アンリエット
登場作品:天冥のコンキスタ
解説
イムニスの地に存在する
怨恨の谷に住まう霊姫。
果敢にもこの地に挑んで散っていった
人間族の魂を弔っているが、自身も死霊であるが故に魂を浄化する術は持っておらず、多くの
不死者達と共に谷底に隠れ住んでいる。
その様な境遇の為、対話をした事が数える程しか無く会話下手。
控えめで温厚な性格ではあるが、守る者の為には気丈に振る舞い、その力を振るう。
これ以上の犠牲を出さない為にも近付く者に対して警告するなど他者を案ずる様な素振りも見せるが、本心では生者を引きずり込む事を望んでいる様子であり、
レジーニアにはその一見矛盾した行動について、他の
不死者達とは異なり、ひとり理性を保ってしまっているが故に孤独を感じており、仲間を求めているのでは無いかと推察されている。
多くの
不死者達と共に嘆き、互いに慰め合いながら漂い続ける日々を好んで受け入れていたが、警告に従わずに谷に侵入して平穏を乱した
クラウス達と戦うも敗れて捕らえられた。
戦いで仲間の
不死者達を失い、平穏な日々も壊されてしまった事から捕らえられた当初は意気消沈していたが、
クラウスから守護霊となる事を提案され、新たな存在理由を見つけて責を全うする事が失った仲間達への手向けにもなると言いくるめられ、契約を結んで彼の守護霊となった。
なお生前は長き歴史を持つ一族の生まれであり、みだり異性と会う事を禁じられていたらしく、自らの意思で巡り合った相手と愛を捧げ合う事に憧れを抱いている。
その様な願望からか守護霊となってからは献身的に
クラウスを守っており、彼からも頼りにされている。
レーヴァロイスとの決着がついた後は再び
聖禦の霊峰に向かう
クラウスに同行し、彼らと共に
天使陣営の長である
マルティーナを倒した。
その後は
天使達の真の支配者である
上位存在の目を誤魔化す為、ニ陣営に分かれて見せかけだけの戦いを続ける
クラウス軍において
魔族陣営側に所属、引き続き
クラウスの守護霊として彼を守っている。
雑感・考察
クリアする上で仲間にする必要は無い。
捕縛しなかった場合は死亡し、また捕縛後に生贄にしてしまう事も可能。
生死によって物語の本筋は変わらないが、生存している場合は第二部、第三部にてメインシナリオ上で会話が発生する。
縄張りである
怨恨の谷はシナリオの流れからすると一応
天使陣営の勢力圏内にあるっぽいが、第三部での描写的にも
アンリエットをはじめ
怨恨の谷の
不死者達は別に
天使陣営という訳では無い。
不死者関係の能力から
ロズリーヌと同じ
操霊師かもしれない。
(
不死者関係の職は他にも
死人使いや死霊使いなども存在するので全然関係無いかもしれない)
ゲーム上ではレベルアップ等の条件を達成する事で「彷徨える霊姫」→「主に使える守護霊」→「克己な守護霊」の順番にクラスチェンジ可能。
最終更新:2024年06月24日 21:09