瑞鶴

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瑞鶴 - (2013/08/07 (水) 05:49:18) の編集履歴(バックアップ)


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野水伊織


史実情報


 瑞鶴は翔鶴型の2番艦として、1938年5月25日川崎重工神戸造船所にて起工。1941年9月25日に竣工した。
 瑞鶴は対米戦に間に合わせるため、工期が短縮されるなどしており、どうにか真珠湾攻撃に間に合う形での竣工となった。
 尚、艦名はめでたいを意味する「瑞」に、長寿で目出度い鳥である「鶴」を合わせたものである。

 竣工後、瑞鶴は姉・翔鶴と共に第五航空戦隊を編成。急速な練度向上を図り、猛訓練に明け暮れる。
 真珠湾攻撃では、58機の艦載機を出撃させ、見事未帰還機ゼロを達成する。
 以後、南雲部隊として各地を転戦するのは、翔鶴と同様である。

 1942年5月、五航戦はMO機動部隊に編入され、珊瑚海海戦に参加。
 同海戦で翔鶴が中破するものの、瑞鶴はスコールの下に居たため無事だった。しかし、多数の艦載機と搭乗員を失ってしまう。
 このためミッドウェー海戦に参加できなかったものの、同海戦で南雲部隊は壊滅。瑞鶴は姉と共に新生第一航空戦隊を編成し、再編された機動部隊の中核となる。
 8月からはガダルカナルの戦いに参加。南太平洋海戦では、姉や隼鷹と協力し、米空母ホーネットを撃沈、エンタープライズを退けた。
 同海戦でも、姉は敵の攻撃を集中され中破、瑞鶴は無傷だった。この頃から、瑞鶴は幸運艦と呼ばれ始める。
 しかし、以後の戦いで艦載機を陸上部隊に取られるなどしたため、この戦いで損耗した兵力を回復することが出来なかった。

 1944年3月には、第一機動艦隊を編成。6月19日、マリアナで米機動部隊との決戦に挑む。 
 第一機動艦隊司令・小沢治三郎中将は、日本軍機の特徴である航続距離の長さを生かし、米艦載機の作戦圏外から攻撃を仕掛けるアウトレンジ戦法を実施。
 しかし練度が足りない上に長距離の飛行で疲労した搭乗員たちは、米軍機と新兵器のVT信管によって次々と撃墜され、米側に「マリアナの七面鳥撃ち」と揶揄されるほどの大損害を被った。
 さらに、この戦いで新鋭空母大鳳と、姉・翔鶴が米潜水艦の餌食となり沈没。姉の沈没で加護を失ったのか、瑞鶴も遂に飛行甲板に爆弾1発を受けて損傷する。さらに、退避中の空襲で空母飛鷹が沈没してしまう。
 3隻の空母と、多数の艦載機を失った日本機動部隊は、ここに作戦行動能力を完全に喪失してしまった。
 真珠湾攻撃に参加した6空母も、瑞鶴一人になった。

 7月、呉に戻った瑞鶴は損傷修理とマリアナ沖海戦の戦訓を受けての工事を実施。姉の死を無駄にしまいと、ガソリンタンクの防御や艦内の不燃化対策が徹底された。
 加えて対空兵装の強化を実施。新兵器の対空噴進砲(対空ロケットランチャー)8機、25mm単装機銃、電探を追加している。
 この時、舷側と甲板に迷彩塗装を施しており、良く知られる緑色の艦影となった。
 出渠後、瑞鶴は改装空母・瑞鳳千歳千代田と共に第三航空戦隊に編入された。
 10月20日、レイテ沖での作戦に参加するため、日本を出航。
 艦載機を失った機動部隊に与えられた最後の任務は、レイテに突入する戦艦部隊を敵機から守るため、米空母機動部隊の攻撃を一手に引き受ける「囮」になることであった。
 小沢中将指揮のもと、瑞鶴はフィリピン北東に進出する。
 25日朝、米軍の偵察を発見した艦隊は、直掩の零戦を残して練度不足の艦載機部隊を陸上に退避させ、米軍を引きつけるべく北上を開始する。
 8時20分、米第一攻撃隊180機が来襲。瑞鶴は被雷して機関と通信装置を損傷、速力が低下する。10時には第二次攻撃を受けるが、瑞鶴に被害はなかった。
 第三次攻撃は13時ごろから始まり、瑞鶴は集中攻撃を受ける。低下した速力では満足な回避運動をとれず、左舷に4本、右舷に2本の魚雷を受けてしまう。爆弾も5発以上が命中、揮発油タンクに引火して大火災となった。
 艦長の貝塚武男少将はこれまでと判断し、13時30分に総員飛行甲板を命じ、55分に軍艦旗降下となった。この時の光景は写真が残されている。
 総員退艦が発令された後、瑞鶴は左に傾斜。14時14分、艦尾から沈んでいった。
 瑞鶴の沈没により、日本海軍は活動可能な大中の正規空母を全て失い、栄光の日本機動部隊は壊滅した。

 真珠湾からの初戦では劣等生と馬鹿にされながらも、瑞鶴は姉と共に、日本機動部隊を支えるべく懸命に奮闘したのであった。
 なお、瑞鶴は最終状態の映像が残されており、特徴的な迷彩塗装を見ることができる。

 また瑞鶴については、NHKが番組をWebで公開している。
 史実の瑞鶴について理解を深めたい提督は、一見の価値はあるだろう。

 フィリピン・エンガノ岬沖 ~囮(おとり)とされた空母 瑞鶴~
 http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/bangumi/movie.cgi?das_id=D0001210037_00000


台詞一覧


状況 台詞 関連する史実や元ネタ、解説など
自己紹介 翔鶴型航空母艦2番艦、妹の瑞鶴です。幸運の空母ですって?そうじゃないの、一生懸命やってるだけ…よ。艦載機がある限り、負けないわ! 瑞鶴は被弾が極端になかった幸運艦として有名。最後の戦いでは艦載機欠乏により囮役を余儀なくされた
秘書クリック会話① 提督さん、何?作戦?
秘書クリック会話② 翔鶴姉なに…?って、提督さんじゃん!何やってんの!?爆撃されたいの!?
秘書クリック会話③ 全機爆装、準備出来次第発艦!目標、母港執務室の提督!やっちゃって!
秘書放置時 提督ー!なんか瑞鶴、ちょっと退屈なんだけど…不貞腐れるぞ!
戦績表示時 提督さん、どう?どんな感じどんな感じ?
編成選択時 五航戦、瑞鶴出撃よ!
装備時① うんっ、いいみたい!ありがとね
装備時② やだ…これもいいわね…さーんきゅっ!
装備時③ いい感じじゃない!
(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)
ドック入り 少しお風呂に入ってくるね
ドック入り(重傷) まぁ…私だってたまには怪我ぐらいするし
建造時 提督さん、新しい船できたみたい
艦隊帰投時 艦隊が無事帰投しました。はぁ…よかったぁ!
出撃時 空母瑞鶴、抜錨します
戦闘開始時 第一次攻撃隊、発艦始め!
航空戦開始時 第二次攻撃隊、稼動機、全機発艦!
攻撃時 アウトレンジで…決めたいわね!or七面鳥ですって…?冗談じゃないわ! アウトレンジはマリアナ沖海戦時の戦法、七面鳥は米軍側が日本機を撃墜し放題だったことの揶揄
夜戦開始時
MVP時 やったぁ!これが五航戦の本当の力よ!瑞鶴には幸運の女神がついていてくれるんだから!
被弾小破① っ…!かすり傷なんだから!
被弾小破② や、やるじゃないの…!
被弾カットイン もうっ!私がここまで被弾するなんて!誘爆を防いで!飛行甲板は大丈夫?
撃沈時(反転)

時間 台詞 関連する史実や元ネタ、解説など
00:00 提督さん、日付が変わっちゃったよ?
01:00 時刻はマルヒトマルマル。ねむーい…
02:00 マルフタマルマルよ。眠くないの?
03:00 提督さんー、マルサンマルマルになったよ…
04:00 マルヨンマルマル。ま、まだおきてます!
05:00 朝じゃん…マルゴーマルマル、夜明けだねぇ…
06:00 現在時刻マルロクマルマル。早起きと言うか、夜更かしと言うか…
07:00 マルナナマルマルよ。朝ごはんなになに?楽しみ~
08:00 現在、マルハチマルマル。さぁ、今日も頑張ってアウトレンジしよ!
09:00 時刻はマルキュウマルマル。とりあえず索敵しとく?
10:00 ヒトマルマルマルになったわ…翔鶴姉元気かなぁ?
11:00 ヒトヒトマルマルよ。お昼何食べる?ねえ何食べる?
12:00 提督!ヒトフタ…ってお昼ですお昼!ランチしたーい!
13:00 ヒトサン…ん~めんどくさーい。1時よ1時。
14:00 はいはい分かったわよ。現在時刻はヒトヨンマルマル。これでいい?
15:00 ヒトゴーマルマル。小沢っち元気かな? 最期の機動部隊司令、小沢中将の事。
16:00 ヒトロクマルマルよ。そろそろ夕方よね~?
17:00 だんだん日が暮れて来たぁ。ヒトナナマルマルです。
18:00 ヒトハチマルマル。さぁ、夜の時間ね。
19:00 ヒトキュウ・・・ん~まためんどうになって来た。7時よ。夜御飯なんだろうね。
20:00 フタマルマルマル! って、かわう…川内うるさい! 姉の翔鶴も同時刻に騒いでいる軽巡について言及する
21:00 現在時刻フタヒトマルマル。9時よ
22:00 現在時刻フタフタマルマル。すっかり夜…提督さんそろそろ休まなくていいの?
23:00 深夜になって来ました。フタサンマルマル。うーん、そろそろ寝ようよぉ。
放置時 提督ぅ、何か瑞鶴ちょっと退屈なんだけどぉ、ふて腐れるぞぉ~


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