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チョコボ(ファイナルファンタジーシリーズ)
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kemonowikii
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概要
チョコボとは、スクウェア・エニックスのゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズに登場する大型の鳥型動物である。基本的には黄色い体色と大きな嘴、三本指の足を持ち、「クェー!」という特徴的な鳴き声を発する。プレイヤーキャラが乗って移動できるケモノとして登場することが多いが、スピンオフ作品では主人公となり、人間と対等に感情を交わす知的存在として描かれる場合もある。シリーズによっては異なる色や能力を持つ個体も存在し、空を飛んだり水上を走ったりと多彩な活躍を見せる。
本編シリーズでの登場
ファイナルファンタジーII
チョコボの初登場作品。フィールド上に一定確率で現れる「チョコボの森」に出現し、一時的に乗って移動できる。戦闘には参加せず、移動手段としての役割にとどまる。
ファイナルファンタジーIII
引き続きフィールド移動用のケモノとして登場し、黒チョコボという飛行能力を持つ亜種も登場する。チョコボの存在がゲーム攻略に影響を与えるようになる。
ファイナルファンタジーIV
黄色・黒・白のチョコボが登場し、白チョコボは魔力回復などサポート的な役割を持つ。ファットチョコボという肥満体型の亜種が、アイテム保管庫として出現するようになる。
ファイナルファンタジーV
チョコボ「ボコ」が初登場。主人公の相棒的存在であり、ストーリー中盤まで共に冒険する。ボコには明確な個性があり、セリフ付きで会話イベントに参加する。
ファイナルファンタジーVI
チョコボ屋でレンタルし、敵と遭遇せずに高速移動できる交通手段として登場。都市間移動の要として使われる。
ファイナルファンタジーVII
チョコボ育成・交配・レース・騎乗探索と多彩な活躍を見せる。金チョコボを育てることで、通常では到達できない場所へもアクセス可能になる。ミニゲームや育成要素が人気を博した。
ファイナルファンタジーVIII
チョコボ探しミニゲーム「チョコボの森」が実装され、専用アイテムで呼び出しも可能。グラフィックの進化に伴い、表情や仕草もより生き生きと描かれる。
ファイナルファンタジーIX
育成・釣り・トレジャーハンティング要素が融合した「チョコグラフ」によって、プレイヤーとの関係性がより深くなる。主人公チョコボ「チョコ」が登場。
ファイナルファンタジーX
特定イベントでチョコボに騎乗できるが、自由な移動ではなくレースやミニゲーム中心。他の作品と比べて登場は控えめ。
ファイナルファンタジーXIII
広大なフィールドにてチョコボライドが可能で、一部アイテムの発掘にも利用できる。走行アクションが強調されており、ゲームのテンポに合致している。
チョコボの不思議なダンジョンシリーズ
チョコボの不思議なダンジョン(1997年)
初のスピンオフ作品で、チョコボが主人公となってダンジョンを探索するローグライクRPG。人語を話さないが、アイコンや演出で感情が表現される。ランダム生成ダンジョンの中で、チョコボが仲間たちと協力しながら記憶を取り戻す旅をする。
チョコボの不思議なダンジョン2(1998年)
シドやモーグリといった仲間キャラと共にダンジョンを攻略する。アイテム合成やジョブチェンジなど育成要素が加わり、チョコボがよりプレイヤーキャラらしい役割を担うようになる。
チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮(2007年)
WiiとDSで展開されたシリーズ作品。町の人々の記憶をダンジョンで取り戻していく物語で、チョコボが中心人物として描かれる。戦闘や探索だけでなく、記憶というテーマを通じて物語性が強化された。リマスター版『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』も後年発売されている。
ケモノとしての性格づけ
チョコボは見た目が完全に動物である一方、シリーズが進むごとに強い個性や知性、感情の描写が加わっていく。人語を話さなくても人間と共存し、行動を共にする場面が多く、特にスピンオフ作品では主人公として描かれるなど、ケモノキャラとしての比重が増していった。人間社会と距離を取りながらも密接に関わる存在として、ケモノ文化・ケモナー視点から見ても非常に重要なキャラクターである。
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