とりすめぎすとす
公式
ストレガのタカヤの凶弾に倒れた伊織順平が、チドリの「命を放出する力」を受けて蘇生した際、ヘルメスから進化したペルソナ。
全身が燃えるような真紅で彩られ、鳥を象った頭部の仮面の嘴部分には「賢者の石」が咥えられている。
全身が燃えるような真紅で彩られ、鳥を象った頭部の仮面の嘴部分には「賢者の石」が咥えられている。
チドリが先天的に有し、ペルソナ・メーディアが備えていた自動スキル「生命の泉」を受け継いでいる為、非常にタフ。
スキル編成の微妙さから無印では敬遠されることが多いが、後日談-アイギス編-においては初期段階からこのスキルを所有している為、他のキャラよりも段違いに戦闘不能に陥る確率が低くなっている。
スキル編成の微妙さから無印では敬遠されることが多いが、後日談-アイギス編-においては初期段階からこのスキルを所有している為、他のキャラよりも段違いに戦闘不能に陥る確率が低くなっている。
神話
中世ヨーロッパにおける神秘思想や錬金術の中において描かれている伝説的な偉人。
正しくは「ヘルメス・トリスメギストス」と称し、これで「三重に(3倍)偉大なヘルメス」という意味を持つ。
魔術・哲学・薬学(化学)の複合発展形である錬金術の天才的な術者で、錬金術の詳細が記載されているエメラルド・タブレットやヘルメス文書の著者とされる。
正しくは「ヘルメス・トリスメギストス」と称し、これで「三重に(3倍)偉大なヘルメス」という意味を持つ。
魔術・哲学・薬学(化学)の複合発展形である錬金術の天才的な術者で、錬金術の詳細が記載されているエメラルド・タブレットやヘルメス文書の著者とされる。
神話におけるヘルメスの「別な姿」とも言われるが、一般的には錬金術を極め、歴史上唯一人「賢者の石を錬成した人物」と伝えられる。
神ではなく「錬金術の賢者」「あくまで人間」とされているのは、多神教を排斥してきたキリスト教会による迫害を避ける為のものである。
神ではなく「錬金術の賢者」「あくまで人間」とされているのは、多神教を排斥してきたキリスト教会による迫害を避ける為のものである。
ヘルメス・トリスメギストスはアレキサンダー大王による統治の時代、エジプトのアレクサンドリアにあった研究施設「ムセイオン」において、アリストテレス派のアルケミー(4大元素説)を唱える学者達が「ギリシャ神話の水星の神ヘルメス」と「エジプト神話の智慧と医療を司る神・トート」、錬金術(アルケミズム)における「賢人としてヘルメス」、それぞれの神格をヘレニズム(東西融合)の流れの中で同一視解釈したことで生まれた。
加えて、ギリシャ神話におけるヘルメスはローマ神話の水星の神・メリクリウスと同一視される存在である一方、北欧神話の主神・オーディンもまた水星を司る存在であるため、後にオーディンとも同一視される。
古代エジプトで神格として形作られ信仰された神である彼の存在を世に広めたのは、錬金術を実践し、医療と化学として発展させたイスラム教徒である。
その後、トリスメギストスの名はヨーロッパに渡来した。
その後、トリスメギストスの名はヨーロッパに渡来した。
ちなみに、アレキサンダーはアラビア語では「イスカンダル」と呼ぶ。
そして、彼の師匠・アリストテレスは、錬金術の基礎を作った人物。
更に、彼の師匠はプラトンで、プラトンの師匠はソクラテスである。
そして、彼の師匠・アリストテレスは、錬金術の基礎を作った人物。
更に、彼の師匠はプラトンで、プラトンの師匠はソクラテスである。
錬金術の賢者・ヘルメスは歴史上の超有名人達の弟子なのである。
備考・その他
恋愛アドベンチャーゲーム「Lの季節」シリーズでは物語のラストボス的役割を果たし、少女や男、触手を持った異形の姿で現れる。
そうした「三面性」は、現実界・幻想界それぞれの主人公と、彼らに干渉しようとするトリスメギストスの存在とリンクする部分もあるのだが。
そうした「三面性」は、現実界・幻想界それぞれの主人公と、彼らに干渉しようとするトリスメギストスの存在とリンクする部分もあるのだが。