アットウィキロゴ

「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

犬神憑きと怪人アンサー-04j

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
学園祭も終幕。
キャンプファイヤーが燃え、花火が上がっている。
生徒たちでごった返す中、紗奈は事前に決めておいた待ち合わせ場所へ向かい――人気のないそこで待つ、紗江の姿を見つけた。
「ごめんね、待った?」
「ううん、大丈夫。今来たところだから」
紗奈の姿を見て、ほっとしたように小さく笑う紗江。

小さいころから変わらない、大好きな姉の笑みだった。

ドォォン…

「花火、綺麗だね…」
「うん。学校で花火が見れるなんて思ってなかったから、去年見た時はびっくりしたよ」
「あはは、そうだね」

小さいころから、何をするにも一緒だった。
大切な家族であり、かけがえのない半身。
大人しかった姉を守るのが自分にとって当たり前だった。
合気道を習い始めたのだって、少しでも姉を守れるようにと思ったからだ。

それなのに――いつからか、姉の様子が変わり始めた。

思っているだけじゃ足りなくて、大好きだって伝えたくて口に出すけれど、一瞬泣き出しそうな顔をすることがあった。
自分と離れるのを嫌がるようになった。

…私だって、一人は嫌。一人になんてなりたくない。
紗江ちゃんを置いてなんて、どこにも行けない。

大丈夫だよ、と伝えるように、紗江の手をぎゅっと握る。

ドォォン…と、最後の花火が上がった。

続く…?

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー