

こちらがvrchatケモノイベントの例
VRChat(ブイアールチャット)
VRChat
VRChat
概要
VRChat(ブイアールチャット)とは、VRChat Inc.が運営するソーシャルVR、VRSNS、バーチャルワールドプラットフォームである。
ユーザーは3Dアバターを自分の身体として使用し、世界中の利用者と会話したり、ユーザーが制作したワールドを探索したり、ゲーム、ロールプレイ、音楽イベント、ダンス、撮影、交流会、展示会などを楽しむことができる。
名称に「VR」と付いているが、必ずしもVRヘッドセットが必須というわけではなく、PCのデスクトップモードでも利用できる。
最大の特徴は、運営が用意したコンテンツだけを遊ぶのではなく、ユーザー自身がアバターやワールドを制作し、それらがVRChatそのものの文化を形成している点にある。
日本ではBOOTHを中心とした3Dアバター・衣装・アクセサリー販売文化との結び付きが強く、海外ではFurry文化、日本ではケモノ文化との関係も深い。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| 名称 | VRChat |
| 読み | ブイアールチャット |
| 略称 | VRC |
| 運営 | VRChat Inc. |
| ジャンル | ソーシャルVR、VRSNS、バーチャルワールド |
| 主な用途 | 交流、ワールド探索、ゲーム、イベント、ロールプレイ、撮影、創作 |
| ゲームエンジン | Unity |
| 制作環境 | Unity、VRChat SDK、VRChat Creator Companion |
| 公式マスコット | VRCat |
| 関連マスコット | VRRat |
| 代表的なデフォルトアバター | Robot |
| 関連サービス | BOOTH、pixiv、Blenderなど |
VRChatではユーザー自身が独自のアバターやワールドを作成して公開することができる。
VRChat公式Creator Documentationでは、アバターとワールドはUnityを利用して制作する仕組みとなっており、Creator Companionを利用したプロジェクト管理が案内されている。
VRChatの歴史
2014年頃の初期VRChat
VRChatはGraham GaylorとJesse Joudreyらによって開発されたソーシャルVRサービスである。
初期にはOculus RiftなどのVR機器を利用した仮想空間コミュニケーションサービスとして開発され、その後ユーザー制作コンテンツを中心とする現在の形へ発展していった。
2017年 Steam Early Access
2017年2月、VRChatはSteam Early Accessで公開された。
PCユーザーが参加しやすくなったことで利用者が増加し、2017年末から2018年頃にはYouTube、Twitch、ミーム文化などを通じて世界的な知名度を獲得した。
この時期にはUgandan Knucklesなど、VRChat発のインターネットミームも多数登場した。
スタンドアロンVRへの展開
その後VRChatはMeta QuestなどのスタンドアロンVRにも対応した。
PC向けコンテンツとスタンドアロン・モバイル向けコンテンツでは利用できる性能に大きな差があるため、アバターやワールドにはプラットフォームごとの最適化が必要となる場合がある。
Udonの登場
VRChatワールド内でゲームロジックやギミックを実装する仕組みとしてUdonが導入された。
UdonやUdonSharpを利用することで、
- ゲーム
- ドアやスイッチ
- 乗り物
- ホラー演出
- RPG
- セーブ機能
- ワールド内UI
- ミニゲーム
- インタラクティブ展示
など、従来の単純な3Dチャット空間を超えたコンテンツを制作できるようになった。
VRChat Creator Companion
VRChat Creator Companion、通称VCCは、VRChat向けUnityプロジェクトを管理するための公式ツールである。
対応Unityバージョン、VRChat SDK、各種パッケージを導入しやすくする役割を持つ。
現在のVRChat制作では、VCCを利用したプロジェクト作成が基本的な方法となっている。
Creator Economy
VRChatではCreator Economyも展開されている。
これにより、ユーザーがVRChat内で制作したコンテンツを通じて収益を得る仕組みが整備されつつある。
一方、日本では以前からBOOTHを中心に、
- VRChatアバター
- 衣装
- アクセサリー
- ギミック
- シェーダー
- ワールド用素材
などが販売されており、VRChat外部にも巨大なクリエイター経済圏が形成されている。
デフォルトアバター「Robot」
VRChatを象徴するアバターの一つがRobotである。
Robotは、VRChatの新規ユーザーや初期環境などで使用されてきたデフォルトアバターとして知られる。
非常にシンプルなロボット型アバターであり、VRChat独自アバター文化が広がる以前から存在していたため、現在でも「VRChatの初期アバター」を象徴する存在の一つとなっている。
歴史的にはUnity由来のRobot Kyleなど、複数のデフォルト・公式アバターが利用された時期も存在する。
公式マスコット「VRCat」
VRCatはVRChatの公式マスコットキャラクターである。
オレンジ色を基調とした猫型キャラクターで、頭部に箱のようなものを被った独特の外見を持つ。
VRChat Plusや公式UI、各種告知などにも登場し、現在ではVRChatを象徴するキャラクターの一つとなっている。
VRRat
VRRatはネズミ型のキャラクターで、VRCatと並んでVRChat公式コンテンツに登場する。
低ポリゴン風のネズミとして描かれ、VRCatとは別の公式マスコット的存在として扱われている。
VRChatでは公式マスコット自体にも動物キャラクターが採用されている点が特徴的である。
アバター
VRChatにおける「アバター」とは、仮想空間上でユーザー自身の身体として表示される3Dキャラクターである。
アバターは非常に多様で、利用者の趣味や創作文化が強く反映されている。
代表的な種類として以下がある。
- 美少女
- 美少年
- 男性キャラクター
- 女性キャラクター
- ケモノ
- ケモミミ
- Furry
- ロボット
- ドラゴン
- モンスター
- 動物
- マスコット
- デフォルメキャラクター
- 人外
- オリジナルキャラクター
- ゲーム・作品系キャラクター
- リアル系人物
- ネタアバター
Avatar 3.0では、表情、ジェスチャー、アニメーション、衣装切り替えなど様々な機能を設定できる。
VRChatとケモノ文化
VRChatはケモノ文化と非常に相性が良い。
ケモノアバターでは、
- 狼
- 狐
- 犬
- 猫
- 鹿
- 馬
- ドラゴン
- 鳥
- 爬虫類
- 架空動物
- モンスター
- 大型ケモノ
- デブケモ
- 長毛ケモノ
- マスコット系ケモノ
など様々な種族が存在する。
現実世界では再現が難しい巨大な尻尾、特殊骨格、多腕、翼、巨大な耳なども、VR空間では比較的自由に表現できる。
このためVRChatは「人間以外の身体になれる」というVRの特徴を強く体験できる場所となっている。
ケモノとケモミミの違い
日本では「ケモノ」と「ケモミミ」が混同される場合があるが、一般的な創作文化では異なる概念として扱われることが多い。
ケモミミ
ケモミミは人間型キャラクターを基本とし、その上に動物の耳や尻尾などを追加したデザインである。
例として、
- 人間の顔
- 人間の手足
- 人間型の身体
- 猫耳
- 狐耳
- 犬耳
- 尻尾
などを組み合わせる。
「人間の美少女に猫耳と尻尾を付けたキャラクター」などは典型的なケモミミである。
ケモノ
ケモノは動物そのものを人型化・キャラクター化したデザインである。
特徴として、
- 動物型の頭部
- マズル
- 動物鼻
- 全身の毛皮
- 肉球
- 動物型の手足
- 大型の尻尾
- 種族固有の骨格
- 動物らしい耳
などが挙げられる。
英語圏におけるFurry、Anthro文化と重なる部分も大きい。
VRChatでは3Dモデルとして頭部や身体構造まで制作する必要があるため、ケモミミとケモノの違いは特に分かりやすい。
VRChatと海外Furry文化
海外ではFurry文化とVRChatの関係が非常に深い。
Furryユーザーは動物型・獣人型のアバターを使い、VRChat内で交流、イベント、ダンス、ロールプレイなどを行う。
VRChat公式WikiにもFurry文化について扱うコミュニティ記事が存在する。
海外Furryコミュニティでは、
- Furry集会
- ダンスイベント
- DJイベント
- 交流会
- ロールプレイ
- 写真撮影
- アバター展示
- Furry向けワールド
など多数の活動が行われている。
Furry Hideout
Furry Hideoutは、海外VRChat Furry文化を代表するワールド・コミュニティの一つである。
VRChat公式ワールドページでは、Furryだけでなくnon-furryも歓迎する、リラックスした雰囲気の大規模コミュニティとして説明されている。
Furry Hideoutは単なるワールドではなく、ユーザー同士が交流する拠点としての性格を持つ。
VRChatではこのように、ワールドそのものがコミュニティの「場所」として機能することが多い。
ワールド
VRChatにおけるワールドとは、ユーザーが訪れる3D仮想空間である。
ワールドはUnityとVRChat SDKを利用して制作できる。
ワールドのジャンルは非常に多い。
- チルワールド
- ホームワールド
- ホラーワールド
- ゲームワールド
- RPG
- アバターワールド
- カフェ
- バー
- 学校
- ホテル
- 温泉
- ファンタジー
- SF
- 宇宙
- 美術館
- 展示会
- ライブ会場
- DJクラブ
- ロールプレイワールド
- 自然風景
- 季節ワールド
- 睡眠用ワールド
などが存在する。
チルワールド
VRChatでは、ゲームをプレイするだけでなく「何もしない時間」を楽しむ文化がある。
いわゆるチルワールドでは、
- 森
- 海
- 川
- 雨
- 夜景
- 星空
- 和室
- 喫茶店
- ホテル
- 暖炉
- 季節風景
- Lo-fi風空間
などが人気のテーマとなっている。
他のユーザーと話したり、音楽を聴いたり、景色を眺めたり、横になったりするだけでもVRChatでは一つの遊び方になる。
ロールプレイ
VRChatはロールプレイとの相性が非常に良い。
アバターそのものを自分の身体として操作できるため、一般的なオンラインゲームよりも「キャラクターになりきる」感覚が強い。
代表的なロールプレイとして、
- 店員と客
- 学校生活
- ファンタジー
- ケモノ村
- 妖怪
- ホラー
- 病院
- 警察
- 軍隊
- SF宇宙船
- 中世ファンタジー
- 旅館
- メイド・執事
- オリジナル世界観
- 即興劇
などがある。
フルボディトラッキングを利用すれば、頭や手だけでなく、腰や脚などもアバターへ反映できる。
これにより、身体全体を使ったロールプレイやダンスも可能となる。
UnityとVRChat
VRChatのアバターやワールド制作ではUnityが利用される。
2026年8月時点でVRChat公式が案内しているUnityバージョンはUnity 2022.3.22f1である。
VRChatではUnity最新版を自由に使用するのではなく、VRChat側が公式対応しているUnityバージョンを使用する必要がある。
Creator Companionを利用すると、対応UnityバージョンやVRChat SDKを導入しやすい。
アバター制作の基本的な流れ
Blenderなどで3Dモデル制作
↓
UV展開
↓
テクスチャ制作
↓
リギング
↓
Unityへインポート
↓
Avatar Descriptor設定
↓
表情・アニメーション設定
↓
PhysBone設定
↓
VRChat SDKでアップロード
↓
UV展開
↓
テクスチャ制作
↓
リギング
↓
Unityへインポート
↓
Avatar Descriptor設定
↓
表情・アニメーション設定
↓
PhysBone設定
↓
VRChat SDKでアップロード
ワールド制作の基本的な流れ
Blenderなどで建物・背景制作
↓
Unityへインポート
↓
マテリアル設定
↓
ライティング
↓
Collider設定
↓
VRC Scene Descriptor設定
↓
UdonまたはUdonSharpでギミック制作
↓
Build & Test
↓
VRChatへアップロード
↓
Unityへインポート
↓
マテリアル設定
↓
ライティング
↓
Collider設定
↓
VRC Scene Descriptor設定
↓
UdonまたはUdonSharpでギミック制作
↓
Build & Test
↓
VRChatへアップロード
Unityバージョン変更への注意
VRChatはUnityの特定バージョンを採用している。
古いVRChat解説ではUnity 2019などを利用している例があるが、現在はUnity 2022.3.22f1がVRChat公式の対応バージョンとなっている。
古いチュートリアルを利用する場合は、
- UIの違い
- Shader仕様の違い
- パッケージ仕様
- SDK仕様
- Unity機能の変更
- Deprecated機能
などに注意する必要がある。
PC版とモバイル・スタンドアロン版
VRChatではPC版とQuestなどのスタンドアロン版で性能に差がある。
PC版では比較的高品質な、
- ポリゴン
- シェーダー
- テクスチャ
- パーティクル
- PhysBone
- ワールド演出
などを使用しやすい。
一方、Questやモバイルでは処理能力や対応Shaderに制限があるため、より強い最適化が必要となる。
そのため、
- PC専用高品質アバター
- PC・Quest両対応アバター
- Quest向け軽量アバター
では設計思想が異なる。
2026年8月アップデート
2026年8月12日、VRChatは「VRChat 2026.3.1」をLive版として公開した。
このアップデートでは、ソーシャル機能、ユーザーUI、カメラ、アバター、通知、パフォーマンスなど幅広い変更・修正が行われた。
特にフレンドや最近会ったユーザーを確認する画面には変更が入り、従来のVRChatに慣れているユーザーは注意が必要である。
Recently Seenの変更
2026.3.1では、Socialタブにある「Recently Seen」に「Friends」専用セクションが追加された。
Recently Seenは、最近同じインスタンスにいたユーザーを確認するための機能である。
例えば、
- 先ほど話したユーザーを探す
- 名前を忘れたユーザーを確認する
- 後からフレンド申請を送る
といった場合に利用できる。
2026年8月のアップデートではFriends専用セクションが追加され、フレンドとそれ以外のユーザーが分けて表示されるようになった。
そのため、フレンドだけを確認する場合には便利になった一方、「最近会ったユーザーを時系列で確認する」という使い方では以前と見え方が異なる。
SNSやVRChatコミュニティでは、この変更について「時系列が分かりづらくなった」などの意見も見られる。
なお、「改悪」という表現はユーザーによる評価であり、Friendsセクションの追加そのものが公式の仕様変更である。
In Instanceの変更
Socialタブの「In Instance」にもFriends専用セクションが追加された。
In Instanceは現在参加しているインスタンス内のユーザーを確認するための項目。
2026.3.1以降は、同じインスタンスにいるフレンドをFriendsセクションから確認できる。
Quick MenuのHereの変更
Quick Menuにある「Here」にもFriends専用セクションが追加された。
Hereは現在同じインスタンスにいるユーザーをQuick Menuから確認できる機能である。
2026.3.1では、
- In Instance
- Recently Seen
- Quick MenuのHere
という複数のユーザー一覧にFriends専用セクションが追加された。
VRChatでフレンドを見る方法
VRChatではSocialメニューなどからフレンドを確認できる。
現在同じインスタンスにいるフレンドについては、
Quick Menu
↓
Here
↓
Friends
↓
Here
↓
Friends
などから確認できる。
最近会ったユーザーを探す場合には、
Main Menu
↓
Social
↓
Recently Seen
↓
Social
↓
Recently Seen
を確認する。
2026年8月以降はRecently SeenにもFriendsセクションが存在するため、古いVRChatの解説記事や動画とは画面構成が異なる場合がある。
PCデスクトップ版とVR版のUI
VRChatには、PCを通常のゲームとして操作するDesktop Modeと、VRヘッドセットを使用するVR Modeが存在する。
両者はMain MenuやQuick Menuなど基本となるシステムを共有しているが、入力方法や一部のUIには違いがある。
PCデスクトップ版
Desktop Modeではキーボードとマウスを使用する。
Quick MenuはEscキーから開くことができる。
またQuick Menuには「Select(PC/Mobile)」が存在し、デスクトップ環境からワールド内のユーザーを選択する際に使用できる。
Action MenuはRキーから開く。
VR版
VR ModeではVRコントローラーからQuick Menuを操作する。
ユーザーを選択する場合も、VRコントローラーのレーザーポインターを利用する。
またVR環境では、
- Sit / Stand
- FBT Calibration
など、VRでの利用を想定した機能が存在する。
Action Menuについてもデスクトップ版とは操作方法が異なる。
このため、
「VRChatの解説画像と自分の画面が違う」
という場合には、
- Desktop ModeかVR Modeか
- VRChatのバージョン
- アップデート前後
を確認するとよい。
2026.3.1のその他の変更
2026.3.1ではソーシャルUI以外にも多数の変更が行われた。
代表的なものとして、
- ゲーム内からのBug Report
- Black and Whiteカメラフィルター
- Dog Visionカメラフィルター
- Prop Abilities
- StickerとEmojiの表示処理改善
- Recently Used Avatars関連の修正
- Avatar Accessories Editorの修正
- 画像キャッシュの最適化
- インスタンス読み込み速度の改善
- パフォーマンスおよびメモリ使用量の改善
などがある。
ゲーム内Bug Report
Quick MenuのReportから「Bug Report」を選択し、VRChatクライアント内から不具合を報告できる機能が追加された。
ログファイルを自動的にアップロードする機能にも対応している。
カメラ機能
VRChat Cameraには、
- Black and White
- Dog Vision
などのColor Filterが追加された。
VRChatではワールド内で写真撮影を楽しむ文化があり、カメラ機能もアップデートが続けられている。
Friends・Groups関連UI
FriendsおよびGroupsのWingで使用されるUser Cellのデザインも変更された。
Compact User Cellのスタイルについても更新されている。
これはRecently SeenなどにFriends専用セクションが追加された変更とは別のUI変更である。
2026年のVRChat UI
2026年にはVRChatのUser ProfileやNameplateなどについても大きなUI更新が行われている。
そのため過去に公開されたVRChat初心者向け動画・ブログ・Wikiなどでは、現在とは異なるUIが掲載されている場合がある。
操作方法を調べる場合には、記事や動画が公開された時期とVRChatのバージョンも確認すると分かりやすい。
BOOTHとVRChat
日本のVRChat文化を語る上でBOOTHは重要な存在である。
BOOTHでは、
- VRChatアバター
- 衣装
- 髪型
- アクセサリー
- シェーダー
- ギミック
- ワールド素材
- 3D小物
などが多数販売されている。
ユーザーはBOOTHで購入した3DモデルをUnityへ導入し、VRChatへアップロードして利用することができる。
日本のVRChatでは、BOOTHが事実上の巨大なアバターマーケットとして機能している。
pixivとVRChat
VRChatとpixivは公式に直接統合されているわけではないが、創作文化としては関係が深い。
pixivでは、
- VRChatアバターのファンアート
- オリジナルキャラクター
- ケモノ
- 衣装デザイン
- 設定画
- ワールドコンセプトアート
などが投稿される。
イラストで生まれたキャラクターが3Dアバターとなり、BOOTHで販売され、VRChat内で使用されるという流れも存在する。
この意味で、
pixiv
↓
BOOTH
↓
VRChat
↓
BOOTH
↓
VRChat
は、日本のバーチャル創作文化を構成する重要な導線の一つと考えられる。
イベントとコミュニティ
VRChatではユーザー主催イベントが非常に多い。
- アバター集会
- ケモノ集会
- Furry集会
- 初心者交流会
- DJイベント
- 音楽ライブ
- ダンスイベント
- ロールプレイイベント
- 学術イベント
- 展示会
- 写真撮影会
- 飲み会
- カフェイベント
などが行われている。
VRChatでは、
ワールド=場所
アバター=身体
Group=コミュニティ
アバター=身体
Group=コミュニティ
という形で組み合わせることができる。
このためVRChatは単純なゲームではなく、ユーザーが独自の社会や文化を形成するプラットフォームとしても機能している。
VRChatのルール
VRChatは自由度が高いが、公式のCommunity GuidelinesやTerms of Serviceが存在する。
基本的な注意事項として以下が挙げられる。
- 他人への嫌がらせを行わない
- 差別的・攻撃的な行為を行わない
- 荒らし行為をしない
- 脅迫をしない
- 相手が嫌がる行為を続けない
- 個人情報を不用意に公開しない
- ワールドごとのルールを守る
- イベント主催者のルールを守る
- アバターやモデルの利用規約を守る
- 他人の3Dモデルを無断再配布しない
- 不審な外部リンクに注意する
Safety System
VRChatにはSafety Systemが存在する。
ユーザーごとに、
- Voice
- Avatar
- Audio
- Lights and Particles
- Shaders
- Custom Animations
などの表示や再生を制御できる。
不快なユーザーに遭遇した場合は、
- Mute
- Block
- Report
などを利用できる。
個人情報への注意
VRChatでは音声会話を中心に交流することが多いため、現実の個人情報を話してしまいやすい。
特に以下には注意が必要である。
- 本名
- 住所
- 職場
- 学校
- 電話番号
- 現実の行動範囲
- 個人SNS
- 顔写真
親しくなった相手であっても、現実世界の個人情報を公開する場合は慎重に判断する必要がある。
アバター利用規約
BOOTHなどで購入したアバターは、購入したからといって自由に再配布できるわけではない。
モデルごとに、
- 改変
- 商用利用
- 配信利用
- 法人利用
- 再配布
- Public化
- R18利用
などの規約が異なる。
必ず各商品の利用規約を確認する必要がある。
販売モデルを無断でPublic Avatarとして公開すると、制作者の利用規約に違反する可能性がある。
VRChatはゲームなのか
VRChatにはゲームワールドも存在するが、単純なゲームとして説明するだけでは不十分である。
VRChatは、
- ゲーム
- SNS
- ボイスチャット
- 3D作品展示
- イベント会場
- ロールプレイ
- ライブ
- 創作プラットフォーム
- バーチャル生活空間
など複数の性格を持つ。
そのためVRSNS、Social VR、Virtual World Platformなどと呼ばれる。
VRChatと創作文化
VRChatではユーザー自身が文化を作る。
アバター制作者
↓
衣装制作者
↓
アクセサリー制作者
↓
ワールド制作者
↓
シェーダー制作者
↓
ギミック制作者
↓
イベント運営
↓
写真・動画制作者
↓
利用者
↓
衣装制作者
↓
アクセサリー制作者
↓
ワールド制作者
↓
シェーダー制作者
↓
ギミック制作者
↓
イベント運営
↓
写真・動画制作者
↓
利用者
という巨大な創作エコシステムが成立している。
日本ではBOOTH、pixiv、Blender、Unityなどの文化と結び付き、イラスト、3DCG、同人文化、ケモノ文化、ゲーム制作文化などがVRChat上で融合している。
VRChatとケモノ文化の重要性
ケモノアバターは、VRChatにおける「人間とは異なる身体になれる」という特徴を強く象徴する存在である。
例えば、
- 大型の狼
- 狐
- 鹿
- ドラゴン
- 馬
- 鳥
- 爬虫類
- 架空生物
- デブケモ
- 長毛ケモノ
- マスコット
など、現実には存在しない身体でもVRChatでは比較的自由に表現できる。
日本のケモノ文化と海外Furry文化が、VRChatという同じ空間で交流している点も特徴である。
vrchatはこのようにカオスなことが起きうる


関連項目
- BOOTH
- pixiv
- ケモノ
- ケモナー
- Furry
- ケモミミ
- VRChatアバター
- VRChatワールド
- Unity
- Blender
- Udon
- UdonSharp
- VRCat
- VRRat
- Furry Hideout
- ロールプレイ
- フルボディトラッキング
- VRSNS
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備考
VRChatは頻繁にアップデートされるため、Unity対応バージョン、VRChat SDK、Creator Economy、モバイル対応、Safety Systemなどの仕様は変更される場合がある。
制作を開始する場合は、必ずVRChat公式Creator Documentationで最新の対応UnityバージョンやSDK情報を確認することが推奨される。










