○月×日 23:07 視聴覚室横階段前
「13階段」が解除された
これで、先に進めるだろう
屋上へ行く手段が、出来た訳だから
これで、先に進めるだろう
屋上へ行く手段が、出来た訳だから
「急いだ方がいいな。ミサイルの発射まで、そう時間がない」
「23時の30分に発射なんだよな?…うわ、マジで時間ない!?」
「23時の30分に発射なんだよな?…うわ、マジで時間ない!?」
この学校は、バカみたいに広い
今の時間だと、急いで行って…さて、間に合うか?
今の時間だと、急いで行って…さて、間に合うか?
「…んじゃあ、あんたら、先に行っててくれ」
『…?あなたはどうなさるのですか?』
『…?あなたはどうなさるのですか?』
ザクロにそう問われ、黒服Hは肩をすくめ、笑った
「……俺は、ここでリタイヤだ。ちょいと事情があって、俺がマッドガッサーと顔合わせたら、多分相手を刺激する」
「…あぁ、確かにな」
「…あぁ、確かにな」
じとり、「13階段」に睨まれたが、気にしない事にした
…ちょっとは悪かったと思っているのだから、許して欲しいのだが
…ちょっとは悪かったと思っているのだから、許して欲しいのだが
「それと、いい加減体の痛みが限界でねぇ?悪ぃ、ジャッカロープの乳、もらえるか?」
「あ…わ、わかった」
「あ…わ、わかった」
ぴすぴす、ジャッカロープが集中し始めている
「…大丈夫ですか?その…ごめんなさい」
しょぼーん、と女装少年が黒服Hに謝ってくる
怪我をさせてしまった、という負い目があるような
気にするな、と黒服Hは笑ってやる
怪我をさせてしまった、という負い目があるような
気にするな、と黒服Hは笑ってやる
…さぁて
どうなるだろうなぁ?
どうなるだろうなぁ?
間に合うか?
間に合わないか?
…俺は舞台から降りて、見学させてもらおうか
間に合わないか?
…俺は舞台から降りて、見学させてもらおうか
そう考え…黒服Hは、口元に意地悪な笑みを浮かべるのだった
to be … ?