…怖がらなくてもいいのに
彼の様子に、私は笑う
彼の様子に、私は笑う
「大丈夫だよ」
「だ、だが………く、くそ、暴れるな、俺の右腕!?」
「だ、だが………く、くそ、暴れるな、俺の右腕!?」
包帯で包まれた、彼の右腕
その下で、何かの気配がうごめいている
その下で、何かの気配がうごめいている
でも、私にはわかる
大丈夫だよ
大丈夫だよ
ぎゅう、と
やや強引に、彼の右手を掴んだ
びくり、彼は小さく震えて
やや強引に、彼の右手を掴んだ
びくり、彼は小さく震えて
「……ほら、大丈夫だった」
でも、何も起こらない
彼の右腕の包帯の下では、相変わらず何かが蠢いているけれど
でも、大丈夫
彼の右腕の包帯の下では、相変わらず何かが蠢いているけれど
でも、大丈夫
「あなたの邪気眼は、私を傷つけないから。大丈夫」
あなたのその力は、悪い人を倒すためのものだから
だから、私と手をつなぐ事には、何の支障もないんだから
だから、手を繋ぐ事を怖がらないで
だから、私と手をつなぐ事には、何の支障もないんだから
だから、手を繋ぐ事を怖がらないで