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ソニックザヘッジホッグシリーズ
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kemonowikii
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ソニックシリーズとは
ソニックシリーズは、セガが1991年にリリースした横スクロール型アクションゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』から始まるゲームフランチャイズであり、主人公ソニックを中心としたハイスピードなアクションと、スタイリッシュな世界観を特徴とする。ソニックは青いハリネズミの姿を持ち、超音速で走る能力を武器に、悪の科学者ドクター・エッグマンの野望に立ち向かう。
シリーズは初代メガドライブ版を皮切りに家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機、スマートフォンアプリ、さらにはアーケードにまで広がり、アニメや漫画、映画化もされるなど、セガのマスコット的存在として世界中で展開された。
クラシックソニック
クラシックソニックは1990年代に展開されたドット絵時代のソニックを指し、代表作には『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ソニック2』『ソニックCD』などがある。この時代のソニックはやや丸みを帯びた体型で、口元や目の表現も現在と異なり、ゲーム全体もレトロアートな雰囲気を持つ。ゲームシステムは直感的な操作と疾走感のあるスピードが重視され、スピンダッシュやループ構造のステージ構成が魅力となっていた。
モダンソニック
モダンソニックは2000年代以降の3D作品を中心としたスタイルで、スラリとした体型と洗練された目元、よりアグレッシブな表現が強調されるようになる。代表作には『ソニックアドベンチャー』『ソニック・カラーズ』『ソニックフロンティア』などがある。3D表現の進化に伴い、よりスタイリッシュなアクション演出が取り入れられ、キャラクターの個性も細かく表現されている。
モダンソニックはファンアートや二次創作の対象としても人気が高く、ケモナー層においてはスマートで動物的な魅力と、青年的な雰囲気を持つスタイルとして位置づけられている。
アーケード版のソニック
アーケード分野においてもソニックは複数登場しており、特に日本のセガのゲーセン筐体として稼働していた『ソニック・ザ・ファイターズ』や、体感型レース筐体『ソニックアスレチックス』などが存在する。また、チビキャラ化したソニックたちが登場する『ソニックキャッチャー』のようなプライズ筐体や、子ども向けアーケードカードゲームの企画も一部存在した。
これらのアーケード展開は、ゲーセン文化とケモノキャラクターの相互作用を示す資料として貴重であり、特に当時のビジュアル表現や等身の変化が注目されている。
着ぐるみ展開とマスコット性
ソニックは長年にわたって企業マスコットとしても運用されており、各種イベントやキャンペーンで公式・非公式の着ぐるみが登場してきた。1990年代には大型着ぐるみによる販促活動が展開されており、特にセガ直営施設や海外イベントにおける着ぐるみは、ファンの記憶に残るものとなっている。
これらの着ぐるみは、人間とのサイズ差やアニマルマスコット的な魅力を前面に出した造形となっており、ケモナー文化においては「動くフィクションの獣性を具現化したもの」として記録に値する事例となっている。アニマトロニクス化された映像作品での演出とも共鳴する点が多く、ケモドラWikiではこのような着ぐるみ文化の展開も保護対象となる。
ソニックとミーム文化の交差点
“Sanic”(または「Sanic Hegehog」)は、ソニックの名前をわざと間違えた略称と、マウスやペイントで描かれた粗雑なイラストから生まれたミームだ。2010年3月、YouTuberである0nyxheartが「How 2 Draw Sanic Hegehog」という動画を投稿し、その中で低解像度の音楽が流れるなかでSanicが描かれる様子が公開された。これが爆発的な広がりを見せ、ネットコミュニティで“Sanic”という文化的キャラクターが形成された。
Sanicというアイデンティには「Gotta Go Fast(速く走りたい)」というソニック系の決まり文句が定着した。絵柄の不格好さと破壊的な速さのミスマッチが面白さを生み、YouTube Poopや4chan、DeviantArtなどでパロディや二次創作が次々と展開された。Sonic Forcesのゲーム内にはSanicのTシャツがDLCとして登場し、ソニック映画でも一瞬スケッチ的に登場するなど、公式からの言及もあった。つまりただのネットジョークを超えて、キャラとして成立した例だ。
ソニックファンダムには他にも「Pingas」というEggman(Dr. Robotnik)が発した「Snooping as usual, I see?」の一部がネタとして膨らんだパロディや、VRChatで暴走した「Ugandan Knuckles」など、独自言語やデフォルメされたケモノ表現による文化構築が見られる。ソニックの輪郭だけ残した奇形的アイコンは、ケモナー文化でもしばしば参照されている。