天倉姉妹は、「組織」所属の門条 天地と、彼の友人であり、一部界隈から「仲介者」と呼ばれている玄宗 直希と出会い、「組織」の、また、姉妹の担当の黒服の情報を提供してもらった。
その時に二人から『何かあったら連絡するように』と携帯番号を渡され、自分達も携帯番号を書いて二人へと差し出した。
その時に二人から『何かあったら連絡するように』と携帯番号を渡され、自分達も携帯番号を書いて二人へと差し出した。
…今は、その帰り。
「……黒服さんとは、まだ連絡つかないんだよね?」
「…うん。掛かってこないし、こっちから掛けても繋がらない…」
先日の件以来、担当からの電話が掛かってくる事はなく…こちらから連絡を取ろうとしても電話が繋がらない、そんな状態だった。
「……黒服さんとは、まだ連絡つかないんだよね?」
「…うん。掛かってこないし、こっちから掛けても繋がらない…」
先日の件以来、担当からの電話が掛かってくる事はなく…こちらから連絡を取ろうとしても電話が繋がらない、そんな状態だった。
紗奈は、学園祭の時に姿を見かけた二人と知り合い、彼らが強い信頼で結ばれているのを感じ、さらに二人と携帯番号まで交換できた事で、普段なら
『学園祭の時の二人と知り合えたよばんざーいww』
『養う=同棲フラグキター!』
『あの二人と携帯番号の交換できたとか、これ夢じゃないよね……!?』
等と妄想やらで内心盛り上がっている所なのだが、天地から聞かされた、担当の黒服の不穏な情報も相まってそんな気分になれず漠然とした不安を感じていた。
『学園祭の時の二人と知り合えたよばんざーいww』
『養う=同棲フラグキター!』
『あの二人と携帯番号の交換できたとか、これ夢じゃないよね……!?』
等と妄想やらで内心盛り上がっている所なのだが、天地から聞かされた、担当の黒服の不穏な情報も相まってそんな気分になれず漠然とした不安を感じていた。
紗江は、紗奈が何となく不安を感じている事に気付き、内心で決意を固める。
(天地さんは、担当の黒服さんが担当した契約者が、不審な死や疾走を遂げるのはしょっちゅう。あの人が非人道的な人体実験をして死なせたんだろう、って言われてるって、言ってた)
(天地さんは、担当の黒服さんが担当した契約者が、不審な死や疾走を遂げるのはしょっちゅう。あの人が非人道的な人体実験をして死なせたんだろう、って言われてるって、言ってた)
もし、担当の黒服が両親や、今は学校町を離れて暮らしている従兄や、紗奈に何かしたら……
(私が、殺す)
続く…?