「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

単発 - 任務と生きる意味

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だれでも歓迎! 編集
今回の討伐対象は葵井宇宙という男。宇宙と書いてソラと読むらしい。
変な名前だと思ったが、討伐対象の中には天使と書いてエンジェルと読む人もいたし、案外普通なのかもしれない。
僕には名前が無いので、そのあたりの事はよく分からないのだ。

「言い訳とか聴いてくれないかねぇ」
「無理です」
この男は突然組織の黒服に対して攻撃をしたらしいが、いちいち討伐対象の事情など聞いている暇は無い。
組織には過労死しそうな黒服だっているのだ。
「お前、俺の都市伝説が何か知ってるのか?」
討伐対象の問いに黙って首をふる。渡された資料に書いてあったのかもしれないが、読むのを忘れていた。
「そうか。それなら、教えてやろう。俺の都市伝説は四次元ババアだ。
 問答無用で敵を異空間に閉じ込める能力だ。4時44分にしか使えないがな!!」
わざわざ能力を教えてくれたのは親切ではないだろう。今は5時半。自棄になっているだけだ。

「殺すなら殺せよこの野郎!!」
半泣きになっている。そんなに死にたくないのだろうか。
殺せと言われても僕の能力はしばらく僕を見てくれないと発動できないのだから仕様が無い。
と思っていたら、どうやら条件が満たされたようだ。
僕の、いや、僕達の都市伝説、「クリネックスティシューのCM」は自分を一定時間見た相手を殺す事が可能になる能力を持つ。
強力な都市伝説である。ただ、この都市伝説の契約者も一月もせずに死ぬが。
あ、討伐対象が倒れた。心筋梗塞か脳梗塞か原因不明の病か、とにかく死んだようだ。
あんな風にいつか僕も死ぬ。怖くは無い。
この都市伝説と契約する為だけに育てられた子供達。この都市伝説で組織の為に戦い、組織の為に死ぬ、それが唯一の幸せだと信じて。
さて、そろそろ帰るとしよう。僕が後何日で死ぬかは分からないが、それまでにたくさん組織の為に働かなくては。それ以外に僕が生きる意味など無いのだし。







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