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オクト=ゲネシス

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オクト=ゲネシス

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基本情報
オクト=ゲネシス
Octo-Genesis/ Genesys?
第1の《ゲネシス》 黎の軌跡より
別名 《ゲネシス》
技術種類 実験観測器
開発
製造 1150年頃?
製作者 クロード・エプスタイン
登場作品 【黎】I・II
関連 アニエス・クローデル
オクト=ゲネシスOcto-Genesis / Genesys?)は、七耀暦1150年頃にクロード・エプスタイン博士によって製作された導力器
作中では単に《ゲネシス》と呼ばれる場合が多い。

カルバード共和国編黎の軌跡」では、アニエス・クローデルがこの導力器の捜索の手伝いを《裏解決屋ヴァン・アークライドへ依頼したことから物語が動き出し、作中の様々な場面で重要な役割を担った。

概要

古代遺物(アーティファクト)の構造を解析することに成功したクロード・エプスタイン博士が製作した8つの導力器であり、原型導力器(プロトタイプ・オーブメント)とも呼ばれる。

”世界を計る”ことを目的に、導力に関する何らかの実験に用いる観測装置として用いられ、その結果の一つとして現在の個人戦術導力器によって使用される導力魔法(オーバルアーツ)を発見・利用できる形にしたた事がアニエスの所持する博士の手記に記載されている。

黎の軌跡の作中では、通常の導力器とは明らかに一線を画した超越的な能力を発現させており、その力は導力器というより、古代遺物(アーティファクト)の部類に近く、またアーティファクト同様の強固なプロテクトが備わっており、その解析は不可能である。

ヴァンのグレンデル化に大きな役割を果たしていると考えられる。

その能力は未知数であるが、第1から第7までのゲネシスは作中において、現実の様々な法則を無視して、”可能性を具現化”した事は共通している。その意味では、”世界の可能性”を利用して”奇蹟”を起こす古代遺物である七の至宝に近い。

作製者であるエプスタイン博士は没する前にゲネシスを手元から失っており、その手記の最後のページに以下の言葉を残している。


どうか《オクト=ゲネシス》を120*年までに取り戻して欲しい
さもなければ全てが終わる

クロード・エプスタイン博士の手記
「黎の軌跡」序章より

アニエスはこの言葉を知った結果、ゲネシスを集めるためにアラミス高等学校の先輩レン・ブライトに紹介されたアークライド解決事務所を訪ねる事となる。
なお、アルマータ首領ジェラール・ダンテスは、「いずれ正当な持ち主の元に集まる仕組み」と語っていたが、その真偽は定かではない。

ゲネシスの一覧

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第1のゲネシス

第1のゲネシスの発動 黎の軌跡より
アニエス・クローデルが最初に手に入れたゲネシス。

当初は首都イーディスの古物商が取り扱う商品だったが、マフィア《アルマータ》に依頼を受けた半グレ集団に強奪される。アルマータと半グレ集団の取引の最中、情報屋ジャコモ・コンテによって持ち逃げされる。

イーディス地下遺跡のジャコモの隠れ家において、霊体魔物の取り憑いたガーゴイルの石像に連動した後、薬物強化したアルマータ構成員との戦闘で、窮地に陥ったヴァンを身体を張って庇ったアニエスと共鳴する形で発動。
メアを現界させ、ヴァンが初めてグレンデル化した発端となったゲネシス。

以後、アニエスは肩掛けポーチに入れて普段より持ち歩いており、その後のグレンデル化の際に発動しているのは、この第1のゲネシスと推測される。

アークライド解決事務所龍來旅行の際には、ユメの身体にメアが取り憑いた(生体ハッキングと表現された)原因として発動した。
また、ゲネシスタワーの戦いの後は、《七十七の悪魔》の《漂白の魔王》ヴァグランツ=ザイオンの力を抑え込むに至った。

第2のゲネシス

第2のゲネシス 黎の軌跡より
マフィア《アルマータ》の実験として幹部メルキオルによって使用。
共和国北西部のクレイユ村近隣の石柱遺跡の中に設置され、既に殺害した猟兵団《アイゼンシルト》のアイーダ中隊の団員らを屍鬼化した。
また、屍鬼化した団員らを、隊長のアイーダを中核に一つに肉体融合させ、魔人に等しい存在乾きし火喰鳥アイーダ=グーラを生み出した。

アニエスの持つ手記によると、生命活動に関わる観測装置であり、ティアに代表される回復の導力魔法を発見した。その機能を何らかの手段によって反転させ、屍鬼化を引き起こしたとされる。
その後、回収されアニエスの手に渡る。

第3のゲネシス

マフィア《アルマータ》の実験として、幹部ヴィオーラアレクサンドルによって使用。
煌都ラングポート東方人街襲撃の際に用いた他、アルマータの指示を受けていた半グレらを屍鬼化させた。
最終的に、アーロン・ウェイの中の魔人《大君》を覚醒させる。
なお、かつて煌都を支配した大君が所持していたゲネシスであり、大君の没後は黒月の手で黒龍城砦にて保管されていた。

その後、回収されアニエスの手に渡る。

第4のゲネシス

マフィア《アルマータ》の実験として、首領ジェラール・ダンテスと幹部メルキオルによって使用。
遊興都市サルバッドの映画祭の最中、違法薬物を摂取した市民や観光客らを”存在を定義する仮面”を装着したシャヒーナの舞踊で操り、何らかの力を纏め、アルジュメイラホテルを丸ごと覆う金色の霊子障壁を展開した。
また、一時的にエルザイム公国の護衛官ナージェ雷獣王ウスルラグナへと変化させた。

その後、回収されアニエスの手に渡る。

第5のゲネシス

マフィア《アルマータ》の実験として、幹部メルキオルと《庭園》の金の管理人オランピアによって使用。
バーゼル理科大学デビット・キャラハン教授に人間としての肉体を捨てさせ、その意識を理科大学の中枢端末《アウローラ》によってAI(人工知能)に変換。
その後、《アウローラ》のサブ端末に設置される形で、キャラハン教授が研究していた反応兵器を実現するための演算の補助を行なっていたが、計算完了の寸前でアークライド解決事務所に阻止される。

その後、回収されてアニエスの手に渡る。

第6のゲネシス

マフィア《アルマータ》によって、旧王都オラシオンを人質にとった”デスゲーム”の審判を担う装置として使用。
ゲーム参加者のルール違反の際には、反応兵器を起爆させるトリガーとなっていた一方で、ゲームの進行に対して公平な判断基準として機能した。

その後、回収されたアニエスの手に渡る。

第7のゲネシス

共和国革命記念祭の日に、メルキオルによって首都イーディスのヴァンタイユ地区にて使用。

革命広場中央に巨大な高層構造物《ゲネシスタワー》を現出させ、首都イーディス全域に汎魔化(パンデモナイズ)を引き起こした。

なお、ゲネシスタワーの正式な名称は『第七原理観測機関 事象変換術式《ゲネシスタワー》』であり、恐らくゲネシスが「原理観測機関」であり、それを用いて世界の事象を変換し、汎魔化を発生させたと考えられる。

第8のゲネシス

黎の軌跡終了時点でアニエスが手にしていない最後のゲネシス。
黎の軌跡II -CRIMSON Sin-のあらすじにて言及されている。


名称

Octoは、ラテン語由来の8を表す接頭句。すなわち、8個のという数を現している。
Genesisは、起源、発端などの意味がある単語。また、旧約聖書の創世記を指す。
gen-という語根は、命を与える、子孫を作るなどを表す。また、家族に関係することを表す。

空の女神の司る世界に人間が介入する手段として作られた導力器の起源にして、アニエスとその先祖の家族の絆を表している?

オクト=ゲネシスに関連するキャラクター



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