L 脱水
備考
- 皮膚の緊張度〈ツルゴール〉
100H13
2歳の男児。2日前からの下痢と嘔吐とを主訴に来院した。傾眠傾向である。便は灰白色水様である。
この患児で予測される身体所見はどれか。
a 徐脈
b 陥没呼吸
c 血圧上昇
d 四肢の冷感
e 皮膚緊張度の亢進
× a
× b
× c
○ d
× e
正解 d
診断 嘔吐下痢症による脱水症
99F23
2歳の男児。浜辺で遊んでいるうちにぐったりして,けいれんと嘔吐とを起こしたため救急車で搬送された。昨日から家族と海水浴に来ている。患児は風邪気味であったが,昨日も海水パンツのまま日差しの強い浜辺で元気よく遊んだ。今日も朝から浜辺で遊んでいた。昼前からのどの渇きを訴えて頻繁に水を飲んでいたが,排尿はない。午後3時ころ,ぐったりして,その後けいれんを起こし,嘔吐した。来院時,呼びかけには応じるが,傾眠状態である。全身の皮膚に発赤と腫脹とを認める。体温 39.0℃。呼吸数 36/分。脈拍 128/分,整。血圧 86/50mmHg。血液所見:赤血球 430万,Hb 14.0g/dl,Ht 42%,白血球 9800。血清生化学所見:Na 135mEq/l,K 4.0mEq/l,Cl 93mEq/l。
最も適切な処置はどれか。
a 5%ブドウ糖液輸液
b 乳酸加リンゲル液輸液
c 解熱鎮痛薬投与
d 利尿薬投与
e 抗菌薬投与
× a
○ b
× c
× d
× e
正解 b
診断 熱中症
99F24
60歳の男性。2日前から発熱と下痢とが続くため,救急車で来院した。今朝から排尿は1回だけである。意識は傾眠。身長 170cm,体重 50㎏。体温 37.8℃。脈拍 120/分,整。血圧 110/86mmHg。尿所見:浸透圧 500mOsm/l(基準 50~1300),蛋白 1+,糖(-),ケトン体 3+。血液所見:赤血球 470万,Hb 15.6g/dl,Ht 46%,白血球 10000。血清生化学所見:尿素窒素 50mg/dl,クレアチニン 2.0mg/dl,AST 32単位,ALT 18単位,Na 147mEq/l,K 5.0mEq/l。CRP 2.0mg/dl。
この患者でみられるのはどれか。
a 奇脈
b 腹水
c 下腿浮腫
d 皮膚緊張低下
e 坐位での頸静脈拍動
× a
× b
× c
○ d
× e
正解 d
診断 脱水症(急性胃腸炎,急性腎不全)