スフィア・フィールド

65話~67話で登場した[[ナンバーズ]]1連ガチャ特殊ルール
設定者はDr.フェイカー



WDC決勝戦で唐突に設定されたルールであり、《スフィア・フィールド》というフィールド魔法が発動した状態でデュエルを行うというもの。
テキストの詳細は不明だが、以下の効果を持つ。


フィールド魔法
お互いのプレイヤーは、手札の同じレベルのモンスター2体をエクシーズ素材とすることで、
エクストラデッキから「No.」と名のついたモンスター1体をランダムに選び、
召喚条件を無視してエクシーズ召喚することができる。
この効果は自分のメインフェイズにのみ発動できる。
このカードの効果で特殊召喚されたモンスターにエクシーズ素材がない場合、
そのモンスターは破壊される。


要はゼアルで毎度お馴染みの「正規のエクシーズ召喚を放棄する効果を持つカード」である。

モンスターを並べる必要もない、レベルを揃える必要もない、エクシーズ素材の条件を守る必要もないと、至れり尽くせり。
何もかもが馬鹿らしくなってくる手抜きっぷりである。
あと、リアルダメージとかも発生する。*1

例によって観客は唐突に追加されたこのルールにもこれといった反応を示さなかったが、彼らを含めゼアルには脚本家の人形しかいないので気にしない方がいい。



何故このようなフィールド魔法が登場したかと言うと、「ナンバーズの入手を主軸としているのに集めたナンバーズを全然使わない」という、割と早い段階からあったゼアルへの否定的意見から逃げるためである。
「意見と向き合う」わけではないのがミソで、実際この手抜きカードによってゼアルの評価は更に落ちてしまっていた。
作中ではレベル4でランク5が呼び出されたり素材が3体必要なモンスターが2体で呼び出されたり手札を6枚捨ててナンバーズを3体並べたりと、カタルシスも何もあったものではない作業感溢れるデュエルが展開されている。

ストーリー的な意味としては、このデュエル中に吸収したナンバーズの力を使った「スフィア・フィールド砲」なる兵器でアストラル世界を攻撃するとかいう設定もあった。
これに関してもフェイカーの行動が支離滅裂*2でしかなかったため、気にしたら負けである。

なお、このスフィア・フィールド砲の一件で巻き添えを食らってしまったMr.ハートランドは、トロンと違って優しい優しい遊馬先生からも本当に気にされなかった。*3


……そもそも、何が出るかを脚本の都合でいくらでも操作できるガチャで、どうやってカタルシスを生み出すと言うのだろうか?
ぎゃろっぷはそのランダム(確定)問題に全く気付いていなかったのか、後にも同じ過ちを繰り返している


--その後ーー


後にバリアン七皇が「バリアンズ・スフィア・フィールド」なるものを生じさせている。
こちらには前述したような特殊ルールはなく、「人間世界では真の力を発揮できないバリアン七皇に真の力を発揮させるための舞台」であり、ドルベの作製した欠陥品「バリアンズ・スフィア・キューブ」を使用することで発生させる。
スフィア・フィールドと共通しているのはリアルダメージだけで、色は黄色から赤に変わっていた。

これもまた例によって詳細が不明で、人間やアストラルが他の世界でも普通に力を発揮できる中で何故バリアンだけが制限を受けるのか、スフィア・フィールドとはどんな関係なのか、他のバリアンである四悪人が人間世界で普通にデュエルできていたのは何故なのか等々、様々な謎を残したまま作品が終了している。

そしてこのバリアンズ・スフィア・フィールドもあっさり忘れ去られており、途中からは全く登場しなくなった。
終盤のミザエルに至っては力がどうこう以前に生存自体が困難な筈の月でも問題なくデュエルしていたりする*4ので、気にしてはいけないことなのだろう。







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最終更新:2020年06月24日 00:04
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*1 普段から謎の力で吹っ飛びまくっているが

*2 ハルトを救うためにハルトを苦しめる等、他多数

*3 最終的には合計2回見捨てられることになる

*4 謎の光で体の表面を覆っているような描写があった