こんばんは、ハンバーグジジイの契約者です
さて、今回2回目の都市伝説との戦いなわけであるけれども、いきなり大ピンチ。
さて、今回2回目の都市伝説との戦いなわけであるけれども、いきなり大ピンチ。
「にょほほほほほ!私から逃げられると思うなあぁぁ!」
今回のお相手は歩く石像、「二ノ宮金次郎」である。こんなテンション高い人?だったのか…
「さすが有名な伝説じゃ!わしの力じゃ歯が立たん!」「つーかハンバーグ相手にぶち当てるってどう考えても弱いだろ!」
無機物相手だとハンバーグの熱さは効かないわけで。俺たちは深夜の校庭を逃げ回っています。
「さすが有名な伝説じゃ!わしの力じゃ歯が立たん!」「つーかハンバーグ相手にぶち当てるってどう考えても弱いだろ!」
無機物相手だとハンバーグの熱さは効かないわけで。俺たちは深夜の校庭を逃げ回っています。
「よそ見しないほうがいいですよ~!にょほー!」
もう某海賊団の骸骨剣士ぽいのはスルーしよう、そんなことを考えてる間にも、全力ダッシュの二ノ宮は背中の薪(石)をこっちに投げてくる。
「にょほほほほほ!にょほほほほほ!」ドカーン!バコーン!石塊が無数に飛んでくる。マジで危険。
「どうすんだ爺さん!アイツには俺たちの武器は効かねーぞ!」「ぬぅ…わしのハンバーグは108式まではあるが石は砕けん」
こんな危険な場面ではそんなネタも突っ込めません。心の中で突っ込んだところでまじめに考えてみる。
もう某海賊団の骸骨剣士ぽいのはスルーしよう、そんなことを考えてる間にも、全力ダッシュの二ノ宮は背中の薪(石)をこっちに投げてくる。
「にょほほほほほ!にょほほほほほ!」ドカーン!バコーン!石塊が無数に飛んでくる。マジで危険。
「どうすんだ爺さん!アイツには俺たちの武器は効かねーぞ!」「ぬぅ…わしのハンバーグは108式まではあるが石は砕けん」
こんな危険な場面ではそんなネタも突っ込めません。心の中で突っ込んだところでまじめに考えてみる。
二ノ宮金次郎は石像。故に熱による攻撃は効かない。それに仮に殴ったとしても石像は壊せないだろう。
…ふとあたりを見渡してみる。ここは校庭。なんか武器になりそうなもの……
……俺の目にあるものが映った。そうだ…これなら!
…ふとあたりを見渡してみる。ここは校庭。なんか武器になりそうなもの……
……俺の目にあるものが映った。そうだ…これなら!
「おい爺さん!ちょっと案が浮かんだ!これならいけるかも知れん!」「一体何をしようというんじゃ!若者!」
「にょほほほ!あなたたちのお肉が何をしようと石の私を崩せはしません!にょほ!」……今に見てろ、この石野郎が。
「にょほほほ!あなたたちのお肉が何をしようと石の私を崩せはしません!にょほ!」……今に見てろ、この石野郎が。
「…ほう、なかなかいいことを思いつくのぅ。」「これしかねぇ!一気に行くぞ!」
そうして俺たちは進行方向を変え走り出す。ある遊具に向かって。
「どこへ逃げようと同じです!今日は校庭外でも出張しますよー!」「校庭外にゃでねーよ。ここでけりをつける!」
そして俺はハンバーグを作る。ハンバーグジジイには契約したもののカロリーを消費しハンバーグを生みださせる能力があるらしい。
俺たちの目標物が近づいてくる。引き付けすぎると俺たちがぶつかる…あと少し、あと少し…
そうして俺たちは進行方向を変え走り出す。ある遊具に向かって。
「どこへ逃げようと同じです!今日は校庭外でも出張しますよー!」「校庭外にゃでねーよ。ここでけりをつける!」
そして俺はハンバーグを作る。ハンバーグジジイには契約したもののカロリーを消費しハンバーグを生みださせる能力があるらしい。
俺たちの目標物が近づいてくる。引き付けすぎると俺たちがぶつかる…あと少し、あと少し…
「いまだ爺さん!」「あいよぉ!”肉塊移動”!」爺さんの能力その2、【対象の目前にハンバーグを瞬間移動させる】
「ぬおっっぷ!」できたてのハンバーグが二ノ宮像の顔に当たる。「わぷっ、前が見えない…」
「ぬおっっぷ!」できたてのハンバーグが二ノ宮像の顔に当たる。「わぷっ、前が見えない…」
だ ご ん っ !
「ぐへぁ!」声を上げながら激突する二ノ宮像。俺たちの唯一の突破口『鉄棒』に。
長年の雨ざらしで老朽化してたらしい二ノ宮金次郎像はあっけなく崩れ落ちていった。
「…ふぅ。全く危ない野郎だぜ。」「…本来は歩くだけの無害な伝説なはずなんじゃがな…」
そう、本来は無害、なのだが、俺と爺さんの出会い、かさジジイも本来はほとんど害はない。
長年の雨ざらしで老朽化してたらしい二ノ宮金次郎像はあっけなく崩れ落ちていった。
「…ふぅ。全く危ない野郎だぜ。」「…本来は歩くだけの無害な伝説なはずなんじゃがな…」
そう、本来は無害、なのだが、俺と爺さんの出会い、かさジジイも本来はほとんど害はない。
…凶暴化、ねぇ…
都市伝説ってのは人間には理解しがたいくらいデリケートなもんが多いらしい。
俺の契約者がハンバーグ当てるだけのシンプルな伝説で本当によかったと思う。
「…?なんじゃ若者?わしの顔になんかついとるか?」…たまに普通の爺さんなんじゃないかと思う時もあるが。
俺の契約者がハンバーグ当てるだけのシンプルな伝説で本当によかったと思う。
「…?なんじゃ若者?わしの顔になんかついとるか?」…たまに普通の爺さんなんじゃないかと思う時もあるが。
~閉店~
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