さて
ドクターによって、水着(女物)を着せられそうになっていた犬メイド、バスカル
ドクターによって、水着(女物)を着せられそうになっていた犬メイド、バスカル
しかし
ここに、救世主が駆けつけた!!!
ここに、救世主が駆けつけた!!!
「乙女、無事か!?」
「……げ、ヘンリー!?」
「……げ、ヘンリー!?」
聞こえてきた声に、あからさまに嫌そうな顔をするバスカル
そう、この声はまさに…歩く国際問題、「教会」お抱えのユニコーン契約者、ヘンリーのもの
何故、あの男がここに!?
そう、この声はまさに…歩く国際問題、「教会」お抱えのユニコーン契約者、ヘンリーのもの
何故、あの男がここに!?
嫌そうな顔をしているバスカルに対し
ドクターは、酷く冷静な様子で
ドクターは、酷く冷静な様子で
「…と、言うか、更衣室の外で何をしているのかね?」
……と
更衣室の外から声をかけてきていたヘンリーに、そう返す
更衣室及び近辺にに他に客がいなかったからいいものを、色々と変質者一歩手前の状態である、ヘンリーは
更衣室の外から声をかけてきていたヘンリーに、そう返す
更衣室及び近辺にに他に客がいなかったからいいものを、色々と変質者一歩手前の状態である、ヘンリーは
「いや、乙女の危機を感じて駆けつけてはみたんだが。女子更衣室に男が入っちゃ駄目だろう」
「無駄に紳士っ!?っつか、俺を助けてくれるっつー意思があるんだったら、扉蹴破ってでも入って来い!?」
「いやいや、扉壊すとか施設の人に迷惑だし……ってか、二人とも、今の格好は?」
「僕もこのメイド君も、ほぼ全裸だが」
「駄目だ、余計に入る訳にはっ!!」
「捨てろぉおおお!!!捨てちまえっ!!そんな紳士魂(ジェントルマンソウル)っ!!!」
「無駄に紳士っ!?っつか、俺を助けてくれるっつー意思があるんだったら、扉蹴破ってでも入って来い!?」
「いやいや、扉壊すとか施設の人に迷惑だし……ってか、二人とも、今の格好は?」
「僕もこのメイド君も、ほぼ全裸だが」
「駄目だ、余計に入る訳にはっ!!」
「捨てろぉおおお!!!捨てちまえっ!!そんな紳士魂(ジェントルマンソウル)っ!!!」
他に誰もいないのをいい事に、盛大にコント状態である
…ヘンリーのこの性格、地なのか、それとも彼の親代わりであったシスター・ドリスの影響なのか
処女厨である事以外、微妙に紳士でまともだから困る
いっそ、それ以外も突き抜けた変態ならば、もっと扱いやすいのだが
…ヘンリーのこの性格、地なのか、それとも彼の親代わりであったシスター・ドリスの影響なのか
処女厨である事以外、微妙に紳士でまともだから困る
いっそ、それ以外も突き抜けた変態ならば、もっと扱いやすいのだが
「……ん?ところで、何でお前、こんなところに来てるんだ」
と
ふと、冷静になって、ヘンリーに尋ねるバスカル
ヘンリーの性格やら普段の行動を考えると、こういうアミューズメントパークに姿を現すとは思えないのだが……?
ふと、冷静になって、ヘンリーに尋ねるバスカル
ヘンリーの性格やら普段の行動を考えると、こういうアミューズメントパークに姿を現すとは思えないのだが……?
「あぁ、ボスの仕事の手伝い。ここの施設、最近妙な事が起きているらしいから。都市伝説絡みかもしれないんで、調べに」
「……………は??」
「……………は??」
ヘンリーの、その返答に
ぽかんとするバスカルと、やや厳しい表情をするドクター
ぽかんとするバスカルと、やや厳しい表情をするドクター
「妙な事?一体、どんな事かね?」
「あぁ、死人怪我人が出たとか、そう言うのじゃないんだ。ただ………」
「あぁ、死人怪我人が出たとか、そう言うのじゃないんだ。ただ………」
ドクターの問いかけに、ヘンリーが答えようとした、その時
バスカルが、呂布を探す為に施設内に張り巡らせていた、「耳」が
複数の悲鳴を、聞きつけたのだった
複数の悲鳴を、聞きつけたのだった
to be … ?