都市伝説で10のお題 「首なしライダー」
真夜中の街中をバイクが走る
首のないライダの乗ったバイクが、爆音響かせ走り続ける
首のないライダの乗ったバイクが、爆音響かせ走り続ける
自分は、どうして首を失ったのか?
ライダーは、もう覚えていない
都市伝説と化した瞬間に、忘れてしまった
彼女は既に都市伝説と化してしまっているのだから
だから、やるべき事は、ただ一つ
ライダーは、もう覚えていない
都市伝説と化した瞬間に、忘れてしまった
彼女は既に都市伝説と化してしまっているのだから
だから、やるべき事は、ただ一つ
向かいから走ってきたバイク
しゅるり
彼女の手元から、ワイヤーが伸びて
しゅるり
彼女の手元から、ワイヤーが伸びて
------すぱぁん
正面から走ってきたバイクのライダーの首は、綺麗に切り落とされた
彼女は知らない、覚えていない
自分が、首なしライダーになってしまったのは
自分が、首なしライダーになってしまったのは
今、自分がしたように、他の首なしライダーに首を切られたからだと言う、その救いようのない事実を
