いくら竹刀を振ったとて、真剣で戦えるかは分からない。
しかし、何もしないよりは良いだろうと、俺は剣道を始めた。
俺の家は、それなりに由緒ある家系である。家は広いし、金もある。
そして、親父の部屋にある刀。
刀それ自体はたいした物じゃない。ってか模造刀だし。重要なのはその刀には都市伝説がついている事。
祖父の持ち帰ったソレは親父の物となり、そして次期当主(予定)の俺の物となる。
だから、
しかし、何もしないよりは良いだろうと、俺は剣道を始めた。
俺の家は、それなりに由緒ある家系である。家は広いし、金もある。
そして、親父の部屋にある刀。
刀それ自体はたいした物じゃない。ってか模造刀だし。重要なのはその刀には都市伝説がついている事。
祖父の持ち帰ったソレは親父の物となり、そして次期当主(予定)の俺の物となる。
だから、
だから……
「だから、」
「ここで死ぬわけにはいかないんだよおおおぉぉぉぉ!!!」
「ここで死ぬわけにはいかないんだよおおおぉぉぉぉ!!!」
俺の横にはイタチのような生物。こいつは、まあいい。
問題なのは、俺を追いかけてくる男だ。
都市伝説「ベッドの下の殺人鬼」…………たぶん。
「待てやこらぁ!」
「待ったは殺すだろが!」
「だから、わいが助けたるゆうとるやんか」
待てと言ったのは当然、ベッドの下の殺人鬼。断ったのは俺。そして最後が、俺の隣を飛んでいるイタチ。
都市伝説と戦うなら都市伝説と契約を。都市伝説を知る者なら(一部を除いて)常識だ。持っている竹刀で応戦などできはしない。
だが、だ。
「断る!契約はしない!」
「なんでやねん!?このままやと殺されるで!!」
「お前と契約したら、他と契約できなくなるじゃないか!」
そう、契約には容量が必要だ。そして俺の容量は、親父のあの刀とぎりぎり契約できる程度らしい。
あの刀を俺が受け継ぐ為には、契約などできない!
「今死んだら意味無いやんか!」
「俺はどうすればあああぁぁぁぁ!!?」
「さっさと契約せんかアホ!!」
「ハッハッハッ!そんな逃げるしかできない腰抜け、契約したところで役に立つか!」
追いかけてくるベッドの下の殺人鬼が、何か言って、
何か言って
何か……言って、
「おい、イタチ、契約するぞ……」
「い、イタチ?ええけど、何やいきなり?あんな嫌がっとったのに。」
奴と戦う為、それ以外に契約するのにどんな理由があろう。俺は今、戦わなければならない。
「バカだアホだとはよく言われる。愚図だ間抜けだと言われようと気にしゃしない。負け犬だと後ろ指さされても構わない。
だが!この王隠堂竹光、臆病者だと思われるのは我慢ならん!!」
俺は振り返り、持っていた布袋から竹刀を取り出し、殺人鬼に向ける。
「行くぞ!」
そう言って俺は、殺人鬼「のいる方向」に竹刀を振るう。
竹刀の先から出る、漫画のような飛ぶ斬撃。風の刃。
「グギャ」
変な言葉をはいて、殺人鬼の首が飛ぶ。
「二度と俺を腰抜けと呼ぶな!」
「もう死んどるがな」
俺が今契約したイタチの正体は鎌鼬。鎌鼬だからってイタチの姿なのは安直すぎやしないだろうか。
いや、そんな事は今はどうでもいい!
「おいイタチ!今すぐ契約解除だ!」
「嫌や。何でせっかく見つけた契約者逃がさなあかんねん。」
「お前の都合なんか知るか!解約しろ!」
「わいかてあんさんの都合なんか知らんがな。」
「契約破棄だ!」
「いーややー」
問題なのは、俺を追いかけてくる男だ。
都市伝説「ベッドの下の殺人鬼」…………たぶん。
「待てやこらぁ!」
「待ったは殺すだろが!」
「だから、わいが助けたるゆうとるやんか」
待てと言ったのは当然、ベッドの下の殺人鬼。断ったのは俺。そして最後が、俺の隣を飛んでいるイタチ。
都市伝説と戦うなら都市伝説と契約を。都市伝説を知る者なら(一部を除いて)常識だ。持っている竹刀で応戦などできはしない。
だが、だ。
「断る!契約はしない!」
「なんでやねん!?このままやと殺されるで!!」
「お前と契約したら、他と契約できなくなるじゃないか!」
そう、契約には容量が必要だ。そして俺の容量は、親父のあの刀とぎりぎり契約できる程度らしい。
あの刀を俺が受け継ぐ為には、契約などできない!
「今死んだら意味無いやんか!」
「俺はどうすればあああぁぁぁぁ!!?」
「さっさと契約せんかアホ!!」
「ハッハッハッ!そんな逃げるしかできない腰抜け、契約したところで役に立つか!」
追いかけてくるベッドの下の殺人鬼が、何か言って、
何か言って
何か……言って、
「おい、イタチ、契約するぞ……」
「い、イタチ?ええけど、何やいきなり?あんな嫌がっとったのに。」
奴と戦う為、それ以外に契約するのにどんな理由があろう。俺は今、戦わなければならない。
「バカだアホだとはよく言われる。愚図だ間抜けだと言われようと気にしゃしない。負け犬だと後ろ指さされても構わない。
だが!この王隠堂竹光、臆病者だと思われるのは我慢ならん!!」
俺は振り返り、持っていた布袋から竹刀を取り出し、殺人鬼に向ける。
「行くぞ!」
そう言って俺は、殺人鬼「のいる方向」に竹刀を振るう。
竹刀の先から出る、漫画のような飛ぶ斬撃。風の刃。
「グギャ」
変な言葉をはいて、殺人鬼の首が飛ぶ。
「二度と俺を腰抜けと呼ぶな!」
「もう死んどるがな」
俺が今契約したイタチの正体は鎌鼬。鎌鼬だからってイタチの姿なのは安直すぎやしないだろうか。
いや、そんな事は今はどうでもいい!
「おいイタチ!今すぐ契約解除だ!」
「嫌や。何でせっかく見つけた契約者逃がさなあかんねん。」
「お前の都合なんか知るか!解約しろ!」
「わいかてあんさんの都合なんか知らんがな。」
「契約破棄だ!」
「いーややー」
俺が親父からあの刀を貰うまでに、このイタチをどうにかできるだろうか
終