私の名前は、住ノ江明里。「スミノエ アカリ」と読む。
日夜、悪の組織と闘う魔法少女である。嘘だ。
本当はただ都市伝説と契約しているだけの女子高生である。
相棒はクロさん。黒くて丸くて小さいふわふわの生物である。嘘だ。
本物のクロさんは無表情なお兄さんである。クロさんとは、アレクセイ・ニコラビッチ・クロパトキン三世の略だなんてのは当然嘘だ。 本名知らないし。
知っているのは、クロさんは「組織」とかいう集団の人だということ。「組織」についてはよく知らないが、クロさんより前の私の担当だった黒服も無表情だったので皆、同じような人達なのかもしれない。
毎日、私は街に蔓延る悪を退治する為見回りを欠かさない。嘘だ。
休日の朝からそんな事していられるか。何かあれば「組織」からクロさん経由で連絡がくるんだし、わざわざ自分でさがす必要はない。
だからこうして今はゆっくりすれば良い。
日夜、悪の組織と闘う魔法少女である。嘘だ。
本当はただ都市伝説と契約しているだけの女子高生である。
相棒はクロさん。黒くて丸くて小さいふわふわの生物である。嘘だ。
本物のクロさんは無表情なお兄さんである。クロさんとは、アレクセイ・ニコラビッチ・クロパトキン三世の略だなんてのは当然嘘だ。 本名知らないし。
知っているのは、クロさんは「組織」とかいう集団の人だということ。「組織」についてはよく知らないが、クロさんより前の私の担当だった黒服も無表情だったので皆、同じような人達なのかもしれない。
毎日、私は街に蔓延る悪を退治する為見回りを欠かさない。嘘だ。
休日の朝からそんな事していられるか。何かあれば「組織」からクロさん経由で連絡がくるんだし、わざわざ自分でさがす必要はない。
だからこうして今はゆっくりすれば良い。
と、思ってたのになぁ。
私はただ道を歩いていただけなのにいきなり襲われた、なんて物騒なことがあったわけではなく、たんにクロさんに電話で呼び出されただけなのだが。
あぁ面倒臭い。
天気は快晴。傘を持って出かけよう。
私はただ道を歩いていただけなのにいきなり襲われた、なんて物騒なことがあったわけではなく、たんにクロさんに電話で呼び出されただけなのだが。
あぁ面倒臭い。
天気は快晴。傘を持って出かけよう。
「ま、待て!俺は別に裏切ったわけじゃ!」
「でも、組織の情報を余所に流していたんでしょう?それは立派な裏切りですよぉ。」
「もうしない!だから、な。見逃してくれ!」
「ダメですよぉ。喜ぶモノも嫌がるモノも徹底的に管理し、裏切るモノは決して許さない。それが組織でしょう?」
「よりによって、過激派かよ……」
「なぁに本気にしてるんですか。冗談ですよぉ。私は穏健派です。反省しているならもういいんです。
そんなに脅えないでください。」
「え?……ほんとか!?ほんとに助k「う そ ☆」…………え?」
うわぁ、阿呆面。あんな顔にはなりたくないな。ていうか、組織って過激派とか穏健派とか、派閥があったのか。はじめて知った。
「くそっ!こうなったら……」
そういえば、この男の都市伝説は「魔除けのお札」だったな。ああ、だからあんなに紙を持っているのか。
さて、そろそろ傘さそうかな。傘使わないと私のいる場所にも効果がでちゃうし。
そして、突然の土砂降り。
男の持っている紙が、水に濡れ、字がにじみ、ふやけ、くずれていく。
「え?な!何が!?え!」
「そんなに驚かないで下さいよぉ。私の能力は水を操る事なんです。雨を降らせるぐらい簡単ですよぉ。」
「なら!これでどうだあああああああああ!!!!」
あ、ナイフ。
男はあっという間に私の前まで来て、グサリと、私の腹に穴をあけた。
「でも、組織の情報を余所に流していたんでしょう?それは立派な裏切りですよぉ。」
「もうしない!だから、な。見逃してくれ!」
「ダメですよぉ。喜ぶモノも嫌がるモノも徹底的に管理し、裏切るモノは決して許さない。それが組織でしょう?」
「よりによって、過激派かよ……」
「なぁに本気にしてるんですか。冗談ですよぉ。私は穏健派です。反省しているならもういいんです。
そんなに脅えないでください。」
「え?……ほんとか!?ほんとに助k「う そ ☆」…………え?」
うわぁ、阿呆面。あんな顔にはなりたくないな。ていうか、組織って過激派とか穏健派とか、派閥があったのか。はじめて知った。
「くそっ!こうなったら……」
そういえば、この男の都市伝説は「魔除けのお札」だったな。ああ、だからあんなに紙を持っているのか。
さて、そろそろ傘さそうかな。傘使わないと私のいる場所にも効果がでちゃうし。
そして、突然の土砂降り。
男の持っている紙が、水に濡れ、字がにじみ、ふやけ、くずれていく。
「え?な!何が!?え!」
「そんなに驚かないで下さいよぉ。私の能力は水を操る事なんです。雨を降らせるぐらい簡単ですよぉ。」
「なら!これでどうだあああああああああ!!!!」
あ、ナイフ。
男はあっという間に私の前まで来て、グサリと、私の腹に穴をあけた。
嘘だ。
まあ、男がナイフを取り出したのは本当だけど、私の所に来る前に力尽きてしまったし。
そもそも、私の能力は水を操るようなモノじゃない。私の都市伝説は「ファフロツキーズ」である。本当だ。
能力はモノを降らせること。
恵みの雨を、血の雨を、槍の雨を、火の雨を、あらゆるモノを降らせる。蛙、蛭、ナイフ、果てはミサイルまで。さすがに、ミサイルは自分も巻き込まれるからやらないが。
さて、全身にナイフが刺さった男はどうしようか。まだ、息があるようだし、救急車でもよぶか。
ってわけで電話を取り出したわけではない。
「もしもーし、クロさん?終わりましたよぉ。」
これだけ言って電話をきる。後は、組織が片付けてくれるだろう。足元の大量のナイフとか。
まあ、男がナイフを取り出したのは本当だけど、私の所に来る前に力尽きてしまったし。
そもそも、私の能力は水を操るようなモノじゃない。私の都市伝説は「ファフロツキーズ」である。本当だ。
能力はモノを降らせること。
恵みの雨を、血の雨を、槍の雨を、火の雨を、あらゆるモノを降らせる。蛙、蛭、ナイフ、果てはミサイルまで。さすがに、ミサイルは自分も巻き込まれるからやらないが。
さて、全身にナイフが刺さった男はどうしようか。まだ、息があるようだし、救急車でもよぶか。
ってわけで電話を取り出したわけではない。
「もしもーし、クロさん?終わりましたよぉ。」
これだけ言って電話をきる。後は、組織が片付けてくれるだろう。足元の大量のナイフとか。
思い出すは母の笑顔。母の唯一の形見であるこの都市伝説。母は私にこんな事をさせる為にこれを残したのだろうか。娘が人殺しになることを、望んでいただろうか。
そう思うと私は悲しくなる。でも、止める事はできない。私が組織に殺されない為に。
いやまあ、嘘なんだけどね。
私、養護施設育ちだから親の顔とか知らないし。シスターの怒り顔なら思い出せるけど。
組織を裏切る気もないしね。
さぁて、今週の魔法少女アカリちゃんの悪者退治は終わり。帰って寝よぉ。
来週もリリカルマジカル頑張るか。
そう思うと私は悲しくなる。でも、止める事はできない。私が組織に殺されない為に。
いやまあ、嘘なんだけどね。
私、養護施設育ちだから親の顔とか知らないし。シスターの怒り顔なら思い出せるけど。
組織を裏切る気もないしね。
さぁて、今週の魔法少女アカリちゃんの悪者退治は終わり。帰って寝よぉ。
来週もリリカルマジカル頑張るか。
続く。嘘だ。