それは、どれくらい昔の事だっただろうか
確か、自分がまだ、子供の姿を取っていた時の事だ
確か、自分がまだ、子供の姿を取っていた時の事だ
自分はよく、そいつの後をついて回っていた
自分にかまってくる周囲の他の者達と違い、自分に興味を示してこなかった、その存在
なぜか、自分はそれに興味を持って、後をついて回っていた覚えがある
自分にかまってくる周囲の他の者達と違い、自分に興味を示してこなかった、その存在
なぜか、自分はそれに興味を持って、後をついて回っていた覚えがある
『なぁ、お前は、何ができるんだ?』
好奇心そのままに、よくそう問いかけていた覚えがある
向こうは、こちらを徹底的に無視してきていたように覚えている
他の連中がこちらを可愛がっていたから、攻撃的な手段はとれなかったのだろう
それをいい事に、自分は平気でつけまわしていた
向こうは、こちらを徹底的に無視してきていたように覚えている
他の連中がこちらを可愛がっていたから、攻撃的な手段はとれなかったのだろう
それをいい事に、自分は平気でつけまわしていた
『なぁ、お前は、何がしたいんだ?』
一度だけ、そう問いかけた事があった
いつも周りとは距離を取っていて、周りと違うことをしているようで
こいつは、何をしようとしているのだろう
そんな、好奇心から
いつも周りとは距離を取っていて、周りと違うことをしているようで
こいつは、何をしようとしているのだろう
そんな、好奇心から
この時
あれが答えてきたのは、きっと、気まぐれだったのだろう
あれが答えてきたのは、きっと、気まぐれだったのだろう
『-----奴らに、復讐を』
その、凍てついた表情、凍てついた眼差し、凍てついた声は
そう口にしながらも、その目的にすら執着できぬ凍てついた心を感じさせて
そう口にしながらも、その目的にすら執着できぬ凍てついた心を感じさせて
……あいつの心は今でも凍てついたままのだろうか、ふとした拍子に、そんな事を思い出していた
fin