「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

単発 - 煙の刺客

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我々は情報提供を目的とした集団である。我々はあらゆる人、都市伝説、地域、集団等の情報を集める。そして、求められれば、顧客情報以外のあらゆる情報を提供する。
その際、我々は顧客の人、都市伝説、年齢、人種、身分等で差別をしない。我々はただ金によってのみ客を見る。
ただそれだけの集団が「組織」に襲撃されるなど、想像もしていなかった。

「組織」が来るという情報は知っていた。話し合いで解決出来ると思っていた。来る理由も知っていたから、和解出来ると信じていた。
来たのは、一人の少女だった。まだ小学校も卒業していないような、幼い少女。我々の情報にはない契約者だった。
我々はまず不安になった。こんな子供と話し合いが出来るだろうか、と。
しかし考えてみれば、我々三十人近い契約者集団(そのうち半数が情報収集特化型であるが)にたった一人の少女だけを送り込むわけがない。
おそらくこの少女は、間違ってはやく来てしまったとかそんな理由で、後から黒服が来るだろう、そう考えた。
それでも念のため少女を調べておこうかと、目をむける。
すると、少女は紙飛行機を飛ばしていた。攻撃かと身構えつつ、紙飛行機の都市伝説などあっただろうかと疑問に思った瞬間、紙飛行機の後から煙が出現し、我々を包み込む。
煙幕かと瞬時に判断し、他の契約者からの攻撃に注意するよう指示をする。また、少女の動向も調べさせようとし、息が上手く出来ない事に気が付く。
「煙を、すう、な……ケム、トレイル……だ……。」
誰が言ったかはわからない。私も仲間も皆、死んでしまったのだから。

とある集団の滅亡から数十分後、一人の泣きそうな少女のそばに黒服の男が現れた。
「今回の任務はこれで終わりです。お疲れ様でした。」
「あの、あの人達は、何をしたんですか?」
「悪事を働く人間に情報を教えました。再三の警告にもかかわらず止めなかったため、強行手段にでました。以上です。」
「で、でもっ、殺すことはなかったんじゃ。」
「必要があったから殺したのです。さあ、もうお帰り下さい。私は後始末をしなければなりません。それと、こちら今月の生活費です。」
「…………ありがとう、ございます。……さようなら。」

少女がいなくなった後、ため息をつく黒服の携帯がなりだした。
「はいもしもし、……ええ、はい任務は問題なく終わりました。……私の言ったとおり、あの子は有能でしょう?…………はい……大丈夫です。『組織』に反抗的な態度は、全くありません。
 …………ええ、ですから。……はい大丈夫です。……ええ、……あの子を、殺さないでやってください。」







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