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チムピス・ペイント

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チムピス・ペイントは『帥丙ラジカル』の登場人物。

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概要

第6話から登場する少女。主人公の帥丙が幼馴染の狩生と祖父とともに観光に来た宝林島で発見し、懐かれて家に連れ帰る。以降、チムピスは帥丙家に養子入りしてフクイ高校の女子高生として生活を送るようになる。(ただし恐ろしいことに、同行していた祖父はチムピスの姿を恐れて失踪、狩生は帥丙に拘束されて爆発し、二人ともその先全く登場しなくなる。)

元はフェイセスという世界のリキウドという村の出身で食用の家畜として扱われていたところをレプラという人物に救われ、その星の寿命が尽きたとき、レプラによって地球へと送り込まれた(彼女が帥丙に懐いたのは彼にレプラの面影を見たからだという)。そこから初登場を果たすまでの描写は具体的に記されていないが、紫色の巨人との戦いでミアンという仲間を失い、宝林島で帥丙と出会うまで一か月過ごしたようだ。紫色の巨人が何なのかは不明。ちなみに、ミアンには紫色の巨人を封印する力があった一方、チムピスにもバリアを張る特殊能力があるが、基本的にバリアはすぐ壊れるので役に立たない。戦闘力はほぼないに等しいようだ。

作者の野村は彼女をこのシリーズのヒロインであると後書きで公言している。ゆえにそれまでのメインキャラで紅一点だった勝谷はあまり目立たなくなっていく。が、だからといってチムピスが帥丙と仲を深めていくわけでもなく、二人は別々の学校に通うので、大半の場面で別々に行動している。作者はラノベジャンルで賞に応募したにもかかわらずラノベが何なのか知らず、しかも野村剛のツイートログにもあるように「萌え要素」を嫌っていたので、チムピスと帥丙の仲を深め、おろか恋愛に発展させるようなつもりは元からなかったのだろう。

それどころか、性に無頓着という設定がゆえ、実質最終話の第9話では同じクラスの久保というキモオタ男子と仲良くなって一緒に大須へ出掛け、言われるがままにハイレグ衣装のコスプレをしたり、同じ試着室で股間を触らせるようにせがまれて快諾するなど、何やらネトラレ一歩手前のような描写もある。結局のところ久保はその希望を実行に移す前に死亡するが、どちらにせよチムピスはよく言ってもラノベヒロインとしてはなかなか異質だ。

外見

作者が自らメインヒロインと明かしただけのことはあり、作中の登場人物は主人公含めどれも外見がほとんど描かれていないにもかかわらず、チムピスに限っては非常に詳細に外見の特徴が説明されている。

それによると、髪型は短髪で前頭部が白髪、後頭部の髪が薄い青色。人外の特徴として頭の左側にS字型の角が生えており、歯がすべて尖っている。また、目は黄色く、瞳孔が山羊のように平たい。それ以外では、10代のアイドルのような顔立ちであり、胸は少し膨らんでいる。帥丙の家庭に入ってからは高校に入学してクラスに溶け込むため、体格は女子高生相当のようだ。しかし、帥丙と風呂を共にするシーンでは陰毛が生えていないと明かされる。

第6話、宝林島での初登場時はボロボロの青いワンピースを身に纏い、右足の足枷から出る鎖を瓦礫に取られている。ただし、第7話冒頭の描写によると靴を履いている。高校入学後に着るようになるフクイ高校の制服は白いブレザーに蝶ネクタイと、短い黄緑のスカートで、チムピスがそれを着た姿は「まるで天使のよう」とのこと。黄緑の水玉模様の描かれたパンツを穿いているというところまで周到に描かれる。

人物

今日のラノベのトレンドである「異世界転生」とは真逆にヒロインが異世界からやってくる『帥丙ラジカル』では、最初のチムピスは日本の文明のほとんどを知らず、初めてそれらに触れる。帥丙の部屋に来ると書籍の概念を理解している様子こそ見せるものの、テレビやゲームの原理を理解できず、FPSをプレイしようとする帥丙からコントローラーを取り上げる。ちなみに『極・魔導物語』でもアルル田中一郎に対して同じようなことをしている。

フクイ高校を受験した際、事前に熱心に勉強したようだが文章が読めずに科学と数学だけ89点、それ以外が10点以下という結果を残す。校長に「電卓に育てられたのか」とキレられたが、つまり理数系科目にはひとまず長けているようだ。

関連項目

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