男が歩く
其の度何かが消える
其の度何かが消える
男が歩く
人が 動物が 木が 建物が
揺らぎ歪み消えていく
人が 動物が 木が 建物が
揺らぎ歪み消えていく
彼は一人の元人間
契約した都市伝説に飲み込まれた、元人間
契約した都市伝説に飲み込まれた、元人間
「さぁ」
男が口を開く
男が口を開く
彼が契約した都市伝説は誰もが知っている
人がある日忽然と消える謎の現象
人がある日忽然と消える謎の現象
「お前らも」
抗うことも、防ぐことすら出来ないそれを、人々は恐れこういった
「こちらへ来る時が来た」
『神隠し』、と