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ユーゲント・ライゼ・アルノール - (2019/08/16 (金) 16:58:31) のソース
*ユーゲント・ライゼ・アルノール #divclass(hoge) {{ |>|CENTER:BGCOLOR(#f7f6f5):&bold(){ユーゲント・ライゼ・アルノールIII世&br()Eugent Reise Arnor III}| |>|CENTER:BGCOLOR(#f7f6f5):&image(eugent1.jpg,width=360)&size(small){ユーゲントIII世(1206年)&br()出典:[[閃の軌跡III]]}| |BGCOLOR(#f7f6f5):性別|男| |BGCOLOR(#f7f6f5):年齢|48(1206年)| |BGCOLOR(#f7f6f5):国籍|[[エレボニア帝国]]| |BGCOLOR(#f7f6f5):職業|[[エレボニア皇帝]](1189年-)| |BGCOLOR(#f7f6f5):所属|[[アルノール家]]| |BGCOLOR(#f7f6f5):出身地|[[エレボニア帝国]]| |BGCOLOR(#f7f6f5):家族構成|父:[[先帝]]&br()長男:[[オリヴァルト>オリヴァルト・ライゼ・アルノール]]&br()妻:[[プリシラ>プリシラ・ライゼ・アルノール]]&br()長女:[[アルフィン>アルフィン・ライゼ・アルノール]]&br()次男:[[セドリック>セドリック・ライゼ・アルノール]]| |BGCOLOR(#f7f6f5):初登場|[[空の軌跡 FC]]| |BGCOLOR(#f7f6f5):登場作品|【空】FC・SC・3rd&br()【碧】&br()&bold(){【閃】I・II・III・IV}&br()【暁】| }} ***人物紹介 [[エレボニア帝国]]の第87代[[皇帝]]。[[七耀暦]]1189年頃に先帝の崩御に伴い即位し、1206年現在17年間帝位の座にある。帝号は本名から[[ユーゲントIII世]]、敬称は「陛下」。 妻は[[プリシラ]]皇妃。[[オリヴァルト皇子]]、[[アルフィン皇女]]、[[セドリック皇太子]]の父親である。 [[空の軌跡]]より帝国皇帝として名前のみ登場していたが、姿を見せるのは[[閃の軌跡]]から。初登場は、オリヴァルト皇子がと[[トールズ士官学院]]《[[VII組]]》の乗った皇室所属の飛行巡洋艦《[[カレイジャス]]》の処女航海を皇妃プリシラと共に皇城《[[バルフレイム宮]]》のテラスから見守った。 [[君主]]としての立場から国民の前にはあまり姿を見せる事はないが、国民から広く慕われている皇帝。 初の平民階級出身の宰相である《鉄血宰相》[[ギリアス・オズボーン]]を抜擢した事で知られるが、この事を理由に[[貴族>帝国貴族]]から反発されているという事もなく、《[[四大名門]]》を始めとする《[[貴族派]]》の諸侯からも忠誠は厚い。 後述する理由から、特に表立った行動を起こす事はなく常に静観しているものの、様々な場面で[[エレボニア帝国]]という巨大国家の皇帝としての器の大きさを感じさせる人物。 ***皇太子時代 皇太子時代の十代の頃、[[トールズ士官学院]]に在学していた。(後のオリビエの誕生から逆算、1176年にアリエルが妊娠を理由にユーゲントの前から去ったと考えると、七耀暦1175年度入学?) 士官学院で出会った平民の少女[[アリエル・レンハイム]]とは当初こそ衝突するも、次第にお互いに惹かれ合い恋仲となる。 その後、彼女は士官学院を突然退学。1177年4月、彼女は故郷の[[アルスター]]でユーゲントとの間の子供であるオリビエ(後の[[オリヴァルト・ライゼ・アルノール]])を出産した。 数年後、オリヴァルトの存在を知ったユーゲントはアリエルに結婚を申し込み、[[帝都ヘイムダル]]で共に暮らす事を望んだが、アリエルはこれを断り息子と共にアルスターに留まり続けた。ユーゲントは彼女の気持ちを慮って、オリヴァルトと歳の近い[[ヴァンダール家]]の少年[[ミュラー・ヴァンダール]]を護衛として送るに留めているが、アリエルを妻に迎える事を諦めなかった。 1189年頃、先帝の病状が悪化し崩御が差し迫った頃、皇太子であったユーゲントはまだ結婚していなかったが、宮廷では彼のアリエルへの想いと息子の存在は知れ渡っていた。確実に次代の[[エレボニア皇帝]]となるであろうユーゲントの皇妃に、貴族を差し置いて平民出身の女性が選ばれる可能性は、本来であれば皇妃を輩出し、皇族への繋がりを得るであろう《[[四大名門]]》を始めとする大貴族は反発を招く。 そんな中、《[[四大名門]]》の歓心を買おうとしたとある貴族が[[猟兵]]を雇い、[[アルスター]]にいたアリエルとオリヴァルトを襲撃させる事件が発生。護衛のミュラーの働きでオリヴァルトは九死に一生を得るが、アリエルは亡き人となった。 ***即位後 この事件の後、先帝が崩御。第87代[[エレボニア帝国]]皇帝として即位する。 即位にあたってユーゲントはオリヴァルトを[[帝都ヘイムダル]]へと呼び寄せ、彼が実子である事を一般公表した。そして、皇妃として皇宮で幼い頃から奉公をしていた侍女の1人であった[[プリシラ]]を選んだ。 この結婚は[[皇帝家]]に影響力を持ちかねない大貴族出身者を皇妃とするのを避けたものであると同時に、愛する女性を殺害した遠因となった《[[四大名門]]》への意趣返しである事は想像に容易い。 即位にあたって[[皇帝家]]に伝わる[[古代遺物]]《[[黒の史書]]》を閲覧。アリエルを喪い既に失意の底にあったユーゲントは帝国の血塗られた歴史の真実とその行く末を予言で知り、以後の治世において皇帝として予言通りに進む帝国と世界の状況に諦観で徹する事を決めた。 同年、皇妃プリシラが男女の双子を出産。姉は[[アルフィン]]、弟は[[セドリック]]と名付けられ、嫡子としての皇位継承者を得る。また、この頃オリヴァルトは皇位継承権を放棄したと考えられる。 1192年、《[[ハーメルの悲劇]]》を理由に[[リベール王国]]への侵攻を裁可し、[[百日戦役]]が勃発。無論、《黒の史書》による予言でその背景を全て知っていたと考えられるが、戦争を止める事はしなかった。 戦端が開かれてから3か月後、[[帝国正規軍]]の[[ヴァンダイク]]元帥の紹介で[[ギリアス・オズボーン]]准将と出会う。その場で戦争の背景とその真実を語ったオズボーンに”悲劇”と戦争の事後処理を一任した。 その鮮やかな手腕に確信し、翌1193年[[リベール王国]]との[[講和条約]]締結による貢献を理由にオズボーンを宰相へと抜擢した。貴族の反発が予想される平民出身者の歴史上初の宰相職任命に際して、アリエルの死に関して間接的な要因となった《[[四大名門]]》に対して譲歩を迫った。 ユーゲントはオズボーンに対して、お互いに愛する人を貴族の愚かな陰謀により失った過去がある面に親近感を覚えており、主君と臣下という一般的な関係より近い存在だった模様。 以後、帝国の統治はほぼ完全に宰相であるオズボーンに任せており、その強引な政策は帝国内に《[[革新派]]》と《[[貴族派]]》の二大派閥を生み出し国内で緊張が高まっていった。この間、再三に渡って《[[四大名門]]》らの貴族から宰相の政策について対応を求められるものの、一貫としてオズボーンを信任し続けた。 なお、自らの息子であるオリヴァルトは、《[[リベールの異変]]》から凱旋する際にオズボーンとの対決路線を決めているが、この動きにも肩入れはせずに見守り続けた。 ただし、飛行巡洋艦《[[カレイジャス]]》の建造資金は皇族財産から出されているので、ある意味では助力とも言えるかもしれない。 ***閃の軌跡 1204年9月、帝国北部[[ノルティア州]]の[[ルーレ市]]と[[ザクセン鉄鉱山]]で発生した《[[帝国解放戦線]]》のテロで活躍した[[トールズ士官学院]]《[[VII組]]》の学生らと面会。その功績を称えた。 ***閃の軌跡II 同年の《[[十月戦役]]》では[[貴族連合軍]]による帝都占領の際に「保護」されており、内戦期を通して皇族は革新派の大物政治家である[[カール・レーグニッツ]]帝都知事や[[エリゼ・シュバルツァー]]と共に帝都近郊の[[カレル離宮]]に幽閉された。 12月31日、帝都決戦の最中、巡洋艦《[[カレイジャス]]》を運用するトールズ士官学院によって、貴族連合の手からカレル離宮が解放。この際、自らの同窓の後進でもある士官学院VII組の面々に[[帝都ヘイムダル]]で起きる異変の解決を願い、また皇帝として勲章を贈っている。 ***閃の軌跡III 1206年7月17日、皇城《[[バルフレイム宮]]》にて行われた[[夏至祭]]初日の[[祝賀会]]では、[[リィン・シュバルツァー]]を皇城の一室へ呼び出した。自らの過去と《[[黒の史書]]》に記述された”[[帝国の呪い]]”について教え、また皇帝として若者達が運命を切り開くことを見守っている事を伝えた。 その後、オズボーン宰相と控室にいるところに呪いの”[[贄]]”となった[[アッシュ・カーバイド]]が乱入。彼がハーメルの3人目遺児である事を知ったユーゲントは、その苦しみから解放させる為、自らを撃つ様に促し、結果凶弾に倒れた。 ***閃の軌跡IV 2週間もの間、意識を失い重篤の状態にあったが、秘密裏に収容された[[クロスベル州]]の[[聖ウルスラ医科大学]]にて目を覚まし、[[ルーファス・アルバレア]]総督や[[ヴァンダイク]]元帥などの帝国の要人と面会した。またトールズ士官学院VII組の面々が医科大学へ来る事を予想しており、[[ユウナ・クロフォード]]らに《黒の史書》の記述について纏めた手紙を渡すと共に、予言が《[[巨イナル黄昏]]》の発生で終わっている事を教えた。 同大学の名医である[[レミフェリア公国]]出身の[[セイランド教授]]の手で、心臓至近に入り込んだ銃弾片の摘出手術を受ける。手術は無事成功し、《[[世界大戦]]》が停戦後、[[エレボニア皇帝]]として事態の収拾のために、帝国民の前に姿を見せた。 **&this_page()に関連する人物 [[アリエル・レンハイム]](故人・オリヴァルトの母・恋人) ---- **このページに登録されているタグ &tags_list()