概要
他の華道部員ごと
ギラグに洗脳されており、
遊馬達の
ナンバーズを狙う刺客となった。
ギラグの命に従い、
凌牙のウィークポイントと見做した
璃緒を人質にした上で凌牙を潰そうとしたのだが、その璃緒相手にデュエルで敗北している。
花の枝を切る音で人を眠らせるという超能力めいた力を持つが、これが元から持っていた能力なのか、
バリアンの力の影響なのかは不明。
単なるゲストキャラかと思われたが、92話で再登場。
ハートランド学園の学園祭で華道部として活動しており、
等々力の生けた花に対して私見を述べていた。そう、そういうのでいいんだよ。
登場する時はいつも着物を着ているが、これが部活動の時だけなのか、
校則違反なのかは不明。
とりあえず、あのセクハラ同然の制服を着たくないと思っていたとしても無理はない。
デュエルの腕前
《火銃花》や《烈華砲艦ナデシコ》等、機械的な植物族モンスターを使用する。
戦術は効果ダメージを中心としているようだが、凌牙とのデュエルを命じられていたこともあってか、水属性メタ効果を持つ《枯山水》も使用した。
水属性使いの璃緒が使用した《ダイヤモンド・ダスト》の効果の方がメタとして強力なのは内緒。
ゼアルキャラらしく、
初手エクシーズのためにモンスターを並べて以降は
メインデッキのモンスターを一切使用しないという単調なデュエルをさせられていた。
というか、愛華の初手は凌牙が行う
「初手エアロ・シャーク」のコピペである。
そしてこれまたゼアルキャラらしく露骨なプレイングミスを犯しており、これがなければ
普通に勝てていた。
ちなみに、以下は愛華の行わさせられた不可解なプレイングについての解説である。
デュエル自体は単調かつ非常に短いものだったのだが、それでも当然のようにミスが生じるあたり、流石はゼアルと言うべきか。
1ターン目に手札を余らせる
愛華は1ターン目に初手エクシーズを行った後に手札を1枚余らせており、これは《
RUM-バリアンズ・フォース》か《薔薇の墓標》のどちらかである。
《RUM-バリアンズ・フォース》の場合、発動していれば璃緒を更に追い詰めることも可能であったが、そのランクアップで召喚される《CX激烈華戦艦タオヤメ》の効果の関係上、一概にプレイングミスとは言えない。
尤も、本当に発動していた場合は結果的に愛華が勝っていたのだが。
《薔薇の墓標》であった場合は明確なプレイングミスであり、これをセットして発動していれば愛華は普通に勝てていた。
3ターン目に《烈華砲艦ナデシコ》の効果を発動しない
愛華は3ターン目が開始してすぐに《RUM-バリアンズ・フォース》を発動して《烈華砲艦ナデシコ》を《CX激烈華戦艦タオヤメ》にランクアップしているのだが、その前にナデシコの効果を発動していれば、次のターンで愛華は勝てていた。
一応、タオヤメの効果だけでも璃緒にトドメを刺せる見込みはあったため、ナデシコの効果を発動する必要はないと判断したのかもしれないが、どの道プレイングミスであることには何ら変わりない。
《CX激烈華戦艦タオヤメ》の効果を発動する前に《薔薇の墓標》を伏せない
タオヤメは「フィールドの
カードの数×400ダメージを相手に与える」
カードであるため、そのダメージ量を増やすためには自分からも積極的にフィールドに
カードを出すべきなのだが、愛華は手札に持っていた《薔薇の墓標》をセットしないままその効果を発動していた。
一応、《薔薇の墓標》をセットしていない状態のダメージ量でも璃緒にトドメを刺せる見込みはあった他、仮にセットしていたとしてもどの道璃緒のライフは削りきれなかったことにはなるのだが。
前述したナデシコの件もそうだが、小鳥等に無駄に尺を消費した影響で決着を焦っていたように見えなくもない。
《絶対零度》に対して《薔薇の墓標》を発動しない
璃緒の《死者蘇生》に対しては発動してダメージを与えていたのだが、何故か同ターンに発動された《絶対零度》に対しては発動していない。
もし発動していれば、その時のダメージで愛華は普通に勝てていた。
ただ、《絶対零度》がダメージステップに発動されていたとするならば、発動できない状態であったとしてもおかしくはない。
例外も多数存在する曖昧なルールであるため断言こそできないが、モンスターの攻撃力を変化させる効果を持つ《絶対零度》とは異なり、《薔薇の墓標》はダメージステップに関するルールの影響で発動できなかったと捉えることも可能で、仮にそうだとするならプレイングミスにはならないことになる。
尤も、《薔薇の墓標》の効果はダメージステップのルールとは無関係の強制効果にも見えるため、やはりよく分からない。
いずれにせよ、アニメでは
こいつがもう何年もやってるのにルールを理解していない影響でダメージステップでも制限なく
カードを発動しまくっているので、結局プレイングミス(というか構成ミス)としか言いようがないのだが。
制作者が気付いていない以上こんなことを言っても仕方ないが、遊馬が意味もなく観戦して騒ぐ尺があるなら、その分をこの不可解な現象の説明に使ってほしかったものである。
いつまで経っても初心者な遊馬はともかくとするにしても、「デュエルの天才」設定を持つ
アストラルなら指摘もできる筈であろう。
最終更新:2025年05月21日 01:38