「……こなたー」
休みの午後。私とこなた、2人っきりの時間。
「なに?」
「……キス、してもいい?」
「なに?」
「……キス、してもいい?」
最近の私は異常だ。
ここはこなたの部屋で、私たちのほかには誰もいない。だけど、こんなにおかしかったろうか、以前の私は。
私の肩に持たれかかっているこなたが頬を染める。
ここはこなたの部屋で、私たちのほかには誰もいない。だけど、こんなにおかしかったろうか、以前の私は。
私の肩に持たれかかっているこなたが頬を染める。
「もー、そんなにわたしのことが好きかー、かがみんはー。もう今日だけで3回目だよ? 」
そう。明らかに私はおかしい。こなたが可愛くてしょうがない。こなたが愛しくてしょうがない。
こなたが――――欲しくて、しょうがない。
こなたが――――欲しくて、しょうがない。
「私は、こなたのこと、大好きよ」
ゆっくりと噛み締めるように言う。こうやって、照れたり流したりしないで真剣に答えてやると同じくちゃんと答えてくれるのだ。
…それに、甘えているのがわかっていてもやめられない。
…それに、甘えているのがわかっていてもやめられない。
「―――っ……! かがみん…いつからそんな常時デレデレに……」
ぶつぶつ呟きながら、こっちを向いて目を閉じるこなた。
ああ、本当に―――――可愛い。
ああ、本当に―――――可愛い。
青くて綺麗な髪、閉じている目の端にある、お義父さん譲りの泣きぼくろ、いつもは猫みたいに形を変える唇。
―――全てが、欲しくて欲しくてたまらない。
でも。
求めすぎるのは、よくないことだ。
こなたの為にも、私の為にも。
求めすぎるのは、よくないことだ。
こなたの為にも、私の為にも。
爆発しそうな気持ちを理性でどうにか抑え、ゆっくりと顔を近づける。
こなたがこんなに近くにいる。
何故か、熱い気持ちはあっという間に安心感と安らぎに変わり、そのまま唇を優しく触れ合わせた。
こなたがこんなに近くにいる。
何故か、熱い気持ちはあっという間に安心感と安らぎに変わり、そのまま唇を優しく触れ合わせた。
甘い、甘いこなたの唇。
やっぱり、私はこなたに依存してしまっているようだ。
やっぱり、私はこなたに依存してしまっているようだ。
ゆっくりと唇を離していく。
重ねるだけの、軽いキス。激しく愛を確かめ合ったわけでもないけど、今はこんなに心が満たされている。
少しだけ目を開いて、上目遣いでこちらを見つめるこなたも、幸せそうで。
重ねるだけの、軽いキス。激しく愛を確かめ合ったわけでもないけど、今はこんなに心が満たされている。
少しだけ目を開いて、上目遣いでこちらを見つめるこなたも、幸せそうで。
もう、それだけで、私はこんなに嬉しくなってしまっているんだ。
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- こな「ん~☆ やっぱりこのエンディングが一番だねぇ~」
かが「だからって何度もリプレイすんなっての!」カァ~/// -- 名無しさん (2011-04-14 06:03:37) - ついに泉家の一員になったか!! -- 名無しさん (2010-08-08 14:05:02)
- 結婚後の話なのか?? -- 名無しさん (2010-07-18 12:18:54)
- >お義父さん
>お義父さん
>お義父さん
すばらしいwwww -- 名無しさん (2008-12-28 15:01:45) - 甘いな〜いいなぁ〜 -- にゃあ (2008-10-22 03:50:41)
- お義父さんですと!!?なんという甘々www -- 名無しさん (2008-06-02 21:23:27)
- かがみのデレもなかなかいいな! -- 名無しさん (2008-06-02 21:09:07)