駅前のとある喫茶店にて。
「あ……紗江ちゃん、紗奈ちゃん、ちょっと待っててくれる?」
バイトを終えた帰り際、紗江と紗奈は緩くウェーブがかかった腰辺りまで伸ばした茶髪と、優しげな表情が印象的な女性――ここの店長である神田 美晴から声を掛けられた。
バイトを終えた帰り際、紗江と紗奈は緩くウェーブがかかった腰辺りまで伸ばした茶髪と、優しげな表情が印象的な女性――ここの店長である神田 美晴から声を掛けられた。
「はい、これ私からのクリスマスプレゼント」
手渡されたのは、可愛らしくラッピングされたお菓子の詰め合わせセット。
そういえば、美晴が他の店員達にも何か渡していた事を思い出す。
「わぁ……可愛い…」
「ありがとうございます」
手渡されたのは、可愛らしくラッピングされたお菓子の詰め合わせセット。
そういえば、美晴が他の店員達にも何か渡していた事を思い出す。
「わぁ……可愛い…」
「ありがとうございます」
雪が降り、色とりどりのイルミネーションに彩られた街中を、マンションに向かって歩く。
寒いし……恋人らしい事もしたかったし、隣を歩く紗江の腕にぎゅっとしがみ付く。
「マンションに着くまで、こうしていていい…?」
「……うん……あったかい…」
触れ合う互いの体温が温かかった。
寒いし……恋人らしい事もしたかったし、隣を歩く紗江の腕にぎゅっとしがみ付く。
「マンションに着くまで、こうしていていい…?」
「……うん……あったかい…」
触れ合う互いの体温が温かかった。
元幽霊マンションの2階、左から2番目の壁の前に立ち、部屋の鍵を取り出す紗奈。
そのまま鍵穴に鍵を差し込もうとして…コートの袖をくいくいと引っ張られた。
「――ん?紗江ちゃん、どうし「……メリークリスマス」
紗江の方に顔を向けた瞬間、紗江の顔が近付いて――唇に、柔らかな感触が残った。
そのまま鍵穴に鍵を差し込もうとして…コートの袖をくいくいと引っ張られた。
「――ん?紗江ちゃん、どうし「……メリークリスマス」
紗江の方に顔を向けた瞬間、紗江の顔が近付いて――唇に、柔らかな感触が残った。
真っ赤に染まった顔で、素早く辺りを見回す。
「………メリークリスマス」
人通りが無いことを確認し、にこにこ微笑んでいる紗江に、お返しとばかりに口づけた。
「………メリークリスマス」
人通りが無いことを確認し、にこにこ微笑んでいる紗江に、お返しとばかりに口づけた。
続く…?