「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

単発 - 第六感

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『私メリーさん。今、バス停にいるの』
「・・・・・・・・・」
 ・・・久しぶりに携帯電話がなったと思ったら『私メリーさん』とかふざけてるの?
それはいいとして・・・さて、イタズラか?本物か?
まぁいい。それは背後に立たれてから考えるとしよう。


『私メリーさん。今・・・貴方の後ろにいるの』
私はターゲットの後ろに立つ。
ターゲットは振り向かない。おそらくイタズラだと思っているのだろう。
私はナイフを抜き、ターゲットの男へ―――
・・・男の背中にナイフが突き刺さろうとした直後、彼は『振り向かないまま』私の攻撃を避ける。


勢いが止まらなかったのか、受身をしそこなって思いっきり顔から地面に叩きつけられた人形を見ながら俺は携帯電話を弄る。それにしても、本物だったか・・・。めんどくせぇ・・・。


痛い痛い痛い。
顔がメッチャ痛い。
まさか視覚で確認もされずに避けられるとは思わなかった。
おかげで地面に顔からモロに突っ込んでしまったじゃないか。
別にあいつのせいではないと思うが誰かのせいにしないとやってられない。
私は少しの間顔を抑えて悶絶した後、再び立ち上がりターゲットに向かう。
助走をつけて飛び上がり、ターゲットへとナイフを構える。
当然ターゲットは腕で頭を庇うが・・・
それが命取りだ。
次の瞬間私はターゲットの背後に移動する。一度『後ろにいる』ことを相手に伝えた今、別に携帯を通さなくてもこの行為は可能だ。
ターゲットは完全に前からの攻撃のみを防ぐ体制になっている。
つまり後ろからは完全に無防備。都市伝説として、少女をギリギリ刺し殺す程度の力しか持ってない私でも男一人に十分致命傷になるダメージを与えられる。
そして再びナイフを背中・・・心臓の付近に突き刺そうとして・・・私の手からナイフがなくなる。
消えたナイフは宙を舞っている。そして目の前の男の体制から考えておそらくナイフを蹴り上げられたのだろう。
何故?最初の攻撃は一度後ろにいることを伝えてからの攻撃だから見なくとも避けれないことはないだろうが・・・何故この完全に不意をついた状態の自分の行動についてこられる?
その思考は宙に舞うナイフを掴み、こちらへ構え突くという男の攻撃によって永遠に中断させられた・・・―――


「来たよー」
「おぉ、ちょうどいい。今終わったところだ」
先ほど電話で後始末をさせるために呼んだ友が現れる。
相変わらず明るく話す奴だ。
「どれ?」
「コイツコイツ」
俺はそう言ってメリーさん・・・いや、今はもうただの人形になっているようだ
で、その人形を指す
「さて、どうやって消そう」
「人体発火現象で消し炭に――とか?」
「あれはもう使ったから一週間は使えない。てかそもそも人じゃなくて人形だし」
「じゃぁどうするんだよ」
「・・・『タイムマシンの作成者』に頼んで時限の狭間にでも落としてきてもらうよ」
「あぁ、それがいいな。頼んだぞー」
「――ところで男」
さっきまでかなり軽い口調だった友が急に重い口調に切り替わる。
「そろそろボクの組織に入らないか?別に常に支配下においておくわけじゃないし・・・」
また勧誘か
「だから前から何度も言ってるだろ?例え一時的にでも支配下に置かれるとかが大嫌いなんだ俺は」
「だよね~」
重い口調だった友はまた軽い口調に戻る
「まぁでももし入りたくなったら言ってよ。歓迎するからさ」
「永遠にないだろうが一応わかった」
「それじゃ、じゃーねー」
「あぁ、またなー」
友は片手で人形をつかみ、片手を思いっきり振りながら去っていく・・・。元メリーさんの人形のせいで軽くホラーな気がしないでもない。

自分の友人と別れた男は帰り始める。
できるだけ都市伝説にあうことがないよう、願いながら・・・――







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