「ま、こんだけあれば足りなくなることはねーだろ」
目の前のテーブルに並ぶ大量のハンバーグ。全部俺と爺さんの二人の力で作ったものだ。
あとは、食べる人が適当に盛り付けてくれれば良し。びっくり○ンキーにも劣らないメニューを用意してるぜ。
目の前のテーブルに並ぶ大量のハンバーグ。全部俺と爺さんの二人の力で作ったものだ。
あとは、食べる人が適当に盛り付けてくれれば良し。びっくり○ンキーにも劣らないメニューを用意してるぜ。
…しかし腹が減った。
食べたもののエネルギーを消費してハンバーグを作るので腹が減るのだ。
とりあえず何か食べ物をいただきに…そう思っていると。
「うーうー!ハンバーグー!」
祭りのときにハンバーグを買ってくれた少年がやってきた。
とりあえず何か食べ物をいただきに…そう思っていると。
「うーうー!ハンバーグー!」
祭りのときにハンバーグを買ってくれた少年がやってきた。
こんな少年までも、都市伝説と戦ってるのか…しかも『首塚』の一員として…
そんなことを考えたが、宴会でこんなことを考えるのは無粋か、と思ってとっぱらった。
そんなことを考えたが、宴会でこんなことを考えるのは無粋か、と思ってとっぱらった。
「よぉ少年。ハンバーグ食うか?」「うー、食べるー!お兄ちゃんのハンバーグ美味しいー!」
うむ、こうやって純粋に味で喜ばれるのは俺としても爺さんとしてもうれしいことだ。
うむ、こうやって純粋に味で喜ばれるのは俺としても爺さんとしてもうれしいことだ。
「はいよ、熱いから気をつけてな」
デミグラスソースのかかったものと醤油ソースに大根おろしののったもの。どうやら将門殿に食べさせるようだ。
二つの熱々のハンバーグの載った皿を渡すと、少年は目を輝かせうーうー言いながら喜んだ。
「…ところで少年よ。この宴会、どんな料理が出てるんだ?」
「うー…あっちゴキ○リいっぱいー!きけんー!」
デミグラスソースのかかったものと醤油ソースに大根おろしののったもの。どうやら将門殿に食べさせるようだ。
二つの熱々のハンバーグの載った皿を渡すと、少年は目を輝かせうーうー言いながら喜んだ。
「…ところで少年よ。この宴会、どんな料理が出てるんだ?」
「うー…あっちゴキ○リいっぱいー!きけんー!」
…店長…何作ってはるんですか…
「…まぁ店長の料理は全体的にスルーするに限るな、うん」「うー、ハンバーグのお兄ちゃん、知り合いー?」
まぁな、と言っておく。…あまり、知人リストに入れておきたくはないのだが…
まぁな、と言っておく。…あまり、知人リストに入れておきたくはないのだが…
「ま、とりあえず色々と見て回るか…腹が減っては決闘(いくさ)はできぬ、しな」
手に持ったデッキケースをちら、と見てから、料理探しと決闘者探しに…出陣!
手に持ったデッキケースをちら、と見てから、料理探しと決闘者探しに…出陣!
「結構好評だな、蟲たち」「…みんな、美味しくはないって言ってるみたいだけど、ね…」
店長はニイニイゼミの唐揚げをバリバリと食べながら、こっちゃんはアップルパイにぱくつきながら会話する。
ここに流れているほんわかしたムードを文字通りぶっ壊してしまいそうな男が一人。
「おー店長!これ何の素材使ったよ?口の中の刺激が程良くてうめぇじゃん」
店長はニイニイゼミの唐揚げをバリバリと食べながら、こっちゃんはアップルパイにぱくつきながら会話する。
ここに流れているほんわかしたムードを文字通りぶっ壊してしまいそうな男が一人。
「おー店長!これ何の素材使ったよ?口の中の刺激が程良くてうめぇじゃん」
…何この筋肉ダルマ…てか俺のこと知ってんのか…
「……お爺さんの契約者とさらに契約した、ベートーヴェンだと思う…」
あぁ、なるほど。あれならコロコロと外見が変わるからな。そういえばどっかで見たことある気が…
「あぁ、そいつはデンキウナギを使ったうな重、名付けて『いかずち重』だな」
「ほー、デンキウナギかぁ…ナマズのほうなら食ったこたぁあるがこんな刺激なかったがなぁ」
あぁ、なるほど。あれならコロコロと外見が変わるからな。そういえばどっかで見たことある気が…
「あぁ、そいつはデンキウナギを使ったうな重、名付けて『いかずち重』だな」
「ほー、デンキウナギかぁ…ナマズのほうなら食ったこたぁあるがこんな刺激なかったがなぁ」
…流石二次元。やってきたことが違うぜ。
ようやく思い出した憑依されてるキャラの名前を思い出したところで、その名前を呼ぼうとしたとき…
「へーい、ラ○ーン!酒飲もうぜ、酒ー!」
ノミ沢が、酔っぱらった様子で○カンに突撃した。うん、体格差もあってか微動だにしてないが。
「…弱いのに、飲むから…」
「へーい、ラ○ーン!酒飲もうぜ、酒ー!」
ノミ沢が、酔っぱらった様子で○カンに突撃した。うん、体格差もあってか微動だにしてないが。
「…弱いのに、飲むから…」
実はノミ沢、酒に弱い。そして酔うといつもからは想像もできないくらいにハジケる。
俺が成人した時の祝いの席でも飲んでえらいことになったっけな…
俺が成人した時の祝いの席でも飲んでえらいことになったっけな…
「おぅ、ノミ沢!いいぜ!どぅんどぅん飲もうぜ!」「俺たち酒飲み族!合言葉は!?」
「「宴会で飲まずして、何をしようというのか!!」」
「「宴会で飲まずして、何をしようというのか!!」」
「……」呆れた様子でため息をつくこっちゃん。
そんな彼らをほほえましく見ながら、その辺にあった日本酒を飲みながらこっちゃんがもらってきた稲荷寿司を食べる店長であった。
そんな彼らをほほえましく見ながら、その辺にあった日本酒を飲みながらこっちゃんがもらってきた稲荷寿司を食べる店長であった。
「さぁってっと、何かうまそうなもん…おや」
テーブルとかの生成も一通り終わったので料理をいただきに…と思ってうろうろしてたら、見た顔がいた。
テーブルとかの生成も一通り終わったので料理をいただきに…と思ってうろうろしてたら、見た顔がいた。
「やっほー、射的の時以来だねぇ」「あ、射的のにーちゃん…まさか『首塚』の一員だったとはな」
「おいおい、その呼び方はよしてくれ…そう呼ぶなら…」俺は一歩後ずさり、言ってやった。
「おいおい、その呼び方はよしてくれ…そう呼ぶなら…」俺は一歩後ずさり、言ってやった。
「西のシャテキングと呼べ!そう、俺はキングなのだ!」
「…ま、普通に能力的なアレで『厨二病』って呼んでくれて構わんぜ」「…はぁ」
若干惹かれてるのは気のせいではないだろうな、うん。
「キングなのー!おうさますごいのー!」「はっはっは、そうだろう、そうだろう!」
彼の契約した都市伝説であろう花子さんにウケたのでここぞという時に威張っておく。
若干惹かれてるのは気のせいではないだろうな、うん。
「キングなのー!おうさますごいのー!」「はっはっは、そうだろう、そうだろう!」
彼の契約した都市伝説であろう花子さんにウケたのでここぞという時に威張っておく。
「しかしお前も俺に劣らず射的がうまかったな」「…まぁ、昔よくやってたからな」
ここから厨二病の射的特訓の日々の話…五分くらい…めんどくさいので省略させていただく
ここから厨二病の射的特訓の日々の話…五分くらい…めんどくさいので省略させていただく
「ふむ…そうだな、お前にならこれを渡しても大丈夫だな。”盟友の救援虫”!」
俺が叫ぶとともに拳を前に突き出すと、拳の中が光る。そしてその拳を開くと…中には、一匹の小さな虫。
「みー、すごいの!マジックなのー!」「…これは?」
「危なくなったらコイツを飛ばしてくれ。いつ如何なるところだろうと俺が駆けつけて助けたるぜ」
「…何故俺に、そんなものを渡すんだ?仲間でもないのに…」青年が聞いてきたので、俺は言ってやった。
「危なくなったらコイツを飛ばしてくれ。いつ如何なるところだろうと俺が駆けつけて助けたるぜ」
「…何故俺に、そんなものを渡すんだ?仲間でもないのに…」青年が聞いてきたので、俺は言ってやった。
「何を言っている。俺たちは、共に戦った。俺たちはすでに戦友(とも)なのだよ!」
人差し指を立て、天井を指さす。決まった…完全に決まった…
「…はぁ、そいつはどうも」「ともだちなのー!けーやくしゃのあたらしいともだちなのー!」
さらに引いたような気がする花子さんの契約者と俺の周りをぐるぐると飛び回る花子さん。
「…はぁ、そいつはどうも」「ともだちなのー!けーやくしゃのあたらしいともだちなのー!」
さらに引いたような気がする花子さんの契約者と俺の周りをぐるぐると飛び回る花子さん。
…そんな光景を遠くから、見るものが二人。
「ククク…あの男…同族の匂いがする…」「『厨二病』…とか言ってたな。力として存在するのか」
「ククク…あの男…同族の匂いがする…」「『厨二病』…とか言ってたな。力として存在するのか」
その後、熱き厨二談議が交わされたとか交わされなかったとか…