「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - はないちもんめ-63

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だれでも歓迎! 編集
東区公園
D「遅いですね」
あの、頭が(外見的にも中身的にも)寂しい同僚に呼ばれ来たものの、一向に姿が見えない
D「どうしましょうか・・・・・・おや?」
見ると長い金髪の女性がこちらに走ってくる
ハク「すみません、こちらからお呼びしたのに遅くなりました」
D「貴方は・・・確か」
ハク「白面金毛九尾の狐の片割れ、ハクと呼ばれております、こうしてお話しするのは初めてですね」
D「そうですね・・・確か連絡では彼が来ると聞いていたのですが・・・」
ハク「あの筋肉バ・・・失礼禿野ろ・・・彼なら「寒中水泳の時期が来た」とかほざいて海へ行きました」
心底嫌そうな顔をして言う彼女
その顔を一言で表すなら「やってらんねぇ」と言った所か
D「海・・・ですか?」
ハク「えぇ・・・海です」
D「何処の?」
ハク「北極の」


北極
禿「ウォォォォォォォォぉおっぉおぉぉぉぉぉ!!!!!」
悪夢再び
ホッキョクグマが、アザラシが、ペンギンが空を舞い筋肉が海面を駆け抜ける地獄絵図がそこにあった


D「・・・・・・・・」
酷い
余りに酷い
それでいて容易に想像できる辺りが嫌だ
痛み出した胃の辺りを押さえ項垂れる
ハク「大丈夫ですか?」
D「すいません・・・少し胃が」
ハク「気持ちはわかります、実に良くわかります・・・恐らく明後日には帰ってくるはずですよ・・・帰ってこなければ良いのに」
本当に嫌なんだろう・・・
D「あの・・・」
ハク「あぁ、失礼・・・コレが顎砕き飴の契約者の資料です」
差し出される書類を受け取り目を通す
D「何故・・・私に?」
ハク「貴方は、あの子の都市伝説ですから・・・知っておくべきかと」
言われた意味は良くわからなかったが、資料に目を走らせ続けると一つ
気になる記述を見つけた

D「これは・・・・・・」
ハク「そう、彼女が組織に入ったのは4年前・・・唯一の肉親だった父親を亡くした直後、黒服によってスカウトされたようです」
D「その父親が・・・」
ハク「えぇ、警官でした・・・・・・殺害したのは「はないちもんめの契約者」です」


学校町 とある墓地
4年・・・もう4年になる
顎砕き「必ず・・・必ず敵は取ります、どんな手を使ってでも・・・だから、見ていてください・・・父さん」

続く?

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