オセ - いまさらP3考察 @ Wiki

おせ

神話

ソロモンに封じられた72柱の魔神のうち、序列57に列名される地獄の大総裁。
3、または30の軍団を従える。
豹に変身する男性の姿、もしくは豹頭人身の異形で描かれ、召喚した者に教養･変身能力、狂気をもたらす力を与えるという。
また、オセの冠を被ると、自分が王になったと勘違いすると言われる。

原型となった神は、北欧神話の女神フレイヤの夫オーズとされる。
オーズとフレイヤの夫妻は、ときに主神オーディンとその妃フリッグと同一視されることから、オセは「オーディンの堕落した姿」とも解釈される。

性能

　初期Lv.44
　疾風斬(初期)　ポイズンミスト(初期)
　マハラギオン(習得Lv.45)　金剛発破(習得Lv.47)　勝利の息吹(習得Lv.49)
　火炎耐性　電撃弱点　闇無効

備考、その他

メガテン/ペルソナシリーズにおいては、外伝的な作品･他メディアに登場することが多い。

～偽典･女神転生～
種族は堕天使。
後述する漫画作品『真･女神転生～東京黙示録～』において描かれているオセと同一の存在で、マサカドの転生体に一度倒されて黄泉に落ちたことが語られる。
しかし、コノハナサクヤの力に触れた影響で黄泉の浅い層に留まることが出来たことに加え、大破壊のどさくさに紛れて獲得した潤沢なマグネタイトと神剣クサナギノツルギの威によって力を盛り返し、黄泉の覇権をかけてオオクニヌシ率いる国津神の勢力と抗争を繰り広げている。
オセは東京を席巻する魔王･バエルとその分霊･配下達に与しない独立勢力であり、ルートによっては主人公･葛城と共に現世に帰り協力の意思を見せる。

～真･女神転生III(マニアクス)～
物語の核心たる破局「東京受胎」を引き起こした張本人、ニヒロ機構の氷川総司令に仕える悪魔の一。
ニヒロ機構中枢部で主人公と戦うこととなる。
強烈な全体物理攻撃を得意とし、目立った弱点が存在せず、反射魔法も使ってくる等、攻守ともに隙がない。
ただしMPがさして高くなく、反射魔法の燃費の悪さも手伝って防御面ではすぐに綻びが見えてくる。

～真･女神転生-東京黙示録-～
※御祇島千明による、真･女神転生の世界観をベースとして描いたオリジナル漫画。
主人公たる相馬小次郎と対立する地獄の総統として登場。
本作における最大の敵。
様々な策略を巡らせ、コノハナサクヤの転生した姿である女性･八神咲の秘める生体マグネタイトを狙い、地上における実体化を目論む。

～真･女神転生カーン～
※柳澤一明による、真･女神転生if…の後日談的な位置づけにあるオリジナル漫画
地下世界の東京で、アザブの村の長として登場する。
人間の姿を取っているが本当の姿は悪魔で、自分に優しく接してくれた養女･ユイリに心打たれ、人間として生きていくことを決意した。それ故悪魔としての本性を封じている。
主人公･ノブ曰く「ゴトウに似ている」とのこと。

また、「豹頭人身の魔神」と聞いて、栗本薫の長編小説「グイン･サーガ」の主人公グインを想起させる人は、相当数いる模様。

関連項目

• デカラビア
• オロバス
• フォルネウス
• ベリス
• フラロウス
• エリゴール