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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

犬神憑きと怪人アンサー-13b

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匿名ユーザー

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フェアリーモートの前で待つ獄門寺と花子さんの姿を見つけた。

「あ、獄門寺くーん」
紗奈が手を振る。花子さんが手を振り返してくれた。
「御免、待った?」
「…いや…待っては、いないが」

獄門寺が徹とユキに視線を向けている事に気付き、紗江が口を開く。
「あ、この人は、私達の従兄で…」
「白峰 徹だ、よろしく。それと…」
「お初にお目にかかります。主様と契約しております、ユキと申します」
「…はじめまして。獄門寺 龍一です」
「み、花子さんなの」

簡単に挨拶を済ませ、店内に入ることにした。

……店員さんの制服が…なんというか、凄い。
学園祭であっさりと堕天使エロメイドを着た紗奈も、さすがにあの制服を着る勇気はない…最も、ここでバイトする等と言おうものなら紗江に猛反対される事だろう。
逆の立場に立ったとしても、自分も紗江を止める事は確実だ。

獄門寺がくれたチケットは限定販売されている物ではなく、店員が身内にだけ配るような物だったらしい。
奥の席を希望したら、すんなりとその希望は通された。
一般人には姿が見えない花子さんとユキを壁際の席に座らせる。
これで、他の客や店員達からもよく見えないはずだ。

紗江はモンブラン、紗奈はフルーツパフェ、徹は抹茶ケーキを注文した。
注文してからしばらくして、ケーキやパフェ等が運ばれてくる。

「美味しいねー」
「うん!本当に来れて良かったよー」
会話しながらも徹とユキのやり取りを時々羨ましそうに見ている紗江と、平常心を装う紗奈。
そんな二人の様子は置いておいて、デザートは好評だった。

「獄門寺君、獄門寺君は、ここでアルバイトしてる……翼さん、だっけ。その人から、チケットをもらったんだよね?」
紗奈が獄門寺に尋ねる。

「厨房の方で、主にデザートを担当している、と話していた」
「そっか。お礼言いたかったけど、ちょっと無理かな」
「……どうだろうな」

獄門寺が、厨房に続く入り口に視線を向けた。
それにつられる様に紗奈も厨房に続く入り口に視線を向ける。
さっきから頻繁に店員が出入りしていて忙しそうだ。
店内も満席状態。
翼さん、すごく忙しいんだろうな、と考えていると、獄門寺が花子さんの口元についたクリームを拭ってやるのが見えた。

仲の良い兄妹みたいだな、と思いながら何気なく厨房の入り口に視線を向けた。

そこから、この店の制服を着た翼が他の店員に手を引かれて出てきた。
……しかし、翼は店員の制止を振り切って店の奥へと逃亡。
直後、何かを盛大に殴り飛ばす音がこっちにまで聞こえてきた。

後に残されたのは
(翼さんの……女装が…!学園祭の時から見たかった女装が見れた…!
 すっごく似合ってた……綺麗だったなぁ…)
と降ってわいた幸せを噛みしめる紗奈と
(い……今のって…女装?
 ……紗奈ちゃんのクラスの小鳥遊君みたいに…女装するように言われてるのかな…?)
最初は驚いていたものの、紗奈のクラスの、男性なのだが女子の制服を着ている小鳥遊君のように女装するように店の方から言われている人なのか?と受け入れている紗江と、呆然としている徹とユキだった。

続く…?

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