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連載 - トイレの花子様-24

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トイレの花子様 24 花子様のカラオケ





時は秋祭り一日目に遡る。
秋祭りの催しの一つ、カラオケ大会があった。

花「商品あるっぽいわね・・・出るしかないわ。」
男「が、がんばってくださ
花「お前も出るのよ馬鹿犬。私だけが商品のために頑張るなんておかしいでしょ?」

かくしてエントリーをし、花子様の番が回ってくる。

花「ひーざまずーいて お舐めよぉ 聖なる足♪」

アリプロの「跪いて足をお嘗め」を、超絶歌唱力で美しく、妖しく歌い上げる。
しかし、それは俺の理性を崩壊させ・・・

花「かすれた喉で 女王様とお呼びなさい♪」
男「女王様ああああああ!!!踏んで!!!踏んでくださああああああいいいい!!」
男「花子!花子様!!女王!!!女王陛下様!!!花子!花子様!!女王!!!女王陛下様!!!」
花「うるさい!!!邪魔するんじゃないわよ!!!ちょっ、やめなさい!!」

ゲンコツ一閃、俺の頭に飛来した。
俺の乱入のせいで花子様は予選敗退となってしまった。




あの駄犬のせいで、失格になってしまったじゃない・・・。
そこで、責任をとらせるべくこんな条件を出す。

花「優勝しなかったら、ロウソク攻めよ?それもSM用じゃないやつで。」

SM用ロウソクは、普通のロウソクよりも低温で溶けるようにできている。
イコール、垂らされた者が感じる熱さは弱く、焼けどしにくいのだ。だから、そうじゃない一般用を使う。

男「責任はとります・・・」

と送り出したが・・・

花「アテにはしてないけどね・・・」

そして男の番になる。

男「キミのためにー 今全てを捧げよぉー 繋いだ手を~  放さないで~♪」

花「ッ!?」

上手さは中の上くらいだけど、思わず歌詞に胸が熱くなってしまう。

男「あの日キミがくれた~ 優しささえ 無くしてしまうホド 
  歪んだこの世界で~ うつむくぅ~ そのときは~ いつでも僕がそばにいるぅから~♪」

優勝しなくても、赦してやるか。さっきの事も含めて。
結局、男も予選落ちだった。



男「すみません、予選落ちしました。」

花「い、良いわよべつに。他の参加者のレベルも高すぎるし仕方ないわ。
  ロウソク責めもナシにしてあげる」

男「えええええええええええ!!!!!アツアツのロウソク垂らしてくださいよ!!!」
花「わ、わかったわよ!青雲のロウソク垂らしまくってやるわ!!」

a.b.sの「キミノウタ」。私の感動を返しなさいよ、もう・・・。
まあ・・・

花「ホントにどうしようもないド変態な駄犬ねぇ。」
男「あああああ!!はああああああ!!!もっと言ってくださいですわん!!!」

らしいと言えばらしいわね。

こんな初日。


おわり



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