…その、かすかな泣き声に
大樹は気付き、しかし、何も言わずに、静かに望の頭を撫で続けた
大樹は気付き、しかし、何も言わずに、静かに望の頭を撫で続けた
……どうか、一人で背負い続けないで欲しい
大樹は、そう願わずに入られない
大樹は、そう願わずに入られない
望が背負ってしまった罪は、あまりにも大きすぎる
……しかし
償えない罪など存在しない
大樹は、そう考える
……しかし
償えない罪など存在しない
大樹は、そう考える
……だから
自分が、望の罪を、一緒に背負おう
罪の償いを、手伝っていこう
大樹は、そう考えるのだ
自分が、望の罪を、一緒に背負おう
罪の償いを、手伝っていこう
大樹は、そう考えるのだ
たとえ、世界の全てが望を許さなかったとしても
自分が、望を許そう
望を護ると決めた時から、大樹はずっと、そう考え続けている
自分が、望を許そう
望を護ると決めた時から、大樹はずっと、そう考え続けている
「私は、いつまでも……あなたの傍で、あなたを護り続けます。いつまでも………あなたの助けになれるよう………傍に、いますからね」
小さく、大樹はそう呟く
罪に押しつぶされそうならば、ずっと傍に居て、護り続けよう
慰め続けよう
罪に押しつぶされそうならば、ずっと傍に居て、護り続けよう
慰め続けよう
それが、せめて、自分にできる事だから
to be … ?