アットウィキロゴ

「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

単発 - 聖夜の降臨d

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
「…どうにも、本調子が出ませんね」
学校町上空で、弟子が呟く。

「確かに…どうも騒ぎの関係で私の絶対的な神たる力が抑えられているようです…ルベルグンジ」
それにこたえる先生。その後ろでサンタの叫び声がするが気のせいだろう。
「やはり数には勝てない、のですか」「…ならば…!彼らを呼ぶまでです」
そう言って先生は祈りながら何やら唱え始める。


「私と共に生き、私と共に歩んだ心強き弟子たちよ…
信じる者はみな、人の子にあり永遠の命を持つ……再び我が元に集い命を咲かせよ!」


先生の体が光に包まれ、そこから一筋の光が飛び出し天を貫く。
そしてその光の作った雲の合間から、何人かの男が降りてくる…


その数、12人。



男たちは全員そろうと、先生の前に横一列に並び…


「この世に師匠がいる限り!」「聖夜の悪は栄えない!」
「神聖な日に舞い降りる!」「我ら配下も舞い降りる!」
「サンタが配るはプレゼント!」「我らが配るは悪を断つ矢!」
「お天道様が許しても!」「師匠が許さねば我らも許さん!」
「師匠の怒りは我らの怒り!」「善には慈悲を!悪には裁きを!」
「我らは最強天使軍!」「『クライス十二柱団』!!」


…すさまじいコンビネーションで名乗り口上を言いあげた。

「久々ですね、ペテロ、アンデレ、ゼベダイ・ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、
 アルファイ・ヤコブ、タダイ、シモン、ユダ…300年振り、ですかね」
「はい!312年5時間23分16秒ぶりでございます!」…よくもまぁ正確に覚えているものだ。暇なんだろうか?

「…師匠、お隣にいるその長細いメガネは誰でございますか?」「そういえば、まだ会ったことなかったね。紹介しよう、私の新たな契約者、『弟子 一』君だ」

「こんな頼りないのが…?」「ついにご乱心なさったか…?」「いや、もしかしたら相当なテクニシャン…」馬鹿にした言葉に交じってヤバイことが聞こえてる気がする…

「皆さん?…人はみかけで判断してはなりませんよ?」
その声に、十二柱団は黙り込み、先生のほうへと向きなおす。

「彼、弟子君は私への信心がありかつ、私が再び神となることを強く望んでいるのです。このような意思の堅いものなら私の契約者として相応しいでしょう?」
十二柱団からおおー、と驚きの声が上がる。弟子は普段先生から褒められることが少ないのだろうか、ほめられて純粋に照れている。


「さて皆さん、今回の討伐目標を言い渡します…今回の討伐目標は、ズバリ『サンタクロース』です」
「サ、サンタ…ですか?」「先生、お言葉ですがサンタとは善良な子供たちに贈り物をするという善の塊のような存在ですが…」

「まぁ現代のイメージならそうでしょう。しかしこの町には、この神聖なる日を荒らすサンタがいます。
 彼らは人の恐怖の対象を生み出し人々を恐怖させるという何とも許しがたい行為を繰り返しています」

十二柱団が顔を見合せながらざわざわと騒ぎ始める。

「よって、今回はこの、恐怖のサンタを一人残さず討伐してくるのです!」


「「「「「「「「「「「「サー、イエッサー!」」」」」」」」」」」」


号令と共に、十二柱団は一人一人学校町へと散って行く。


「…さ、弟子君。私たちは私たちでやりましょう」「……は、はい」


やっぱり先生は、すごいな。

やはりこの人が神とならねば、世界は変わらない。





タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー