1月8日 始業式 小学校校門にて
「おう」
「友・・・おはよう、久しぶりって感じじゃないわよね?」
「何だかんだでクリスマスも正月も顔合わせてたしなぁ」
色々と濃かった冬休みも終えた3学期の初日
殆どのクラスメイトとは久しぶりに顔を合わせる事になる
「友ちゃん、望ちゃん、おはよー!!!」
挨拶してきたのは比較的親しいクラスメイトの一人
私よりデカイ癖に(まぁ、私は学年最小だから仕方ないんだけど)私より子供っぽいのはどう言う事か
「おう」
「友・・・おはよう、久しぶりって感じじゃないわよね?」
「何だかんだでクリスマスも正月も顔合わせてたしなぁ」
色々と濃かった冬休みも終えた3学期の初日
殆どのクラスメイトとは久しぶりに顔を合わせる事になる
「友ちゃん、望ちゃん、おはよー!!!」
挨拶してきたのは比較的親しいクラスメイトの一人
私よりデカイ癖に(まぁ、私は学年最小だから仕方ないんだけど)私より子供っぽいのはどう言う事か
「クリスマス凄かったね!!」
「クリスマス?」
「うん!空をね、筋肉ムキムキなサンタさんが飛んでたの!!」
それって・・・
「へ、へぇ~」
「不思議な事もあるんだなぁ・・・」
「うん!」
無邪気な笑顔を前に私と友は密かに顔を見合わせる
「(なぁ・・・筋肉サンタって・・・)」
「(色々混ざってそうだけど十中八九アレね・・・組織ももう少ししっかりして欲しいわ)」
目撃者の記憶の書き換えくらいは徹底して欲しい物だ
「クリスマス?」
「うん!空をね、筋肉ムキムキなサンタさんが飛んでたの!!」
それって・・・
「へ、へぇ~」
「不思議な事もあるんだなぁ・・・」
「うん!」
無邪気な笑顔を前に私と友は密かに顔を見合わせる
「(なぁ・・・筋肉サンタって・・・)」
「(色々混ざってそうだけど十中八九アレね・・・組織ももう少ししっかりして欲しいわ)」
目撃者の記憶の書き換えくらいは徹底して欲しい物だ
「後ね、後ね、お正月にお隣の家が爆発したの!!」
「・・・爆発?」
「うん、爆発」
ばぁんってと手を広げて説明する彼女を見て頭が痛くなってきた・・・
「なぁ、爆発って・・・」
「一人思い当たるのがいるけど・・・」
「・・・爆発?」
「うん、爆発」
ばぁんってと手を広げて説明する彼女を見て頭が痛くなってきた・・・
「なぁ、爆発って・・・」
「一人思い当たるのがいるけど・・・」
某所にて
「っくしゅん!!」
「風邪―?」
鼻をすする顎砕き飴の契約者にアクマが尋ねる
「かもしれません・・・アクマさん、薬貰いますね」
「良いよ~ってソレ違う!!ソレ小麦粉!!どんな間違い?!」
「昔聞いたことがあります・・・小麦粉を鼻から吸えば皆ハッピー、独創的なアイデアがドンドン沸いて来て、疲れ等忘れられると」
「違うから!それ多分ヤバイお薬だから!!!」
「?」
「っくしゅん!!」
「風邪―?」
鼻をすする顎砕き飴の契約者にアクマが尋ねる
「かもしれません・・・アクマさん、薬貰いますね」
「良いよ~ってソレ違う!!ソレ小麦粉!!どんな間違い?!」
「昔聞いたことがあります・・・小麦粉を鼻から吸えば皆ハッピー、独創的なアイデアがドンドン沸いて来て、疲れ等忘れられると」
「違うから!それ多分ヤバイお薬だから!!!」
「?」
「違うと願いたいわ」
「相変わらず面倒ごとに巻き込まれてるのな・・・」
「何時もの事よ」
同情を含んだ視線を向けてくる友に答えつつ、今頃家でダラけているであろうもう一人の自分を思い出す
多分、アレが今一番の厄介ごとだ
「相変わらず面倒ごとに巻き込まれてるのな・・・」
「何時もの事よ」
同情を含んだ視線を向けてくる友に答えつつ、今頃家でダラけているであろうもう一人の自分を思い出す
多分、アレが今一番の厄介ごとだ
そんな事を考えているとチャイムが鳴り、それぞれ自分の席に戻る
しばらく、すると教師が入ってきて
しばらく、すると教師が入ってきて
「皆おはよう、始業式の前に転入生が居るから紹介しておこうと思う」
転入生?
「転入生?」
「・・・嫌な予感しかしないわ」
「へ?」
「入れー」
教師が呼びかけ
ドアが開き
入ってきたのは・・・
「皆さん始めまして・・・転入生の御神楽詩織です
よろしくお願いします」
転入生?
「転入生?」
「・・・嫌な予感しかしないわ」
「へ?」
「入れー」
教師が呼びかけ
ドアが開き
入ってきたのは・・・
「皆さん始めまして・・・転入生の御神楽詩織です
よろしくお願いします」
もう一人の私が転入してきた・・・
続く?