「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - はないちもんめ-72

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だれでも歓迎! 編集
「ただい・・・ま?」
学校から帰宅した私が最初に見た光景
「さて、何か言い訳はあるか?」
ソファに座ってタバコ片手に踏ん反り返っている母と
「命だけは勘弁してください!!」
床で正座・・・もとい土下座している警官の姿だった
437 名前:はないちもんめの友人 改め 新島家の日常 (代理)[] 投稿日:2010/01/31(日) 20:54:29.21 ID:9rynqd+L0
「って、叔父さんじゃないか、どうしたの?」
「あぁ、お帰り友美・・・何、この愚弟がまたご町内に御迷惑をお掛けしただけの話さ」
あぁ、またやったのか・・・
私の叔父はこの町で警官をやっているのだが・・・その、少し過激な人なので町内では割と有名だったりする
ご町内の奥様曰く
「警官が筋肉達磨相手に容赦なく発砲していた」
「パトカーから手榴弾が飛んできた」
「極道の方の方がまだ大人しい」
etc.etc.

「お前が警官になると言った時に、私は言ったな?
 『危ないから止めて置け』と・・・貴様何て言い返したか覚えてるか?
 ・・・・・・『市民を守りたいんだ』だ」
「・・・覚えてます」
「そうかそうか、覚えてるか・・・」
ゆらぁと母さんが立ち上がり胸元に手を入れた
「なら、何でその守るべき市民に迷惑かけとるんだ己はぁぁぁぁぁっ!!!!」
バンッバンッバンッ
叔父さん向けて放たれる銃弾・・・って、当たったら死んじゃいますよ、お母様
それ以前に騒音で近所迷惑です
「スミマセン!マジスミマセン!でも、仕方なかったんだよ!!兄貴とか兄貴とか筋肉とか!!あいつ等銃弾も効かねぇんだぞ!?バズーカなりロケランなり使わねぇと対抗できねぇだろうがぁぁぁっ!!!」
遂に叔父さんもキレて銃を抜いた
一体何時から我が家は無法地帯になったんだろう
ここはロアナプラじゃ無いんだよ、お二人さん

「それで、町に被害出してたら本末転倒だろうが!!」
「町には被害出した覚えねぇよ!!精々廃工場ふっ飛ばした位だ!!」
「その時点で既におかしいだろう!?それだけじゃないだろう!!正月に民家が一件爆発してるそうだな・・・何だアレは!?」
「正月は俺何もして無い!!冤罪だ!!」
「嘘付けぇっ!!お前以外に誰がやるんだ?!えぇ!?」
あぁ・・・ヤバイ
このままじゃ、巻き添え食らいかねない・・・逃げるか
「あー、私ちょっと出かけてくるわ」
「「行ってらっしゃい!!」」
二人に見送られ(?)私は当ても無く町に出ることにした
取り合えず、帰ってきたときに家が残ってれば良い
それだけが、私の望みです

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