―――――は?」
「だって、私女だし……だめ人間だし……」
「あんた馬鹿でしょ」
「ぬわにぃ!?」
「私はこなたでいいんじゃないのよ、こなたがいいのよ」
「……」
「あんたじゃなきゃ……いやなのよ」
「……ありがとう」
「なんで感謝されなきゃなんないのよ」
「ごめん」
「な~んで謝るのよ」
「……なんとなく」
「もう―――」
 互いの温もりを感じながら……眠りについた。


「お~っすこなた」
「おーおはようお二人さん」
「おはようこなちゃん」
 いつも通りの日常。
 3人で登校して、4人でお昼を食べて、4人で帰って
 あの日からなんにも変わっていない日常。
 少し変わったといえば……こなたと私の距離が縮まったことくらい。
 でも、縮まった距離なんて本当に少しで
 この距離を縮めるのに、すごく時間がかかった。
 今と昔で、ほんとに大差ない距離なのに
 未来のこいつとの関係はぜんぜん違うものになっていくんだろう。
 この道を選んで後悔はしていない
 私はこれからも、どうしようもないこの子といっしょに歩いていくんだと思う
 そりゃあ喧嘩とかもするかもしれないけど
「かがみ」
「ん?」
「大好きだよ」
「……私も、大好きだよ」
 向日葵のような笑顔で笑うこなたを見て
 この笑顔を、守っていきたいと思った……ずっと……ずっと

【 fin 】




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  • GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-09-24 14:20:04)
  • 8分って早いか? -- 名無しさん (2020-12-25 03:14:18)
  • お前ら学校でナニしてんだww -- FOAF (2014-02-08 03:48:36)
  • やはり、かがみ×こなたが、最強クラス
    だとおもいます。素晴らしい作品を有り
    難うございました


    -- チャムチロ (2012-07-22 03:09:48)
  • やべえwメインキャラ全員百合とな?w妖しい笑いが止まりませんナ!
    -- アオキ (2012-01-27 14:01:35)
  • ふひひwwwwふひひひwwwwwww
    って感じで読んだ。百合豚ここに極めり。 -- 名無しさん (2010-07-27 20:00:53)
  • PC越しに違う世界が見えた -- 名無しさん (2010-07-18 15:12:43)
  • 甘すぎてとろんとろんになっちまったよ!GJ!! -- 名無しさん (2010-01-31 22:32:40)
  • 7-896氏は神だ!!
    絵もうまいし内容もいいし
    もうGJとしか言いようがありません -- 名無しさん (2009-07-11 00:31:01)
  • 百合の花がみえた -- 名無しさん (2009-02-08 23:45:30)
  • oh!it's beautiful!!
    -- 名無しさん (2008-10-19 11:44:15)
  • ……なんも言えねぇ!
    ……ッス ガク -- 無垢無垢 (2008-10-06 23:22:52)
  • 絵もかなりうまいからねこの人
    芸術の申し子だよまじ -- 名無しさん (2008-10-06 15:51:51)
  • ? 笑えるSSだけでなく、こんなエロシリアスも書ける才能がすごい…w -- 名無しさん (2008-10-06 01:30:59)
  • 7-896殿はバケモノか…

    こな☆フェチや壊れ物シリーズに代表される完成されたギャグを書くだけでは飽き足らず、花のようなエロとシリアスとラブラブが素晴らしくかみ合う作品まで作り上げられるとは…

    7-896殿へはGJなどの言葉だけでは賛辞を言い尽くせません…orz -- にゃあ (2008-09-16 05:23:34)
  • この世界のモブキャラになりたいですWWWW -- 名無しさん (2008-08-15 07:13:19)
  • こんな学校に俺は行きたいwwww
    百合学園www -- taihoo (2008-08-07 11:24:18)
  • イイ話……ってみなさん何で同じ日に!?!?!?!? -- 名無しさん (2008-05-11 13:16:53)
  • こなたの優しさに泣いた -- 名無しさん (2008-02-22 11:46:31)
  • こうひよに釣られてきたが・・・イイハナシダナー -- 名無しさん (2008-01-30 03:20:34)
  • えがった(・∀・) -- 名無しさん (2007-09-30 00:52:21)
  • イイハナシダナー -- 名無しさん (2007-08-18 20:09:35)

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