綾波改二

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綾波改二 - (2014/07/22 (火) 16:36:27) の編集履歴(バックアップ)




CV

東山奈央


史実情報

特型駆逐艦、第11番艦である「綾波」だが、本艦は今までベースにしてきた「特Ⅰ型駆逐艦」、通称「吹雪型」に改良を加えた艦艇である。
そのため、新たに本艦をベースにして建造された「綾波」以降の計10隻は、「特Ⅱ型駆逐艦」、通称「綾波型」と呼ばれる。
「吹雪型」と「綾波型」の違いは、主に煙突の形状の違いや、主砲のタイプの違い、艦橋の形状である(画像参照→吹雪)。
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艦娘としての「綾波」はおしとやかな性格だが、史実の「綾波」は武闘派中の武闘派である。

大阪の藤永田造船所で1928年1月20日に起工、1930年4月30日に竣工した。
第四艦隊事件などの教訓から主砲の換装等重心低下の為の改装を経て、太平洋戦争では第1艦隊第3水雷戦隊に所属し、数々の戦闘に参加、戦果を収める。
1941年12月19日には「浦波」及び「夕霧」とともにオランダ海軍の潜水艦O-20を砲撃によって撃沈させた。
また、1942年にはインド洋での上陸作戦などを支援した。それ以降はガダルカナル島への輸送任務に従事している。

その「綾波」の武名を天下に轟かせたのが、自身の最期の戦いとなった「第三次ソロモン海戦」である。

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1942年11月14日から翌日にかけて行われた第三次ソロモン海戦。
この第二夜戦で「浦波」「敷波」とともに第2艦隊第3水雷戦隊に所属していた「綾波」はガダルカナル島飛行場砲撃に向かう。
戦艦「霧島」と「高雄」「愛宕」の重巡2隻の射撃隊、軽巡「長良」以下駆逐艦6隻の直衛隊の2隊が後ろに続き、
そしてこの2隊の前路警戒にあたるための掃討隊として、軽巡「川内」以下「綾波」「敷波」「浦波」の計4隻がサボ島付近を航行していた。
間もなく掃討隊はサボ島近海の哨戒にあたるべく、「川内」「綾波」がサボ島の西側へ、「敷波」「浦波」がサボ島東側へと2つに分離した。

ところがここでサボ島東側を航行していた「浦波」が、単縦陣でサボ島を西に向かって航行する敵艦隊らしきものを発見。「川内」に報告すると共に追尾を始めた。
これが、アメリカで新たに建造された新造戦艦「サウスダコタ」、戦艦「ワシントン」を含む米主力艦隊であった。
綾波」と航行していた「川内」は「浦波」を支援するため分離、サボ島北側を通って「浦波」隊に合同すべく急速に「綾波」から離れていった。

この分離が「綾波」の運命を決めることとなる。

21時16分、サボ島南に進入した「綾波」の見張員が、「艦首方向右寄り距離8000に単縦陣で航行する米艦隊」を発見。
実は「綾波」が発見したのは先ほどの「サウスダコタ」、「ワシントン」を含む米主力艦隊であり、
川内」が放った「敵発見」の報告は、何らかのトラブルで「綾波」には届かなかったのである。
それとは知らず、即座に艦長作間英邇中佐が「右砲戦、右魚雷戦」を命じ、戦闘開始。
「敵は駆逐艦4隻、重巡1隻」(「戦艦」を「重巡」と誤認した)と通報した上で、30ktに増速して突撃を開始した。
この時「綾波」にとって不運だったのが、さっきまで交戦中であった「川内」の3隻が、形成不利とみて撤退を始めた直後だったこと。

綾波」は、アメリカが誇る「新造戦艦2隻」「駆逐艦4隻」の主力艦隊に対し、たった1隻で突入する格好になってしまったのである。


まず「綾波」は先頭を行く、駆逐艦「プレストン」に悠然と砲撃を開始、「プレストン」は大火災をおこし、さらに駆逐艦「ウォーク」にも命中し火災を発生させた。

敵艦隊は「綾波」の突入に気づき、すぐさま艦砲射撃を開始する。
集中砲火により「綾波」は搭載内火艇のガソリンタンクに直撃を喰らい大爆発、射出可能であった魚雷が使えなくなってしまう。
それでも怯まず、残された魚雷を一斉に発射、この発射した魚雷が「ウォーク」の艦首部に命中し、そこから艦体が2つに折れ轟沈してしまった。
さらに、駆逐艦「ベンハム」の艦首部にも命中、艦首が潰れて航行不能となり艦隊から落伍した。

こうして戦果は挙げたものの、米艦隊による反撃で「綾波」は次々と命中弾を受け、航行不能となってしまった。
ここで軽巡「長良」以下駆逐艦「五月雨」「」「白雪」「初雪」の計5隻が戦場に到着する。
ここでも激しい戦闘が繰り広げられ、「プレストン」は「」の猛攻により爆沈。
さらに「白雪」は、駆逐艦「グウイン」に直撃弾を喰らわして中破、艦隊から落伍させる。
ダメ押しとばかりに最後に放った砲撃が、戦艦「サウスダコタ」に直撃。電気系統を破損させた。
(ちなみに「綾波」を砲撃した際の衝撃で「サウスダコタ」自身の電路がショートし、レーダー系統の電源が一時的にダウンしたという説もある。)

この後さらに「霧島」と「サウスダコタ」、「ワシントン」による戦艦同士による砲撃戦が行われることになる(霧島を参照)。

一連の激しい攻撃の末、もはや軍艦と呼べないほどにボロボロになり、明けた空に赤々と燃え上がる「綾波」だが、なおも沈まず、乗組員が脱出するまで持ちこたえた。
1942年11月15日、ここに駆逐艦2隻撃沈、2隻を大破させ、さらに戦艦サウスダコタの電気系統を断ち切るという異例の大戦果をあげた「綾波」は大爆発を起こし轟沈した。
この海戦における「綾波」の奮戦ぶりは「黒豹」「鬼神」と讃えられた。

1942年12月15日除籍。


参考動画



台詞一覧

状況 台詞 関連する史実や元ネタ、解説など
自己紹介 ごきげんよう。特型駆逐艦綾波と申します
秘書クリック会話① はい、大丈夫ですよ?
秘書クリック会話② お茶にいたしましょうか?
秘書クリック会話③ そんなに話しかけられてしまうとお仕事がちゃんと出来ないです・・・
戦績表示時 司令官、お便りが来ています。
編成選択時 綾波、出撃します!
装備時① はぁ~癒されます、感謝ですね~
装備時② 綾波、まるで生まれ変わったみたい!
装備時③ やりましたー!
(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)
ドック入り 少しだけ休ませてください・・・
ドック入り(重傷) ごめんなさい。綾波、修理に入りますね。
建造時 新しい仲間が来てくれたみたい!
艦隊帰投時 艦隊が作戦行動から帰投しました。
出撃時 抜錨!出撃です!
戦闘開始時 左舷、砲雷撃戦用意!
攻撃時 よく狙って・・・てーっ!
夜戦開始時 この海域は譲れません!
夜戦攻撃時 綾波が守ります! 第三次ソロモン海戦にて敵艦隊の集中砲火を受け、いつ爆発してもおかしくない程の損傷を受けたが、乗員が脱出するまで爆発すること無く耐え続けた。
そのおかげで、綾波乗員の8割が生還できた。
MVP時 綾波が一番だなんて嬉しいです!司令官のおかげですね
被弾小破① あっ!被弾したっ…!
被弾小破② ひゃあぁ~!
被弾カットイン ま、まだ戦える、はずです・・・
撃沈時(反転) 吹雪は無事かしら・・・・・そう、良かった 史実の吹雪は綾波より先に沈んでいる。
史実の絡みは無いが、どちらも「駆逐艦の祖」という共通点がある。


コメント

最新の30コメントを表示しています。
  • 後ろ髪がみえなくなって悲しい/// -- (名無しさん) 2015-01-01 03:24:27
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