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漏瑚(じょうご)
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漏瑚は『呪術廻戦』に登場する特級呪霊で、UMAでも獣でもなく、まさに“人外”そのものだ。大地への恐怖から誕生した存在であり、その肉体も恐怖そのものを具現化したような異形の怪異となっている。
外見と存在性
小柄ながら山のような頭部を持つ一つ目の老人のような姿で、どこか“火山”を思わせる造形で「頭富士山」とも呼ばれている。それは生物というより「大地が生んだ呪いの具現」としてデザインされており、ケモノ的なかわいさや親しみなど一切ない、冷徹な異形感が漂う存在だ。
能力と思想
炎を扱う術式をいくつも持っており、火礫蟲や極ノ番「隕(いん)」を駆使して圧倒的な破壊力を見せつける。そして、領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」は“火山を生む領域”として敵を一瞬で焼き尽くす強力な術式である。人間への侮蔑と敵意を露わにし、「嘘をつく人間は偽物だ」「真の人間は負の感情の結晶である呪霊のみだ」という過激な思想を持っている。
呪霊としての役割
漏瑚は単に強い呪霊、というだけではない。呪霊の中でも強烈なリーダーとして位置づけられ、花御や陀艮ら特級呪霊と連携し、人間社会を呪霊が支配する世界に変えるため暗躍している。あくまで“呪い”として生き、そのプライドを貫く姿は、ケモノではなく、呪霊・人外であると見るのが妥当である。
ケモドラWikiにおける意義
漏瑚はケモノキャラではなく、むしろ異形・人外・呪いの化身という点において特徴的な存在だ。その狂気と思想、生存戦略の構築はケモノ解釈を超えた別カテゴリーとして扱う必要があり、むしろ「ケモノではないからこそ記録すべき存在」としての価値がある。形状やデザインにケモノ性を感じないからこそ、「呪霊カテゴリ」の代表例となるべき人物型外生命体だ。
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