ふらふらと、街を彷徨うマクスウェル
…大切なものを、一瞬で奪われてしまった悲しみ
それが、彼女の心を不安定にする
エーテルから託されたジェラルミンケースを、ぎゅう、と抱きしめて
ふらふら、ふらふらと、街を彷徨っていた
それが、彼女の心を不安定にする
エーテルから託されたジェラルミンケースを、ぎゅう、と抱きしめて
ふらふら、ふらふらと、街を彷徨っていた
……そんな時だった
「……マクスウェル、ちゃん……?」
聞き覚えのある声
顔をあげると…やはり、そこには、覚えのある顔の青年がいた
顔をあげると…やはり、そこには、覚えのある顔の青年がいた
「ど、どうしたの?君が、街に出ているなんて……それに、泣いて……」
青年が、慌てて駆け寄ってくる
褐色の肌に、黒い髪と瞳の青年
褐色の肌に、黒い髪と瞳の青年
……D-No.0の親衛隊が一人
D-No.4………ディラン・ドランスフィールド
D-No.4………ディラン・ドランスフィールド
大柄で、毛がふさふさとした猫を抱えているディラン
心配そうにマクスウェルに駆け寄り、顔を覗き込んでくる
心配そうにマクスウェルに駆け寄り、顔を覗き込んでくる
「どうしたの?……何か、あったの…?」
「………っ」
「………っ」
ボロボロと
さらに、マクスウェルの大きな瞳から、涙が溢れ出る
さらに、マクスウェルの大きな瞳から、涙が溢れ出る
この状況で、久々に再会した知り合い
…彼もまた、エーテルの事を知っている
…彼もまた、エーテルの事を知っている
「…………ッ、エーテル、が…………」
声を詰まらせながらも、状況を伝えようとするマクスウェル
そんなマクスウェルを、ディランはおろおろと慰めようとしていて
そんなマクスウェルを、ディランはおろおろと慰めようとしていて
………にゃあ、と
ディランが抱いている大柄な猫が、マクスウェルを見つめて、鳴いた
ディランが抱いている大柄な猫が、マクスウェルを見つめて、鳴いた
to be … ?