kairakunoza @ ウィキ

勉強よりも

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「こなたー、いるー?」

「あれ、かがみん?
どしたの? もうすぐ授業始まっちゃうよ?」

「あのさ……、昨日の宿題ってやった?」

「あー、あれ?
なんとか自力で全部やったよ。
……誰かさんが見せてくれなかったおかげでねー」

「いや、自分でやるのが普通だろ……。

まあ、いいわ。
私も今日は人の事言えないし……。」

「え?」

「こなた……。
お願い! あんたの宿題写させて!」

「…………はい?

えっと……誰が、誰の宿題を写すのデスカ?」

「だから、私が、あんたの」

「え、ええええぇぇぇぇぇぇぇ!?」

「しーっ! 声が大きい!」

「だ、だって、むぐっ!」

「普段見せてあげてるんだから、今日ぐらいはいいじゃない!
第一減るもんじゃないんだし」

「べ、別に良いけどっ!
でもなんで、急に!?
それに、なんでみゆきさんのじゃなくて私のなのさ!?」

「う。
だ、だって……やり忘れちゃったものは仕方ないじゃない。
次の時間に回収するって言うし……、だからちょっと急ぎでさ……。

あとみゆきは……、前にあんた自分で言ってたじゃない。
それと同じで借りづらいというか……、分かるでしょ?」

「あー、なるへそ」


「でも、珍しいね。
かがみんが宿題やり忘れてくるなんてさ」

「う、うるさいなぁ……。
元はと言えばあんたが……」

「? 私がどうかした?」

「あ! ううん、何でもない!」

「もしかして……」

「な、なによ……」

かがみんはレベルが上がった!
ツンデレが5上がった!

「……って感じ?」

「どんな感じだっ!
と、とにかく借りてくわよ!」

「かがみん、ちょっちタンマ」

「ぐっ!
ひ、人の髪の毛を引っ張るなっ!」

「誰もタダで貸すとは言ってないよ」

「なんでよ!
あんただって普段散々タダで私の宿題を借りてるじゃない!」

「え?
だってかがみのものは私の物で、私の物は私の物じゃん」

「ちょ! ジャ○アニズムかよ!?」



「というわけで、かがみにはこちらの出す条件をのんでもらいまーす。
ぱちぱちぱちぱちー」

「納得いかーん!」

「まあまあ、条件って言ってもそう大したことじゃないし。
それにかがみにとっても悪い話じゃないはずだよ」

「~~っ! で、何!?」

「なんだかんだ言って話を聞いてくれるツンデレなかがみん萌え~」

「茶化すな!
そんなこと言うなら聞いてあげないわよ!」

「じょ、冗談です、かがみ様~。
あとここだと言いづらいので廊下でオネガイシマス」

「な、何よ?」

「まあ、いいからいいから」


「で。
廊下に出たわけだけど、一体何なの?」

「ん……。
あのさ……。

……キス、しよ?」



「――――ッ!
こなた、それって、どういう……」

「そのままの意味だよ。
キス、ちゅー、接吻、ベーゼ……って、これだけ言えば分かるよね?」

「わかる……、けどいきなりというか急というかTPOをわきまえろというか……」

「ごめん、もう我慢できないし」

「ちょ、ちょっ、待っ……!
こな……んっ!

んっ……んふぅっ!」


「れろ……ちゅぱっ、ふっ……」

「ふあっ……あむ、ん、ん、あふっ……」

「ちゅ、んむっ……くちゅ……」

『……ぷはあっ!』

「けほっ、げほっ、こほっ!
こな……!」


「はい、これにて終了~」

「……ぁ、え?」

「ノートは明日返してくれればいいよ。
私のところはもう提出し終わったし。」

「……はぁっ……くぅっ!」


「じゃ、私は自分のクラスへ……って、かがみ?」

「……ずるい。」

「へ?」

「なんで私が宿題忘れたと思ってるのよ。
あんたと……その、え、えっちなことした時を思い出しちゃって、そしたら集中出来なくなって、宿題が手に付かなくなったって言うのに……。
それなのにこんなことされたら私……体が疼いて、もうクラスに戻れないじゃないのよぉ……」

「……じゃあどこに行こっか?」

「……え?」

「校舎裏?
女子トイレ?
それとも体育館の器具庫とか?
どういうシチュがかがみんは好きカナー?」

「あんた、まさか私がこうなることを見越してわざとっ!?」

「さて? 何のことやら。
それはさておき。
こういう時はお姫様抱っこで連れて行った方がいい?」

「それは勘弁して……。
そ、それにいまからの授業はどうするつもりよ!
私、結局宿題写してないし……」

「そこはそれ。
かがみんが体調不良になったのを私が颯爽と保健室に連れて行ったという設定で。
……おお、それなら保健室でベッドを共にするというシチュもありですな!」

「おいおい……」

「それとも、かがみんはイヤ?」

「……イヤじゃ、ないけど」

「ん。
じゃ、手つないで行こ?」

「う、うん」


「ねえ、こなた」

「んー?」

「私も今度宿題見せてあげる時に条件付けていい?」

「う……。
そ、それはどんな無理難題デスカ?」

「そう怖がらないの。

ん……」

「!?」

「今度はいまみたいに、私からもキスしていいかって聞いてるの。
ねぇ、ダメかな?」

「う、うぅん!
全然イイ、全くイイ、モーマンタイ!」

「あれー?
こなたってば紅くなって、可愛いのねー」

「むー、かがみんのクセになまいきー」

「うん。
……好きな人が自分のことで照れてくれるのって嬉しいね、こなた?」

「うん、そだね」


「着いたわね、保健室」

「いまから最後までやりたいと思ってるけどさ……かがみんはやっぱりまだ怖い?」

「ううん、もう大丈夫よ。
それにね……凄くドキドキしてる」

「……ねぇ、かがみ。
ん?」

「かがみは私のもので、私はかがみのものだから。
それだけは覚えといて」

「……何それ? ジ○イアニズムならぬコナタニズム?」

「さあね? 案外カガミズムじゃない?」

「…………ばか」

「先に入ってるよ?
入り口の鍵を閉めてきてね」

「うん。

……こなた」

「何?」

大好き

「私もだよ、かがみん」

「優しくするのよ?」

「愛があるから、だいじょぶだよ」

「うんっ!」













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  • この作品は、かがみ×こなた好き
    には最高傑作!作者様、素晴ら
    しい作品を有り難うございました。
    -- チャムチロ (2012-07-31 20:46:12)
  • この続きが見たい!! -- 名無しさん (2011-04-30 02:58:43)
  • えっちを思い出して宿題出来ないとはケシカラン!!
    授業サボって逢瀬とは…嘆かわしいぞ! 
    全くもってふしだらな娘達だスバラシすぎる!! -- 名無しさん (2011-04-28 23:30:39)
  • 甘々過ぎて、悶えるwwイチャイチャwwwww -- 名無しさん (2010-02-20 14:17:38)
  • いいねえ、いいねえ、二人の掛け合いがいちいち面白くて。 -- 名無しさん (2008-10-24 00:08:09)
  • 最初の『かがみが宿題を忘れてくる』といった珍しいシチュエーションと、
    その後の甘甘とした展開。とても楽しめました。 -- 名無しさん (2008-10-23 00:44:30)
  • あまあま大好きですがなにか?
    GJ!! -- にゃあ (2008-10-22 03:39:04)
  • これは、、、!GJと言わざるをえないwwwwwww -- 名無しさん (2007-09-27 02:13:58)
  • 尼尼しいが大好きだ -- 名無しさん (2007-09-24 00:39:27)
  • 甘甘なのも悪くない -- 名無しさん (2007-09-16 18:50:18)

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