小太りの貴族
解説
ユイドラを統治する貴族。
平民を見下し、街の危機にも自己保身を優先する問題ある人物。
ユイドラに魔物の大群が迫る危機的状況においても、対策を命じる
元王太子セドリックからの手紙を信用せず、誤報であった場合の損失を憂慮して動こうとしなかった。
しかし
ソフィアのビンタと煽り混じりの説得によって考えを改め、
マルク達に協力した。
性格に問題はありつつも無能という訳ではなく、戦う決断をした後は戦況の分析や簡易的な陣地の構築を的確に行い、
自らも戦場に出向いて騎士・傭兵・冒険者・平民からなる寄せ集めの軍を統率し、
ユイドラの防衛を果たした。
魔物の襲撃という一大事に
国王トキーグが何の対策もうたなかった事には流石に思うところがあったのか、
マルク達に対して革命にも可能な限り協力する事を約束した。
雑感・考察
「こいつやるじゃん」的な雰囲気が出たところで「ふん、勘違いするな」などと付けるツンデレ。
小太りのオッサンなのに。
防衛戦以降は登場しない為、その後については不明。
後の時代には
ユイドラは
工匠が治める街となっているので、どこかの段階で初代領主である
ルーデンステルグに統治者の座を譲ったと思われる。
最終更新:2024年09月08日 23:27