アットウィキロゴ

「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 夢幻泡影-22b

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
まさか
まさかだった

(裂邪>お前・・・俺を騙してたのか?

地上の日向はここでは暗く
地上の日陰はここでは明るい
現世とは真逆の、この真っ暗な世界を歩く俺は、そうシェイドに問うた

つい先程
授業が終わり、帰路についた俺は、都市伝説の気配を察知し、そこに向かった
戦いは終わっていたが、そこには俺の弟・・・正義と、その仲間の姿と

小学6年生の時、シェイドが殺したはずだった「下水道に棲む白いワニ」の姿があった

(裂邪>何故、アレを生かしたんだ?
(シェイド>簡単ナ事ダ。戦意ガ感ジラレナカッタ
(裂邪>それも嘘だろ?あの時はずっとそうだったじゃねぇか!
    「のっぺらぼう」、「口裂け女」、「太郎くん」・・・
    どいつもこいつも戦う気が殺げたとしても、全員お前が影の中に引きずり込んだ!
    だがお前は1度だけ・・・あの1度だけ白ワニを見逃した! 何故だ!?

一通り吠えついたが、シェイドはただ黙って突っ立っていた
それが、どこか悲しげに見えて

(裂邪>・・・何だよ?
(シェイド>オ前モ・・・今マデ気ガカリダッタノデハナイノカ?
(裂邪>ッ!?

 ・・・気づかれていたか
確かに、あの一件は俺も後悔していた
当時は微塵も考えちゃいなかったが、心のどこかでは罪を感じていた
そして、あの時既に知っていたのかもしれない
あの白ワニは無害になった、と

(シェイド>・・・裂邪?
(裂邪>いや、いい・・・ありがとう

シェイドと目も合わせず―――あいつに目なんてないけど―――、俺は黒い道を歩き出した

(シェイド>コレデ少シハ、弟ト仲良クヤレルンジャナイカ?
(裂邪>・・・俺には、あいつに許される資格なんて無い

これまでも、これからも
俺は罪を背負い続ける
いつかは、償ってみせる
 ・・・でも


俺に、罪が償えるだろうか?







元の世界に戻り、玄関の扉を開け、

(裂邪>ただいまー

靴を脱いで、俺は自分の部屋に戻ろうとした
と、その時

(正義>ただいまぁ!

丁度、正義が帰ってきた
こいつの声・・・飾り気のない、純粋で元気な声を聞いたのは、久しぶりな気がする
ま、俺には関係の無いことだ
階段を上がり、ミナワの元へ行こうとしたが

(正義>あ、『アニキ』!ただいま!

―――――― 瞬間、時、止まって

(裂邪>はァ!?

奴は、大変なものを奪っていきました
俺の度肝ですorz

   ...END

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー