トイレの花子様 13
花「ちょっと駄犬、買い物行くわよ。」
男「いってらっしy痛い!!!」
花「お前も来るのよ、下僕らしく荷物持ちをしなさい!頭が悪くてもできるでしょ?」
男「わーうれしいなー。何買うんですか?」
花「私の浴衣よ。時期から察しなさいよ…ホント馬鹿ねぇ。」
男「わぁ!!嬉しいなあああああ!!!!!!よし行こう!今すぐ行こう!!」
花「じゃあコレ着けなさい。」
男「いってらっしy痛い!!!」
花「お前も来るのよ、下僕らしく荷物持ちをしなさい!頭が悪くてもできるでしょ?」
男「わーうれしいなー。何買うんですか?」
花「私の浴衣よ。時期から察しなさいよ…ホント馬鹿ねぇ。」
男「わぁ!!嬉しいなあああああ!!!!!!よし行こう!今すぐ行こう!!」
花「じゃあコレ着けなさい。」
かちゃかちゃ
男「こ、これは?」
花「首輪よ!それも犬用のね。
SM用首輪って、実は首が痛まないように角が丸められたり、表面処理がキレイ過ぎたりするのよ。」
男「かけ違えてチョイきつめのチョーカー 外したいのに金縛り何ゆえだろう?」
花「トートに牙を隠して♪また分かりにくいネタをつかうわね。」
男「チョーカーっつうか首輪ですけど。チョイどころかかなりキツイですけど。
そしてそう言いつつネタの通じる花子様ダイスキ!!」
花「ネタが通じるのも、お前が私を好きなのも当然よ。じゃあ行くわよ。」
男「はい。って痛い!?」
花「返事は【ワン】でしょ?おバカなワンちゃん…」
最後の囁きだけで昇天してしまいそうでした。
花「首輪よ!それも犬用のね。
SM用首輪って、実は首が痛まないように角が丸められたり、表面処理がキレイ過ぎたりするのよ。」
男「かけ違えてチョイきつめのチョーカー 外したいのに金縛り何ゆえだろう?」
花「トートに牙を隠して♪また分かりにくいネタをつかうわね。」
男「チョーカーっつうか首輪ですけど。チョイどころかかなりキツイですけど。
そしてそう言いつつネタの通じる花子様ダイスキ!!」
花「ネタが通じるのも、お前が私を好きなのも当然よ。じゃあ行くわよ。」
男「はい。って痛い!?」
花「返事は【ワン】でしょ?おバカなワンちゃん…」
最後の囁きだけで昇天してしまいそうでした。
花子様は都市伝説ながら一般人でも視認できる。
もともとは俺やごく少数の人にしか見えなかったのだが、訓練の末、今のように見えるようになった。
というのも、花子様が攻殻機●隊にハマった時に「この光学迷彩って良いわね…」とあの装備に憧れたためである。
ただ、元から見えないので光学迷彩のON・OFFの再現ができないと嘆き、より確かな実体化を目指したのだ。
それから一週間、会うたびにそのDVDを見ながら特訓をした結果、今のようになった。
まあ、おかげで買い物に行ったりしても、「食べ物が急に消える」「商品が浮く」と騒がれなくて済むのだが…
もともとは俺やごく少数の人にしか見えなかったのだが、訓練の末、今のように見えるようになった。
というのも、花子様が攻殻機●隊にハマった時に「この光学迷彩って良いわね…」とあの装備に憧れたためである。
ただ、元から見えないので光学迷彩のON・OFFの再現ができないと嘆き、より確かな実体化を目指したのだ。
それから一週間、会うたびにそのDVDを見ながら特訓をした結果、今のようになった。
まあ、おかげで買い物に行ったりしても、「食べ物が急に消える」「商品が浮く」と騒がれなくて済むのだが…
一般客(ヒソヒソ…首輪つけてる…そういうプレイ?うわー)
家族連れ(あっ君:ママーあのお兄さん首輪着けてるよー犬なの?)
(母:あっ君、見ちゃいけません。)
(父:良いなあ、あんな若くてキレイなコに…じゅるり)
(母:お家に帰ったらKILLしてあげるわねアナタ♪)
JK(うわあ、M?どM?)
家族連れ(あっ君:ママーあのお兄さん首輪着けてるよー犬なの?)
(母:あっ君、見ちゃいけません。)
(父:良いなあ、あんな若くてキレイなコに…じゅるり)
(母:お家に帰ったらKILLしてあげるわねアナタ♪)
JK(うわあ、M?どM?)
…そう、鎖なんかで繋がれてないとはいえ、周りの視線が痛い。
ただ、そんな大衆の声も花子様は楽しんでいるみたいだし、
過剰な中傷や、花子様の性格を疑う声は花子様の妖美で怖い一睨みで黙らせてるので、慣れると悪くない。
ただ、そんな大衆の声も花子様は楽しんでいるみたいだし、
過剰な中傷や、花子様の性格を疑う声は花子様の妖美で怖い一睨みで黙らせてるので、慣れると悪くない。
そんなこんなで浴衣コーナーに来た俺達だ。
花子様は気に入った浴衣を数着持って試着室に入っていく。
この待ち時間は凄いドキドキタイムだった。花子様が出てくるのが楽しみでしかたない。
ただ、女モノ浴衣コーナーの前で首輪をつけた男子が立っているというのは、非常に怪しくて仕方ない。
周りの目は痛いし、いつ変態騒ぎになって捕まるか、別な意味でドキドキもしたが。
そう考えているとカーテンが開いた。
そこには、日本の夏の風情と美しさが擬人化したような女性がいた。
花子様は気に入った浴衣を数着持って試着室に入っていく。
この待ち時間は凄いドキドキタイムだった。花子様が出てくるのが楽しみでしかたない。
ただ、女モノ浴衣コーナーの前で首輪をつけた男子が立っているというのは、非常に怪しくて仕方ない。
周りの目は痛いし、いつ変態騒ぎになって捕まるか、別な意味でドキドキもしたが。
そう考えているとカーテンが開いた。
そこには、日本の夏の風情と美しさが擬人化したような女性がいた。
花「どうかしら?」
黒い布地に赤と金で蝶が上品に描かれた浴衣。花子様のSな雰囲気とピッタリで妖しい魅力があった。
見とれて何も言えない俺の様子が感想を代弁したのを読み取り、満足気に次の浴衣の着替えを始める。
見とれて何も言えない俺の様子が感想を代弁したのを読み取り、満足気に次の浴衣の着替えを始める。
次の浴衣に着替えた花子様が現れるのを待つ間、恐れていたことが起きた
警備員「キミ、ここは女物のコーナーだよ。何やってるのかな?」
やっぱりか。まあ仕方ないわな。
男「あ、カノジョの浴衣選びにつき合わされてるんです。」
警備員はやや険しい顔をして、花子様にカーテン越しに確認をとる。
警備員「あのーすみません。このデパートの警備の者ですが。」
花子様はカーテンと壁(?)の間から顔を出す。
花「なにか?」
警備員「先ほどから貴女の更衣室の前でこちらの男がずっと立っているのですが…」
花「さっき本人が言ってたでしょ?私の馬鹿で従順なツレよ。
心配してくれるのと仕事熱心なのは認めるけど、私達の時間を邪魔するのは感心しないわね。」
明らかに不機嫌で、敵意を向けて言う。
警備「そ、それは失礼いたしました。」
そういって一礼して警備員は去った。
花子様はカーテンと壁(?)の間から顔を出す。
花「なにか?」
警備員「先ほどから貴女の更衣室の前でこちらの男がずっと立っているのですが…」
花「さっき本人が言ってたでしょ?私の馬鹿で従順なツレよ。
心配してくれるのと仕事熱心なのは認めるけど、私達の時間を邪魔するのは感心しないわね。」
明らかに不機嫌で、敵意を向けて言う。
警備「そ、それは失礼いたしました。」
そういって一礼して警備員は去った。
ワインレッドの鮮やかな浴衣、淡い水色の浴衣等々試着した結果、最初の黒いのに落ち着いた。
少し値段は張るが花子様がメイドから貰ったというお金で事足りた。
途中、警備員とかいう邪魔が入って嫌な思いはしたが、花子様の浴衣ファッションショーを独占できたからよしとしよう。
それに花子様もいつものキャラをややはずれ気味にウキウキしていたようだし。
他に色々と買い込み、全ての荷物(推定10キロ)を俺1人で持ち帰路に着いた。
少し値段は張るが花子様がメイドから貰ったというお金で事足りた。
途中、警備員とかいう邪魔が入って嫌な思いはしたが、花子様の浴衣ファッションショーを独占できたからよしとしよう。
それに花子様もいつものキャラをややはずれ気味にウキウキしていたようだし。
他に色々と買い込み、全ての荷物(推定10キロ)を俺1人で持ち帰路に着いた。
家に着き荷物を置くと花子様が口を開く。
花「更衣室で警備員に声をかけられた時、私のことをカノジョって言ったわよね?」
男「言いましたねえ。痛い!?なんで!?」
花「カノジョだなんて、私をお前と対等に見るなんて馬鹿じゃない?女王様が、とかご主人様とか言いなさいよ!」
男「な、そんな、恥ずかしいこと
花「カノジョの方が恥ずかしいわよ!!あ…」
男「…」
花「…馬鹿犬!!!」
いつかぶりの廻し蹴りががががが
男「ハープーン!!!!」
花「更衣室で警備員に声をかけられた時、私のことをカノジョって言ったわよね?」
男「言いましたねえ。痛い!?なんで!?」
花「カノジョだなんて、私をお前と対等に見るなんて馬鹿じゃない?女王様が、とかご主人様とか言いなさいよ!」
男「な、そんな、恥ずかしいこと
花「カノジョの方が恥ずかしいわよ!!あ…」
男「…」
花「…馬鹿犬!!!」
いつかぶりの廻し蹴りががががが
男「ハープーン!!!!」