○月×日 21:02 校舎外職員玄関近く
「ほら、大丈夫だ。こっちの空間までは黒い悪魔は入ってこない」
赤い靴の契約者、その黒い悪魔がこの世の何よりも嫌いであり苦手であり、恐怖の対象である
こんなものをばら撒かれては、こちらは何も行動できない
とにかく…視界内から黒い悪魔たちが消え去ってくれるまで、自分達はここで待機しているしかあるまい
こんなものをばら撒かれては、こちらは何も行動できない
とにかく…視界内から黒い悪魔たちが消え去ってくれるまで、自分達はここで待機しているしかあるまい
異空間から、空きっぱなしのマンホールを眺めながら…怯える契約者を抱きしめ、赤い靴は小さくため息をついたのだった
とぅーびー?